みんなのシネマレビュー |
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1. ザ・パッケージ / 暴かれた陰謀 最後まで飽きずに観れはしましたが、ジョーンズさんがもう少し絡んで欲しかったかな。 「あら~懐かしい」デニス・フランツ美味しい役どころでした。 核を持つ国が持たざる国を蹂躙し、不動産屋が尻馬に乗ってソロバン勘定で言いたい放題。頭に浮かんだ作品です。[DVD(字幕)] 6点(2025-03-23 11:15:07)★《新規》★《改行有》 2. ザリガニの鳴くところ 《ネタバレ》 「動物は生きる知恵は持っていても道徳心は持っていない」 描かれるカイアの一代記の中で、不遇な彼女を助けてくれた雑貨店夫妻に動物にはない人間の値打ちを見ます。 なので夫妻や老弁護士を結局裏切っていた結末に、沼地での動物としての生涯だったように思えました。 デヴィッド・ストラザーンの好演に+1点。[DVD(字幕)] 6点(2025-03-23 02:33:36)(良:1票) ★《新規》★《改行有》 3. 裁かるゝジャンヌ 《ネタバレ》 邦題が示す通り、ネチーッと描かれた異端審問からの火刑まで。 97年前のサイレント作品で皆の顔芸というか「目は口ほどに物を言う」を体現する画面いっぱいのクローズアップは迫力満点。 聖職者ヅラした悪魔どもがジャンヌを悪魔呼ばわりするのに血圧上がりっぱなし。 本作を検閲改変したというカトリック協会サマ。 神って、信仰心って、何なのか、キリストさんが観たら何を思うのか、改めて思い知らされた作品です。[インターネット(字幕)] 7点(2024-11-04 19:18:36)《改行有》 4. ザ・ファン 20年ほど前に観ているのですが、あらかた忘れています。エレン・バーキン出演が100へぇでアンニュイな魅力は健在でした。 レナードは仕事でも、家族関係でも、他人とのかかわりでも、既にアブナイ感が出ていて見応え有りました。 善良な人物の豹変でないのがどうなのかとも思いますが、ジャック・ニコルソン同様デ・ニーロなので仕方ないようです。 スイッチが入ってからの「これだけ愛してやってるのに何故愛し返さないのだ」な暴走模様は通常運転。 ただ、デ・ニーロあるあるな観ていて脱力してしまう無茶苦茶な結末が残念なところです。[DVD(字幕)] 6点(2024-09-01 04:19:35)《改行有》 5. さまよう魂たち 映像はなかなかに強烈でしたがお話が退屈で。 何が言いたかったのか分かりませんでした。[DVD(字幕)] 4点(2024-08-27 16:41:24)《改行有》 6. The Son/息子 ニコラスの心の闇は両親の離婚によってもたらされたのか、それ以前だったのか? 赤ん坊を洗濯機に放り込むのではないのか、怖かったのですが杞憂に終わりホッとしたのですが、 やりきれない結末が堪えます。[DVD(字幕)] 6点(2024-01-08 02:24:46)《改行有》 7. ザ・エージェント 《ネタバレ》 ビジネスでの切った張ったに期待したのでハッピーエンドにも拍子抜けでありました。[DVD(字幕)] 5点(2023-11-18 01:20:28) 8. 酒とバラの日々 《ネタバレ》 夫婦揃ってアル中になるというこれまでに観たことない展開。堪えきれずに泣き崩れる父親が胸に刺さります。二人の娘の視点が抜け落ちているのは如何なものか。聞き覚えあるヘンリー・マンシーニの音楽に+1点。[DVD(字幕)] 6点(2023-10-16 01:12:46) 9. 36時間(1965) 《ネタバレ》 ノルマンディー上陸作戦の異色作。冷静に考えれば結構に無理筋であっても興味津々。パイクから答を引き出せるのか、パイクはどうやって謀られた事に気づくのか。理詰めな展開に更に惹き込まれ。