みんなのシネマレビュー |
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1. 3022 《ネタバレ》 低予算映画ではあると思うのですが、映像的にそこまで安っぽいわけでもなく、一定程度の雰囲気は保っているなと感じました。 祖国地球が爆発してなくなってしまう事態に、残されたクルーはどうしていくのかと思いきやどんちゃん騒ぎしてしまうので そこが残念だなと言いますか、米国映画の難しさだと思いました。 おそらく作り手は「惑星ソラリス」なんかを意識してると思うのですが、あそこまで深淵に行けるわけもなく かといってエンタメ的にも物足りなく中途半端な印象です。 いっそどんちゃん騒ぎもなくして主人公のおっちゃんの葛藤一人語りで全編占められるみたいなんでも良かったと思います。[インターネット(吹替)] 5点(2024-11-15 12:10:08)《改行有》 2. ザ・マミー(2017) 《ネタバレ》 宣伝文句に、ギレルモ・デル・トロ監督絶賛と書いてあったんですが、 本作を鑑賞していてギレルモ監督の「パンズ・ラビリンス」を思い出しました。 あの作品も、主人公の女の子が辛い現実から逃れるために空想の世界に思いを馳せていたと思うのですが、 本作もそのストーリーラインだなと。麻薬戦争なんてものが繰り広げられるメキシコの厳しい現実の前に、 女の子は空想の世界以外に逃げ込むしかなかったのでしょう。 子供達が暮らす廃墟みたいなところは不思議と美しさも感じられ、燃えるグランドピアノであったり 水の溜まり場にいる色とりどりの魚たちであったりと退廃の美みたいなものを演出してましたね。 小さい子供が銃をぶちかましてたり、その犠牲になったりする様は観ていて辛いものがありますね。[インターネット(字幕)] 6点(2024-09-06 16:45:18)《改行有》 3. ザ・ブルード/怒りのメタファー 《ネタバレ》 正直にいうと、全体の80分くらいは退屈でした。でもラスト10分は見応えありましたね〜。 怒りの具現化?という後にも先にも聞いたことのないような設定。 でもそれによって、母ちゃんを刺激するとやばいことになるぞという恐怖感の演出につながっております。 そして母ちゃん役の人の眼力。あの恐ろしげな眼が印象的で、良い役者さんをチョイスするなぁと思いました。 あとは、本作に出てるキッズたちがトラウマにならないかと心配しちゃいました。[インターネット(字幕)] 6点(2024-09-02 12:20:51)《改行有》 4. サイコ・ゴアマン 《ネタバレ》 ちょっと出来の良いヒーロー戦隊のコスチュームとやたらめったら馬鹿げた方向に突き進んだグロテスクさ、 そして全体的にしょうもないけど憎めないブラックユーモアの数々。他にあまり見当たらないタイプの作品でした。 もう一度見たいとは思いませんが嫌いじゃないです。 特に、いけ好かないクソガキ丸出しの表情で演技するミミちゃん役の女の子が素晴らしい魅力を放っておりました。[インターネット(字幕)] 6点(2024-08-22 09:01:35)《改行有》 5. 貞子DX 《ネタバレ》 ホラーというよりもコミカルさの方が印象的な作品でしたね。 貞子さんはついに貞子ウイルス・パンデミックになって集団免疫をみんなで獲得しますってなもんでしょうか。 まぁ流石に貞子シリーズはやり尽くしてるので、また同じこと繰り返しても仕方がないというのはあるのでしょうが、 もうどうせなら完全にコメディに振り切った一本にしても良かったのではないでしょうか。[インターネット(邦画)] 5点(2024-05-06 19:23:39)《改行有》 6. ザ・スーパーマリオブラザーズ・ムービー 《ネタバレ》 あのスーパーマリオをいったいどんな風にアニメ化するのか期待と不安両方入り混じる中観てみたのですが、 これは考えつく限り最良に近い形で映画にしたのでは?と思うほどの出来栄えでした。 いやもちろん中身はないのですけど、それぞれのキャラクターがしっかり活かされていて、 それだけで最後まで楽しく鑑賞させるという力技を披露しております。 マリオはもちろんのこと、弟のルイージの頼りないけど守ってあげたい感、 ピノキオの「可愛すぎまーす」ってのが可愛すぎますし、ピーチ姫は思っていたより アグレッシブで今風のキャラだなと感じました。 そして何より悪役のクッパが弾き語って熱い思いを吐露したり、 悪いやつなんだけど魅力的でとてもよかったです。 