みんなのシネマレビュー
TANTOさんのレビューページ[この方をお気に入り登録する

◆検索ウィンドウ◆

◆ログイン◆
メールアドレス
パスワード

◆ログイン登録関連◆
●ログインID登録画面
●パスワード変更画面

◆ヘルプ◆
●ヘルプ(FAQ)

◆通常ランキング◆
●平均点ベストランキング
●平均点ワーストランキング
●投稿数ランキング
●マニアックランキング

◆各種ページ◆
●TOPページ
●映画大辞典メニュー
●アカデミー賞メニュー
●新作レビュー一覧
●公開予定作品一覧
●新規 作品要望一覧照会
●変更 作品要望一覧照会
●人物要望一覧照会
●同一人物要望一覧照会
●関連作品要望一覧照会
●カスタマイズ画面
●レビュワー名簿
●お気に入り画面
Google

Web www.jtnews.jp

プロフィール
コメント数 901
性別 男性
年齢 42歳
自己紹介 最近になってまた映画を観る習慣が出来ました。
前はほとんど観なかった邦画をたくさん観るようになり
新しい映画ライフが充実しています。

昔ほど数はこなせませんが
趣味と生活のバランスをうまく保ちながら
なるべくたくさんの映画を観て、
なるべく読み応えのあるレビューを続けていきたいと思います。

投稿関連 表示切替メニュー
レビュー表示レビュー表示(評価分)
その他レビュー表示作品用コメント関連表示人物用コメント関連表示あらすじ関連表示
コメントなし】/【コメント有り】
統計メニュー
製作国別レビュー統計年代別レビュー統計
要望関連 表示切替メニュー
作品新規登録 / 変更 要望表示人物新規登録 / 変更 要望表示
要望済関連 表示切替メニュー
作品新規登録 要望済表示人物新規登録 要望済表示
予約関連 表示切替メニュー
予約データ 表示

【製作年 : 2010年代 抽出】 >> 製作年レビュー統計
評価順1
投稿日付順1
変更日付順1

1.  37セカンズ 《ネタバレ》 ひたすら脳性麻痺の人はかわいそうだねみたいな内容の映画だったら嫌だな、という感想を持ちながら前半を観ていた。好きな人と結ばれたいと思うのは誰しも願うこと。だけどどんなに容姿が良くて性格が良くてお金があって秀才だったとしても、本当に自分が好きな人と自分の思い通りのタイミングで結ばれるなんてほぼほぼあり得ない。少し厳しい言い方になるかもしれないが、そういうことが思い通りにならないのが障害のせいだなんて、逆に意識しすぎだと感じる。脳性麻痺ではないが、自分も障害を持つ人に恋をしたことがあるので、余計にそう感じる。結局は自分に合うか合わないかというシンプルなことだと思うのだが。 そんなふうに思っていたら、車椅子で人生を謳歌している人が現れその連れ合いの女性と仲良くなり、脳性麻痺の障害を持つ女性ユマは新しいドアを開けることになった。その連れ合いの女性舞さんはユマには最初刺激が強かったとは思うが、23くらいの女性にとって知っていても別段不思議ではない大人の世界を見せてあげる。ただ面白がって夜遊びに連れ回すだけではなく、ユマと母親の関係性まで考えてくれる、とても出来た女性だと思った。介護士?の俊君も立派だとは思うが、彼についてはあまりどんな人か描写されるシーンが少なくて、ユマについてタイまで一緒に行って仕事は?、とかある意味この映画で一番謎なキャラクターだったかもしれない。 映画だから少し大袈裟に表現したのであろうが、仕事のパートナーのサヤカという子はひどかったな。いや性格はもちろんなんですが、あんな扱いをしたら自分が捨てられるってわかりそうなものだが。どうせユマにはそんなことできないとでもたかを括っていたんだろうか。ユマが独立しようとしている動きに気付いていたはずなのに、それであの対応しか出来ないとか終わっている。あれは要らなかったな。 人の内面から来る良さに、障害なんて関係ないと思う。五体満足無障害の人でも内面が腐ってる人なんていくらでもいるし。だがやはり、実際の生活ではいろんな苦労があるだろう。そういった生活に関わる難しさを持ちながら、存在も知らなかった双子の姉に会いにタイに行くというのは、すごいエネルギーを感じた。その行動力に感動した。自分も、何かに対してそれくらいの行動力を出してもいいんじゃないかと刺激になりました。 てかどうでもいいことですが、彼女パスポートは持ってたんですね。あの母親の性格からしてそんなもの持たせなさそうですけど。そんな重箱の隅に残った栗きんとんのかけら程度のことが少し気になりました。失礼しました。良作です。[インターネット(邦画)] 8点(2022-08-20 01:10:15)(良:1票) 《改行有》

