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【製作年 : 1990年代 抽出】 >> 製作年レビュー統計
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21.  39 刑法第三十九条 この監督は、トーンを前もって頭で作りすぎているのではないか。その分、映画が萎縮してしまっているような気がする。鑑定医がことさらおどおどしているのが、演出上の“発明”なのかもしれないけど、意味ありげな小細工という印象を持たされてしまい、ここらへんが萎縮感。たしかに精神障害だからすぐに責任能力がないというのは、裏返された差別であり、そこらへんを突くのはいいんだけれども、今度は一方的に被害者の側からのみ眺めるってのでは進歩がない。無垢でもバケモンでもない精神障害者像を描き出すのが芸術の仕事であろう。樹木希林が意外とよくない。[映画館(邦画)] 5点(2008-12-08 09:33:50)

22.  ザ・ハリケーン(1999) 本や手紙といった文字の力、の話。一過性の救出運動があり、しかしそれはすぐに飽きられ、でも本は漂い続けて読まれるべき読者のもとに運ばれていく。そういう意味では希望の話だが、またこれは騒いでいたときに売れた本が真の読者に出会えなかったという苦みも含んでいるわけで。そして場所も歳も離れた者の間で手紙=文字が交換されていく。撒かれた希望の種としての書物。白人への憎悪が融けていくあたりは類型的だが、再審請求が何度も却下され希望を持つこと自体を恐れるようになるあたりはグッときた。D・ワシントンだと、最初っから無実に見えてしまうのが問題。いつも思うんだけど、アメリカの監獄の自由に電話できる権利って、どうして日本では許されないのか。[映画館(字幕)] 7点(2008-09-20 12:09:43)(良:2票)

23.  最愛の夏 台湾の基隆と言えば孝候賢の世界だが、それもそのはずでこの監督、彼の助監督してた人だそう。盲目の親、知的障害のある弟、肝臓を病んでる父、それにヤクザも絡んでとすごい設定なのに、17歳の少女のサラサラとした一夏の淡い恋物語に仕上がっている。もうほとんど歌謡曲の題材から(窓から港が見える)、これだけの充実した時間を紡ぎ出せるのが、台湾映画の恐ろしさだ。細かいエピソードを羅列して土台を固めてから、少し離れて顛末を語っていく。ラストの泣かせも爽やかにキマった。カラオケのシーン、メロディは「松の木小唄」だったな。[映画館(字幕)] 8点(2008-09-08 09:37:50)

24.  ザ・カップ 夢のアンテナ チベット仏教・ワールドカップ・懐中時計、の三題噺といった趣き。この無関係そうな三題がぴたりとハマっている。映画の根本にあるのは、ヨーロッパ映画によくあった「寄宿舎の悪童もの」で、プロット的にはさして珍しくないが、やっぱり映画ではあまりお目にかかれぬブータンの風俗が目を引く。黄と赤の取り合わせが美しい。仏教の儀式と、サッカーの祭典が対置される。レンタルテレビの設営までの興奮が、しだいに自責の念によって覚めていくあたりの、少年心理のうつろいが見どころか。[映画館(字幕)] 6点(2008-08-19 10:55:59)

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