みんなのシネマレビュー |
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1. 最高の人生の見つけ方(2007) お金持ちの友人を持ったからこそできた壮大な旅行。 相手が貧乏人だったらどうなったんでしょうか? 棺桶リストに書いたことを金にモノを言わせて実行していくシーンは、かなり臭みを感じます。 エドワードを単なる金持ちじゃなく、人間味のある人物として描くことでその臭みを消そうとしているようですが成功してるとは言えないと思います。 金持ちでも何でもない普通の人が地道に夢を実現しようと努力する姿ではダメだったんでしょうか? あまりに浮世離れしてて共感できませんでした。 モーガン・フリーマンの笑う姿って久々に見たような気がしますね。 陰気くさい役柄が多かったので。 その笑い顔に6点!![DVD(字幕)] 6点(2008-12-02 13:42:38)(良:1票) 《改行有》 2. 13デイズ 緊迫感があり、それが途中で途切れないところが良かった。 息抜きシーンらしきものが無く、あらゆるシーンや会話が一つの方向に向かっているのを感じさせます。 実際のところ、キューバ危機なんて大国のエゴとエゴのぶつかり合いでしかなかったわけですが、『大国』ならではの事情もあるんでしょう。 日本人にはちょっとその感覚が本質的に分からない分、逆に緊張感を味わえたと思います。 キャスティングも実在の人物に比較的良く似た配役で、努力の跡が見えます。 ケネディ大統領は似てるというには少々苦しいですが、まあ雰囲気的には似てたかなと。 ロバート・ケネディはかなり良い線行ってたと思います。[DVD(字幕)] 8点(2008-10-12 21:08:14)《改行有》 3. ザ・ロック 総合的には良かったが、ハメル准将の役柄には幻滅。 単なるテロリストじゃない微妙な役のはずが、知性と統率力を欠いた単なるテロリストにしか見えない。 部下が反乱を起こして殺されるシーンもチープ。 ですが、テンポは良いし、描写も一部を除いては丁寧。 ショーン・コネリーの存在感はやはり抜群。[DVD(字幕)] 8点(2008-10-05 23:42:08)《改行有》 4. サクリファイス 《ネタバレ》 前半のオットーの趣味に関する長いセリフ、夫婦間・親子間が上手くいっていない様子、アレクサンデルが母の庭を手入れして却って美を壊してしまった話、オットーがアレクサンデルにマリアと「愛し合う」ことで”救われる”と告げるシーン・・・・それぞれの話に何の繋がりがあるのか今ひとつ読み取れなかった。 子供に名前が無いのは何故か? そもそも家に放火する意図は? 無理矢理解釈を試みると ◆家とギクシャクした家族関係 →破壊すべき、あるいは破壊せざるを得ない「今の世界」。 ◆名の無い”子供”→ 希望を託すべき「未来世界」の象徴。 でしょうか? アレクサンデルが自分の家に放火して、救急車で運ばれていくシーンには唖然。 犠牲になったのはアレクサンデルじゃなく、残された家族じゃ・・・・。 あまりに抽象的すぎて理解を超えてますが、映像美というのは確かにあったと思います。 ミルク瓶が床に落ちてパッと飛び散るシーンに、それを強く感じました。 [DVD(字幕)] 6点(2008-10-02 08:52:37)《改行有》 5. 再会の街で 《ネタバレ》 9.11によって家族を一気に失った・・・・という設定ですが、別に普通の交通事故で家族を失ったのと変わりはない描き方のような気がします。 9.11を設定するなら9.11ならではの描き方があったのでは? 個人的見解ですが、あのテロを引き起こしたのは半分はアメリカの外交上の失政でしょう。 例えば、テロを招いた国家に対する恨みと愛国心との間で揺れ動く心理・・・とか、そういう一歩踏み込んだ描写がないと、9.11との繋がりが理解しにくいです。 9.11の映像が一切使われてないところを見ると、敢えてそれを避けたようなフシがありますが。 この映画の狙いは9.11とは関係なく普遍的な友情や悲しみを捉えたものとも言えますが、悪く言えば『9.11に名を借りたお涙頂戴映画』とも言えると思います。 あそこまでしてアランが奮闘する背景が理解できる描写が無いのもちょっと映画に入っていけない理由の一つ。 チャーリーの錯乱ぶりを演じたアダム・サンドラーは良かったと思います。 [DVD(字幕)] 4点(2008-09-21 00:21:28)《改行有》 6. 猿の惑星 突込みどころ満載ではありますが、猿と人間が完全に逆転するのはブラックユーモアとしてかなり見ごたえはありました。 聖堂のキリスト転じてサルの石像、聖書をそのままパクって神は自身に似せてサルを作った・・・とか、悪い冗談としか思えん。上陸直後にランドンが小さなアメリカ国旗を岸に立てたことにテイラーが大笑いするシーンもラストと絡めて見るとかなりブラックだ。 異端審問の場面で3人の裁判官が”見ざる言わざる聞かざる”を何気にやってるのは笑いました。仏教系の何かを意図しているのかと思いましたが英語圏でも”See no evil, hear no evil. speak no evil”という言い回しがあるようです・・・・。 それにしても都合よく美女でて来るし・・・お約束ですな。 ブラックユーモアとラストの衝撃が奇妙に絡み合ってなんとも言えない味わいがあります。 [DVD(字幕)] 9点(2005-05-19 15:13:52)(笑:1票) 《改行有》 7. ザ・ワイルド 大富豪で勉強家でアタマが良くてガッツもあるし熊をも倒すアンソニー君。 金持ちでなくアタマ良くなくてガッツもイマイチのアレックス君。 泣き言ばかり言ってアタマ悪くてあっという間に熊に喰われる黒人君。 意地悪な見方をすれば要は『いかなる状況でも金持ちが勝つ』ということね。 もちろんそんな狙いは無いんだろうけど、ではなぜ大富豪という設定なのか? 見てる間ずっと考えてたけど結局わかりませんでした。 じゃあ設定逆転して、ヒーヒー泣き喚く大富豪を励ましながら熊も退治して帰り着き、多額の謝礼金とついでに大富豪の奥さんも手に入れるアレックス君っていうのはどうか・・・・・うーん見たくないそんなの。[DVD(字幕)] 6点(2005-05-05 13:12:03)(笑:1票) 《改行有》 8. ザ・ファーム/法律事務所 法律事務所の所員が消されていく背景がいまいちよくわからん。 いや説明はわかんるんだけどそんなことで消されるってのが理解できない。黙らせる方法は別にあるだろうし消すことくらいしか思いつかないような無能な連中ってわけでもないだろうに・・・と思うともうストーリーに入っていけない。 はあやっぱこうなるのねって結末でチャンチャン。 それにしてもFBI役のエド・ハリスは何で禿げなの? [DVD(字幕)] 2点(2005-02-04 20:40:00)(良:1票) 《改行有》 9. ザ・フライ 10年ぶりに見たらだいぶ印象が変わりましたね。 グロも中途半端だし、恋愛ものとしてもそう。 ユーモア感があればまたよかったんだろうけど大真面目だし。 唯一最後のハエ男とテレポッドが融合しましたってとこは笑えました。[DVD(字幕)] 6点(2003-11-22 02:18:14)《改行有》
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