2.  SUNNY 強い気持ち・強い愛 《ネタバレ》 「sweet 19 blues」の曲とともに、高校生の娘を持つ母親が安室奈美恵さんの引退ニュースを見ながら物思いに耽るところから物語は始まります。この時点で、正直自分には合わないかなと思いました。私はもうすぐ40歳でちょうどあの辺の世代ですので、当時の雰囲気や女子高生のあの感じはよく知っています。ああいうグループとは全く関わりがありませんでしたが。 、、という感じで見始めた映画。どうかなと思っていたら、意外にけっこう引き込まれました。ひょんなことから昔の仲良しグループの一人と再会し、しかし再会した場所は病院で、その友達は末期癌で余命一ヶ月だった。映画ならよくある設定ですが、そこから始まる仲良しグループのメンバー探しと、彼女らの今と昔の対比は見ていて感じるものがありました。共感?悲哀?郷愁感?なんだろう、そういう感覚。 生粋の田舎の子がコギャルグループに混ざるってあんな感じなんですかね。でもあのSUNNYのグループは、他のとりあえず騒ぐギャルたちと違って、しっかり奈美の目を見て反応を見て奈美の様子を見ながら接しているのが他のキャラたちと違っていると思いました。あと、周りと同じようなファッションをしつつも、根っこは自分たちを持っているところが違って見えましたね。芹香がつないでくれた絆、ということがよくわかります。 元担任の先生が今の時代の子達を見て、「あんたらは騒がしかったけど、どんな子かすぐわかった。今の子達はおとなしいけど、その分裏で何してるかわからなくなった」と言っていましたが本当にそう感じます。スマホとか無くなればいいのに、と真剣に思います。自分も使ってはいますが、世の中からスマホがなくなるボタンがあれば絶対押すのにな。と本筋とは関係ないことを思ってしまいました。 良い映画です。同世代には男にも女にもある程度なにかしら響くと思います。そういう意味ではおすすめです。 あ、韓国版の原作?は知りません。[インターネット(邦画)] 7点(2022-04-02 16:46:18)《改行有》

3.  残穢 -住んではいけない部屋- 《ネタバレ》 突然大きな音を立てたり何かが飛び出してきたりというホラーではない。あくまで、淡々と、ゆったりと、現象は起きていきます。びっくり箱的なホラーに食傷気味の方には良いんではないでしょうか。 私としてはホラーとしてよりも、謎解きストーリーとしての要素が楽しかったです。あんな風に誰かと一緒になって何かの謎を深く探っていくとかできたら面白いですよね。あいにくあんな風に怪奇現象を誰かと一緒に追い回すなんてことはしたことないのですが、たぶん実際やったらホラーどころか無茶苦茶楽しいエンターテイメントだと思います(笑)呪いのマンションの建ってる場所の歴を調べていく過程とか楽しそうでしたね。 でも結局この心霊現象が無秩序な無差別呪いみたいになってしまったのは何だか残念でしたね。場所なりなんなり、なんらかのつながりでもって人を襲うということなら納得いくし謎解きのしがいもある。けれど話聞いたり話したらもうアウトとか、そんな伝染病みたいな。それこそタチの悪いコロナみたいなもんだ。あんまり拡大しすぎたら各所回って呪っていかないといけない幽霊さんも大変だな。 こんなふうに気になった謎を追っかけ回せる時間にゆとりのある大人になりたいもんだ。現実はそんなこと起きてもかかずらっている時間も余裕もない現代なのでした。[インターネット(邦画)] 6点(2022-01-16 23:38:03)《改行有》