これなら続編展開も難なく作れるであろうことは容易に想像でき、最初の一作目としては申し分ないなと思います。[ブルーレイ(吹替)] 7点(2023-10-08 15:22:02)(良:2票) 《改行有》 7. ザ・ロストシティ 《ネタバレ》 A級スターを集めて作られた思いっきりB級な作品。ブラピの扱い以外は実にユルい内容の仕上がりだった。 チャニング・テイタムがお尻丸出しでヒルを取ってもらうシーンがピークだった。[DVD(字幕)] 5点(2023-01-11 23:25:21)《改行有》 8. 残酷で異常 《ネタバレ》 入り口は重く、出口は切なくも甘い作品でした。 内容的に何度も見たくなる代物ではありませんでしたが、 他にあまり類を見ない、オリジナリティ溢れる作品。 やり直しが効く地獄という設定そのものに疑問を抱きつつも、 悔い改めることが人の最大の成長であり、愛することが人生の目的と捉えるなら、 地獄はそうしていくための舞台装置なのかなと。[インターネット(字幕)] 6点(2021-07-17 16:41:29)《改行有》 9. SUNNY 強い気持ち・強い愛 《ネタバレ》 懐かしいですねぇ。当時のコギャルが完全再現されていて、彼女達の見た目には違和感なかったです。 当時はTKサウンド、それからアムラーやルーズソックスが流行っていましたねぇ。 でも日本中の女子高生があんなだったというのは流石に言い過ぎだと思います(笑)。 こじんてきにはCHARAの曲のシーン好きでした。 すずちゃんの体当たり演技や小池栄子のキャラクター等で結構笑わせてもらいました。 難点は、当時の子の役と今の役とが別人の人もいれば同じ人もいたりして、 その辺が少々違和感ありましたね。[インターネット(邦画)] 7点(2021-07-06 17:26:39)《改行有》 10. ザ・ファブル 《ネタバレ》 主人公視点で次々と人を殺めるシーンは、ぱっと見はよくわからないもののまぁとにかく主人公が超人的な人物だと言うことはわかる。 コメディ要素が正直イマイチで、ジャッカル富岡の寒々しい芸は狙いとしても全体の笑い要素もやはり寒々しい。 唯一良かったのは、岬を安心させようとして主人公がジャッカル冨岡のモノマネをするシーンかな。[インターネット(邦画)] 6点(2021-04-05 16:03:36)《改行有》 11. 桜ノ雨 《ネタバレ》 ストーリーよりは歌が主役の作品。 青春映画にしては全体として暗めの画作りだったのが印象的だった。[インターネット(邦画)] 5点(2020-09-29 15:44:43)《改行有》 12. 斉木楠雄のΨ難 《ネタバレ》 こういうくだらないの嫌いじゃないです(笑)。 超絶冷静キャラの斉木くんですが、人の心の声が全て聞こえてしまうのならああなるのも無理はないですね。 いろんな変キャラが出てきましたが、一番好きなのはやはり照橋さん。 私のことをこう思ってるんだって妄想がいちいち笑えますし、環奈ちゃんの色々な変顔も堪能できます。 逆にいうと、中二病キャラの彼とかはあんまり面白くなかったです。 面白いネタとそうでないものの落差を感じましたね。それでもおまけで6点をつけておこうと思います。[インターネット(邦画)] 6点(2020-07-15 18:57:05)《改行有》 13. さらば、わが愛/覇王別姫 《ネタバレ》 なかなか面白かったです。 京劇という中国の古典演劇が、目まぐるしく変わる時代の移り変わりに常に翻弄される。 日本統治時代、国民党時代、文化大革命時代と時が移っていくのですが、意外にも文革の時が最も文化否定が酷く、 吊し上げされてしまうくだりが見ていて辛かったです。終盤はほんと救いようがないですね。 だからこそ、伝統演劇は大切にしなきゃという教訓が生きてきます。 全編にわたってモヤがかかったようなバックとスポットライトの多用は、 映像全体が記憶の再現をしているような感覚に陥り実に印象的でした。[CS・衛星(字幕)] 7点(2020-03-24 18:40:04)《改行有》 14. 3月のライオン 後編 《ネタバレ》 人間的成長が主軸に移っていて、良くも悪くも将棋からは外れていたように思います。 いや、立派な将棋士になるには立派な人間性が必要なのかな。 神木くんは変わらずの熱演でしたね。よう泣いてたなぁ。[CS・衛星(邦画)] 6点(2020-03-24 18:30:14)《改行有》 15. 