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【製作年 : 2000年代 抽出】 >> 製作年レビュー統計
21. サイドカーに犬 《ネタバレ》 人は環境が変わることで、成長することがある。慣れてしまった日常と違った世界観や価値観に接する機会が人を成長させる。実は堕落する場合もあるんだけど、それは本人次第。それを旅行しながら見せるのがロードムービーってやつですが、10歳の夏にご飯を作りに来たヨーコさんとの出会いは薫ちゃんにとって、さながら家に居ながらのロードムービーの始まりだった。両親との暮らしの中で見て来た家庭の習慣が、唯一の正解ではないことに気付かされる。カレー用の皿に麦チョコを入れても怒る人はいないし、コーラを飲んでも歯は溶けないのである。あの年齢の子供にとって、これは実は大事件だと思う。ヨーコさんは決して道徳的な人じゃないけど、自分に正直に、ある意味自由に、そして誠実に生きている。それを感じることは、100の道徳を諭されるより意味がある。薫ちゃんはヨーコさんとのコンタクトにそんな意義を本能的に感じとっていたのだと思う。目の当たりにした母とヨーコさんの肉弾戦は、良くも悪くも大人の女の世界を垣間見させ、ヨーコさんはいなくなった。自転車に乗れるようになった10歳の夏。それは爽やかな風のように通り過ぎ、ヨーコさんは薫ちゃんにとって特別な存在になった。最小限の表情変化で微妙な心情を表現していた松本花奈と、形容が難しい微妙な大人の女を演じきった竹内結子に拍手。[CS・衛星(邦画)] 8点(2009-01-20 17:24:52)(良:1票) 22. ザ・リング2 《ネタバレ》 ビデオ映像を介した死の伝播というオリジナルがなくなり、ただの悪霊憑依とエクソシズム映画になってしまった。ストーリー運びも散漫で怖さが伝わってこない。[DVD(字幕)] 3点(2008-12-09 14:28:41) 23. ザ・シューター/極大射程 《ネタバレ》 最後の「必殺仕事人」も含めて無駄なシーンがなく、ストーリーがダレずに楽しめました。あえて言うなら、この主人公は強すぎて誰かにやられる感じがしなかったです。もう少し弱いところがあっても良かったかな。女に弱いとか(笑)。それにしてもアメリカって国は、自国の組織や体制をこき下ろすのが好きですね。この映画では軍人と上院議員が悪いことをしてましたが、映画のネタにするためにあらゆる組織を悪者にしてます。例えば映画に出てくるCIAは半分以上が悪企みの巣窟って描写ですよ。日本にも公務を行う組織の不正や非道を描いた映画はあるけれど、あくまで特定の人が悪いことをしている印象で組織体自体を批判してはいない。こんなことで米国民は不安にならないのだろうか? それともたくさん税金を使う奴らが貶められていい気分なんだろうか?[CS・衛星(字幕)] 6点(2008-12-03 15:07:19) 24. 殺人の追憶 評価高いですね。緊張感を持って展開するストーリーは悪くなかったですが、自分は韓国の田舎の風情や文化の違いを味わっていた感がありました。登場人物はニッポン人と似たような顔をしてますが、やっぱり外国ですね。[DVD(字幕)] 6点(2008-10-06 01:15:30) 25. 最後の恋、初めての恋 お姉さん役のシュー・ジンレイが良かったです。 撮影スタッフに知人がいて、その苦労話に感銘をうけたこともあって+1点。[DVD(字幕)] 7点(2008-10-06 00:36:41)《改行有》 26. 座頭市(2003) 面白かったです。殺陣のシャープさや血の飛び散り方が斬新でした。勝新の座頭市とは別のものになっていて、作った意味ありますね。[DVD(邦画)] 7点(2008-09-03 03:18:46)
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