4.  ザ・サークル 《ネタバレ》 大自然に囲まれた湖のど真ん中でカヤックを浮かべながらスマートフォンで何かを見る。全体を観た後で、冒頭のそんなシーンが何故か強く思い出されました。 全ての人間を「透明化」、つまりは個人情報やプライバシーの考えは捨て去り、全部すべて明らかにして生活しましょう。友人関係はもちろん、自分に来たメールもすべて公開。いつ誰と会ってどんな話をしたのかもすべて公開。起床から就寝まで、あるいは就寝中ですらすべて見せましょう。それが『サークル』の考え方ということらしいです。かなり極端な考え方なのですが、『サークル』が大会社で福利厚生がかなりしっかりしていること、see changeの導入でメイの命が助かったこと、そうして救われた命でメイが会社の広告塔として成功したこと、そしてそれを支える絶大なフォロワーによってこの極端な考え方はけっこう浸透してしまいます。この考えに賛同しないやつは異端だとでも言わんばかりの雰囲気が醸成される中で、意外とこれと似たようなことは現実もあり得るんではないかと思ってしまいました。 こういった場合、大半のフォロワーは見て楽しむだけの存在で、ただ面白ければ良いというその他大勢。でもそれが目に見えてメインストリームを握ってしまうという怖さがありますよね。一度できた流れは変えられない怖さがあります。 反面実際の話をさせて貰えば、じゃあみんな「透明化」したとしてメイのようになるかというとそんなことは絶対ないわけで。一日の時間は24時間で、その中で一人が見られるコンテンツは限られている。今回はメイがビッグコンテンツとなったおかげで色んな成果が出たわけだが、その成果が『サークル』利用者全てに平等に起こるわけではない。youtuberと同じで、一部の成功者以外はその恩恵を享受することなく埋もれていくんだろう。なぜなら時間は有限だから。自分の時間の全てを誰かのコンテンツを見るために捧げられないし、仮に捧げたとしても一部しか成功はしない。芸能人でもあるまいし、自分の生活を切り売りするようなことして、視聴者に搾取されるような感覚が個人的には嫌ですね。古い感覚なのかもしれませんが。 でも、私がよくいうセリフですが、やはりこういうSFチックな実際こういうものがあればどうだろう的な映画は好きです。色んな仮の話を考える機会があることは嬉しい限りです。[インターネット(字幕)] 7点(2021-12-11 14:41:21)《改行有》

5.  ザ・ファブル 《ネタバレ》 コメディとしてもアクションとしても面白かったです! アクションは序盤のヤクザを一掃するシーンで、ファブルの判断が文字になって可視化されるのはスピーディーだけど分かりやすくて良かったです。ああいう風に誰かの感覚を可視化して見ることができるって面白いですよね。コメディ部分は岡田准一さん演じるファブルのキャラクターが良いというか、ジャッカル冨岡だけだと全然面白くないのに、それで大ウケするファブル(佐藤くん)がハマりました。他にも幼少期のサバイバル経験をこともなげに話して同情を買うシーンとか、食べ物は基本丸ごと食べてしまうところとか、「世間知らずの殺し屋」というところをとても面白く描いていて彼が「普通」に振舞おうとするところに心癒されました。 一点だけうーんと思ったのは小島でしょうか。悪役を演じているのでかなり胸糞悪い役柄でしたがまあそれは良しとして、声がね…終始うるさかった。あの高い声でキーキーされるのが耳障りで、おかげで他の音が入ってこない。だいぶ集中乱されました。あれだけ減点要素です。 原作は存じ上げませんが、映像だけで結構満足したのでおそらく見ないでしょう。続編は興味あります![インターネット(邦画)] 7点(2021-10-18 18:34:34)《改行有》