去り行く男 《ネタバレ》 西部劇の皮を被ったメロドラマというのは言い得て妙ですね(笑)。 配役がとても良いです。優男らしい顔のグレン・フォード。気のいい顔のアーネスト・ボーグナイン。 怒り顔のロッド・スタイガー。キャラに合ってる。 そんなわけで面白かったことは面白かったです。モテ男はつらいよ、てな感じですね。 そんなラストでいいのかとも思いますが。[CS・衛星(字幕)] 6点(2019-09-24 19:04:36)《改行有》 16. さすらいの一匹狼 《ネタバレ》 主題歌は耳に残るイカした曲でしたねぇ。 普通の正義のヒーローとは一味違う作品。 個人的には悪役のおっちゃんたちの方がキャラは好きだな。 金塊を石畳に見立てて隠すだなんて大胆。[CS・衛星(字幕)] 6点(2019-09-03 18:37:09)《改行有》 17. search サーチ 《ネタバレ》 これは掘り出し物でしたねぇ。 全編にわたって、PC画面や監視カメラの映像で構成していて、 ネット上の情報だけを頼りに捜索を進めていくという今までにない斬新なスタイル。 それでいてプロットもしっかりしており、中だるみが無く最後まで一気に楽しめます。 父親が、ふと何かに気づいてクリックし情報を拾い上げて核心に繋げていくその様を、 観客も同じ視点でもって味わう。そうやって父親の気持ちと同一化していく。これがまた面白いですねぇ。 そして犯人は意外な人物なわけですが、こういうどんでん返しって犯人の動機がいまいち理解不能だったり そもそも動機自体が不明だったりする場合が多いのですが、本作の場合は動機が完全に納得のいくものなわけですね。 全く破綻していない。ああそういうことだったのかとすんなり受け入れられる。 そして、あの時の反応はああいうことだったのかと。お互い親だからこそって、シンプルな話しながらも深みを感じます。 父親役の俳優さんの演技も素晴らしいものでした。[DVD(字幕)] 8点(2019-08-30 18:00:19)《改行有》 18. サスペリア(2018) 《ネタバレ》 リメイクとのことですが、サスペリアってこんな話だったっけかな?と思いながら鑑賞。 少なくとももっと派手でカラフルだったような気が、、。まぁとにかく全然別物です。 映像的には強く残るシーンもあり、特に終盤のダンスシーンは目を見張るものはあったのですが、 全体的に怖いというよりは不愉快系でして、ああこれは人を選ぶなと。あかん人は開始10分で映画館出ますわと。 個人的に不満なところも多く、体がこんがらがった姉ちゃんのシーンはなかなかのものでしたが、 妄想シーンみたいなのやつの血だのミミズだのってのはなんか安直。 一番いらんなと思うのは妙に政治歴史ものを話に絡ませてくるところで、 あの魔女劇団だけで良かったと思うのに、おじいちゃんのパーソナルなオチにしていくのが残念。 な〜んだそんなオチかぁって思っちゃって。人によって振れ幅の大きい作品で、私としては真ん中取って5点にしときます。[ブルーレイ(字幕)] 5点(2019-08-02 00:17:57)《改行有》 19. 3月のライオン 前編 《ネタバレ》 将棋という、実に動きの少ないものでどういう風に映画化するんだろうと疑問に思ってましたが、 将棋は実は格闘技そのものなんだというのは、何となく分かりました。 香子のあまりのどSっぷりに最初はイラっとしてしまいましたが、実はツンデレさんでしたね。 二海堂晴信の役をやっていたのが染谷将太だというのは驚きで最後までわからなかったです。 何でも特殊メイクなんだとか。いや凄いですね。[CS・衛星(邦画)] 6点(2019-06-19 20:04:53)《改行有》 20. ザ・プレデター 《ネタバレ》 プレデターの図体がいつにもましてデカかったですね。それにプレデターわんこまで出てきて、その点は良いのですが、 でかいにも関わらず強さを感じさせないプレデターでした。なぜだろう。 それはやっぱり、主要メンバーとの対峙になると途端に弱くなるからですね。 ブンッと振り回したりバシッと跳ね飛ばしたりするだけでとどめを刺さない。 素晴らしいプレデターさんです。主要キャラは殺しちゃいかんという暗黙の了解をわかっていらっしゃるのです。 あのラストは続編作る気満々でしたが、本当にやるんですか?やれやれ、、、。[ブルーレイ(字幕)] 5点(2019-03-11 19:54:52)《改行有》
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