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【製作年 : 2010年代 抽出】 >> 製作年レビュー統計
1. 最強のふたり 《ネタバレ》 フィリップとドリスのやりとりが最大の魅力。 首から下が不随という生きていく上で困難を極める状況のなか、コメディータッチで登場人物たちを巻き込んでいく自由奔放なドリスのキャラクターが光る、いかにもフランスらしい上質な大人の作品に仕上がっている。 もちろん映画ゆえに介護の面倒くさい部分は大幅に削られており、実話がベースといってもあくまで夢物語ではある。 いったん辞めて他の人が雇われる展開は良かった。 こうあるべき、という常識に囚われない柔軟な思考や行動こそが大切なんだと思い出させてくれる。[CS・衛星(字幕)] 7点(2017-02-14 19:53:13)(良:1票) 《改行有》 2. ザ・ウォーク 《ネタバレ》 綱渡りを始めるまでがともかくも長い。テンポの良し悪しじゃなくて、もっと短くできんかったのか。 肝心の綱渡りは、CGとは思えないほどリアルで素晴らしい。すこし高所恐怖症なので、400mの高さにはかなりビビった。 クラシックが流れるなど、「静」の表現をうまく使っており、魅せ方には感心させられる。 主人公はすぐ興奮しちゃようなイマドキの若王子風。もうちょっと大人のテイストが良かったな。[CS・衛星(字幕)] 6点(2020-01-20 22:01:22)《改行有》 3. 聖の青春 《ネタバレ》 イチ将棋ファンであった私は、当時の鬼気迫る勝ちっぷりと、A級在位のままの死去という村山氏の姿を映像をリアルタイムに覚えている。 だから彼の人となりを見てもらうには、映画ではなくドキュメンタリーを鑑賞すれば良い。この作品はあくまで脚色をされた装飾作品だ。 そんな建前は置いておいて、役作りに励んだ松山ケンイチと東出名人がモノマネとしてうまく表現している。特に東出昌大のほうは、対局姿がもう羽生に見えて仕方がないほど作りこまれていて、大いに笑える。 あのころの将棋界は棋士たちに人間らしい個性があって、とても楽しかった。この映画でもいろいろな脇役たちがいるが、棋士たちをはじめ関係者がよほど指導したのであろう苦労が垣間見れて良い。しかし、ナナダンではなくシチダンと読むのが通例だし、2時間以上あって、長い。[CS・衛星(邦画)] 5点(2022-01-17 05:57:08)《改行有》 4. サラリーマンNEO 劇場版(笑) わざわざ劇場にお金を払って見に行くほどではない。 「サラリーマンよ、リスクを恐れずに攻めていけ」というメッセージは良いが、テレビ版のような毒気は失せている。長編ドラマは時間が長く感じた。[CS・衛星(邦画)] 3点(2013-05-13 05:57:29)《改行有》
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