6.  さよならくちびる 《ネタバレ》 歌詞を噛みしめながら曲を聴くのが好きです。とりわけこの映画の歌はなんだか歌詞に心を奪われてしまいました。観賞後Amazon musicで検索したら登録されていて、喜び2倍! ハルレオの最後のツアーとして日本全国を回るのですが、色んなところで色んなドラマを観ながら歌う、「誰にだって訳がある」はストレートに刺さりました。みんな何かしらあんだろうけど私たちもそれでもギター弾いてんだよ、歌を歌ってんだよということをあんな風にライブで聴けたら嬉しいですね。聴きながら、その歌声がとても心地よいけど、彼女らと自分を重ね合わせて考えさせられる、良い歌でした。 「たちまち嵐」も気に入りました。解散したはずのハルレオが「とりあえず」メシに行くために乗った車の中で、レオがゆっくりと口ずさみ始めたこの歌。〜 きっとこの先も 嵐は 必ず 来るがきっと大丈夫さ 〜 この歌詞から想像するとやっぱりハルレオ続投を決めたのだろうか。個人的には続けることになっていて欲しいと思いますが、このメンツだとなかなか難しいかもしれませんね。 ハル→レオ、レオ→シマ、シマ→ハルという三角関係も、三人組のユニットでこの関係性って、もうわざととしか(笑)好きな人が自分ではない誰かを見ていて、それを終始自分が見てないといけないってどういう気持ちなんだろうか。恋敵と自分を比べてしまったり、誰かにそれを比べられたり、好きな相手が恋敵のために自分に優しくしてくれることに耐えられなかったり、気持ちが揺さぶられすぎて自分ならもう耐えられないかもしれない。誰かが幸せになれば誰かが幸せになれないこの構図が、見ていて苦しかった。[インターネット(邦画)] 8点(2021-08-22 21:06:28)《改行有》

7.  最強のふたり 《ネタバレ》 金持ち、貧乏、障害者、健常者。世間ではそういった要素ごとにバリア(障壁)があることが普通で、「人類みな平等」と世間では謳われているものの現実はそう言葉通りにいくわけではない。が、この二人の関係は見ていて心地良い。介護者と被介護者という関係でありながらお互いに気を使ってるようなところがなく、良くも悪くも明け透けに振る舞う。周りが聞いていてヒヤヒヤするような発言も二人の間ではストレートに届き、それを見ていた周囲も段々二人の相互理解を理解していく。そんな感じでした。 なぜこの二人はここまで「つながった」のでしょうか。それだけが最後までわからなかった。ドリスがフィリップのプライベートを垣間見たり、一緒に夜の散歩に出たり、段々と関係を積み重ねていって親密になっていったのはわかるんですが、「これ!」っていう出来事はなかったように思う。実話に基づいているということで、本当に映画で見たエピソードしかなかったのかもしれないし、実はもっと何かあったのかもしれない。車ぶっ飛ばして捕まったら「病院に急いでるんだよ!」はなんだか笑ってしまいましたが。でもあれ実際あったらたまったもんじゃないですね笑 結局フィリップが求めていたものはただ自分の世話をしていうことを聞いてくれる介護者ではなく、嫌がってるのに無理矢理文通相手と電話させたり、オーケストラを呼ぶような誕生日会でアースウィンドファイアーで踊り出すような「友人」だったんですね。ドリスの後に入った介護者の人が気の毒なくらい塩対応されてましたが、結局そういうことなんですよね。 世の中には肉体的・経済的・人間的な差が必ずあり、人と人は決して「平等」たりえないなと改めて思いましたが、人と人が「対等」になることは充分できるんじゃないか、そう思わせてくれた作品でした。[インターネット(字幕)] 9点(2021-06-14 22:17:04)(良:3票) 《改行有》

