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【製作年 : 1990年代 抽出】 >> 製作年レビュー統計
1. 3-4X10月 ソナチネの原型ということか。ストーリーのつながりはあまりうまくない。絵はいいね。[映画館(邦画)] 6点(2012-09-11 16:14:04) 2. 39 刑法第三十九条 《ネタバレ》 作品全体に漂う陰鬱さはこの映画の最たる特徴で、それが一応功を奏していると言えるが、少々くどい。それが他のレビューに散見されるような「声が聞き取りづらい」とか「単調」という感想につながる。また、画面の揺れや極端なシャロウフォーカス、スローモーション、暗転などの演出はわざとらしく、安っぽい。二時間ドラマのような印象はそのせいである。「家族ゲーム」の光は感じられない。辛うじてカフカの母親が用意する異常な分量の料理にその片鱗が見られる程度である。「家族ゲーム」も然り、食べ物で気持ち悪さや不快感を催させるのにかけては一級といえよう。肝心の内容は、一応うまくまとまっている。柴田の回想するシーンから気付いてしまったが、なかなか面白い。ただ押し入った際に妻が既に死んでいた、という結論はどうか。妻を殺したのが彼ではないことはすぐ分かるであろうし、妻が生きていたら殺していないのだろうか。話の結論からして妻は殺さないであろうが、そうすると詐病について明らかな齟齬をきたす。脚本での一番の難点。ところでキャストの堤の欄はネタバレではないだろうか。ちょっと危うい。[DVD(邦画)] 6点(2010-09-11 01:35:29)(良:1票) 3. さらば、わが愛/覇王別姫 歴史物としては完璧に近いというか、重みが半端じゃないです。冒頭とラストがあまりうまくつながっていないような気がします。ついでに言うと覇王別姫というのになぞらえるつもりだったなら、あの構成はうまくないのでは……。それ以外は文句のつけようがないです。レスリー・チャンも最高でしたが、彼の子役も十分妖艶さを放ってました。[DVD(字幕)] 9点(2008-05-20 00:17:05) 4. 34丁目の奇跡(1994) 可もなく不可もなく。ファミリー映画としては良く出来ていますが、法廷シーンでは意味不明な流れでなぜか傷害事件がサンタクロースの証明問題になるという無理矢理感がどうしても気になりました。でも夢があっていい映画ですね。[DVD(字幕)] 5点(2008-01-13 00:24:00)
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