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1. サイン
インド人らしく独自の世界観を見事に反映したシックスセンス、前作で食いついた期待を裏切ってバリバリのハリウッド映画だったアンブレイカブル、人間がうろたえたあと立ち直る様を書いたサイン、三作とも方向性違いすぎです。3つとも傑作であるにもかかわらず、他の作品でシャマランに期待した人は別の作品を見て失望する、悲しい宿命・・。ところで、ここで重要なのは、宇宙人が登場人物にとって未知であるということ。この映画は未知なる物に直面して、本性をさらけ出して、また立ち直る人間のドラマが面白い。宇宙人に気を取られて、これをSF映画や、シックスセンスのようなどんでん返しねらいの映画と勘違いしてみると損をしますよ。虚勢を張っていた典型的なアメリカ人(ここでアクションヒーローのイメージのメル・ギブソンを使うあたりがニクい。)の表情がだんだん変化していく様子を演じきったメルの演技は素晴らしかった。子供も演技うますぎ。サインやアンブレイカブルがこの監督の1作目だったら。やはり喝采を浴びて有名になったでしょう。しかし、商業的には、シックスセンスの監督が、サインやアンブレイカブルを撮ってはいけません。前作のファンから叩かれます。9点(2003-06-28 20:05:35)
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