8.  散歩する侵略者 《ネタバレ》 少し長い『世にも奇妙な物語』でしたね。いつタモさん出てくるんだろう、ってそんな既視感と期待を覚える映画でした。 鑑賞前に「夫が別人になって、、、」というあらすじを見て、ガチのSFかそういう設定のヒューマンドラマかどっちだろうと思っていたんですが、ガチのほうだったとは予想を裏切られました。そっちかい!と心の中でツッコミ。邦画のSFって珍しいので。。。 個人的に面白かったところは、まず宇宙人in立花あきらが、立花に入る前の様子を淡々と語るところ。「体がどうなってるんだろうと思ってお腹切って内臓出してみたら死にそうになって、そしたらちょうどこの女の子が入ってきてそっちに移って助かった。」なかなかパンチのある描写でした。あとは、感染者だらけになってパニックになった病院の様子。混乱しきってカオスになっているのがなんというか映画として見応えがあった。少し現実味には欠けてる気がしますが、SFにそんなこと言っても始まらんか。 後半はだんだんストーリーが加速してはいくんですが、なんだか鑑賞者としてはだんだんぼーっとし始めてきます。概念集めとか謎のグループの追跡とか、なんか不明瞭で自分に落ち込んでいない状態なまま進んでいくストーリーがどうも自分には合わないらしい。最後少し寝落ちしてしまって、そこから再生し直しました。まあ、少し面白くなかった。『世にも奇妙な〜』としては長すぎる。自分にとってはそういう映画でした。キャストはすごい豪華なのに、、、。[インターネット(邦画)] 4点(2021-04-28 01:24:39)《改行有》

9.  猿の惑星:創世記(ジェネシス) 《ネタバレ》 あくまで個人的にですが、動物や新種の生物が人間以上の知能を有するという設定のSF映画はけっこう観ていますので、目新しさは無かったです。ただこの映画の場合猿が人間の立ち位置で描かれすぎて、あまり『猿の惑星』としては観れなかった気がします。まあでもこのシリーズって元々そういうものと言われればそうかもしれない。 一方で、やはり猿と人間では埋めようのない隔たりがあることもわかります。いくら猿が人間並みの知能を持って言葉を喋れるようになろうとも、一般世間の見方では彼は「知能が高い猿」に過ぎず、研究者視点では「研究対象」でしかないわけで、そんな境遇に生まれた猿が一般社会に理解されること自体無理がある。そういう点ではラストに猿たちが自分たちの楽園として人里離れた深い森を安住の地としたことは良かったと思います。ただ、知能の高い生き物がそんな場所で生涯ずっとおさまっていられるのかという今後への疑問は残りますが。そういう意味でもこれは『創世記~ジェネシス~』なのかな。[DVD(字幕)] 6点(2012-04-23 14:01:01)《改行有》

10.  裁判長!ここは懲役4年でどうすか 《ネタバレ》 冒頭のやり取りからこれは裁判員裁判を描いた映画なのかと思いましたが、どっちかというと傍聴人目線がメイン。良くも悪くも裁判所で関わるのは、「所詮他人の人生」という描きかたを最後まで貫きます。 ラストの裁判の結果はとてもしこりを残す形になりましたが、あれが逆にとても現実的な結果で、映画としてドラマチックな展開に固執しない良い形を見せてもらった気がします。 ていうか肉親はともかくとして、周りの人間がああまで盲目的に誰かのことを無罪と思えることがまずすごい。自分なら「もしやっぱりこの人が犯人だったらどうしよう」って疑問を持って、あそこまで熱心に弁護活動を出来ないと思う。彼が犯人で無いという根拠も「彼がそんなことするはず無い」とか「マッチを持ってただけで犯人と決め付けられた」と主観的意見ばかりで客観的証拠がほぼゼロに等しい中で、あそこまで自信満々に彼の擁護をすることは私にはできない。 一方で、「傍聴人の力」というものも少なからずあるんだなと思いました。中盤、やや大げさながらも女子高生がいることで力を発揮する裁判官がいたりしました。あそこまでではないにしても、聴いてる人次第で雰囲気が変わるというのはあると思います。本当に膨張に命かける人ならそれもいいかもしれません。 ただ、個人的には私は人を裁くなんて大仕事に関わりたくないと思ってます。なのでそうやって「傍聴の力」を認めるがゆえに、関わりたくないとこの映画を観て心底思いました。 傍聴なんて親族か関係者がいればそれでいいと思います、基本。縁もゆかりも無い人に傍聴されてもそれは100%興味本位。真面目にやってる人には不愉快だろうな・・・。[DVD(邦画)] 7点(2011-08-29 09:22:34)(良:1票) 《改行有》

全部

Copyright(C) 1997-2024 JTNEWS