毎度お馴染み敵役ゲシュタポのシャックは憎たらしさMAXで作品のアクセントになっていました。軍医の最期と二人の逃走劇がアッサリしていたのが物足りないところでしたが、大いに楽しめた掘出物の一品です。[DVD(字幕)] 7点(2023-08-29 23:40:39) 10. ザッツ・エンタテインメントPART3 シリーズ中一番見応えがありました。帽子掛けと踊るアステアも観れました。「雨に唄えば」ジーン・ケリーの名シーンもありました。ミュージカルは何を脳天気な・・・基本苦手なのですが、彼等の作品からは生きてるだけで丸儲け、ボチボチ行こうや! 励まされます。古き良き時代のミュージカル史を堪能しました。[DVD(字幕)] 8点(2023-06-30 02:54:17) 11. ザッツ・エンタテインメントPART2 フレッド・アステア76歳、皺と白髪であっても体型は崩れておらず、踊るお姿のお宝映像に魅入りました。[DVD(字幕)] 7点(2023-06-30 02:26:07) 12. ザッツ・エンタテインメント MGMミュージカルてんこ盛りでお腹いっぱい。フレッド・アステア(登場が遅くてヤキモキ)は帽子掛けと踊る、靴をピカピカにを期待しましたがハズレでした。編集でカットされたというシーンがいくつかあり、当人の無念さや悔しさに思いが至りました。[DVD(字幕)] 7点(2023-06-28 01:21:41) 13. ザ・スーパーマリオブラザーズ・ムービー 休みが一日だけ一致した娘と共に鑑賞。 その昔家族5人で熱中したスーパーマリオ64。 大迫力映像に魅入り無敵モード音楽に鳥肌。 大満足で劇場をあとにして二人で思い出話に花を咲かせたひととき。 製作に携わった皆様に唯々感謝であります。[映画館(吹替)] 9点(2023-05-05 19:44:04)(良:2票) 《改行有》 14. サボテンの花 《ネタバレ》 TVドラマ「だいこんの花」同様に沁み入る主題歌に加点。本編はかの作品とは真逆のドタバタラブコメ。無駄な人物がいない中で主役三名が輝いています。身勝手に過ぎるウォルター・マッソー、妙な倫理観で話をかき回すゴールディ・ホーン、そしてそして遅咲きの花を咲かせた大女優イングリッド・バーグマン、三位一体での展開がお見事。バーグマンの盆踊りのような歯医者ダンスに拍手喝采。マッソーの泣きっ面を今か今かと待っていたので結末には不満ですが固いことは言わんほうが良いのでしょう。秀作を堪能出来ました。[インターネット(字幕)] 8点(2023-04-23 17:42:37)(良:1票) 15. ザ・ホエール ブレンダン・フレイザーのオスカー受賞作品と言うことで劇場へ。鬱から過食、辛い低迷期を乗り越えての復活劇で、自身の芯からの叫びのような熱演に拍手。舞台劇の映画化ということでピザ配達員含めて6名による室内ワンシチュエーション作品。おぞましいと言うより痛々しい余命僅かの超肥満男の妻子への贖罪に信仰心と「白鯨」を絡めた展開はダレる事無く見応えあるものでした。[映画館(字幕)] 7点(2023-04-23 02:44:35) 16. さらばバルデス 《ネタバレ》 チャールズ・ブロンソンの天下無敵ご意見無用の暴れっぷりを魅せるのではなく、野生馬の放牧で生計を立てる孤独な男の生き様を魅せる異色西部劇。丹念に描かれた馬との関わりでの男の中の男っぷりに惚れ惚れと。少年に語った新婚生活が叶わず家に火を放ち立ち去る後ろ姿はさらばバルデスであり、ジョン・スタージェス監督のさらば西部劇でもありました。味わい深い巨匠の小品秀作です。[インターネット(字幕)] 8点(2023-03-30 01:09:25) 17. サン・スーシの女 オープニング音楽の哀切感溢れる調べに聴き入っているとジョルジュ・ドルリューのクレジット。何処にでも出てくるのにびっくり。おまけにエンドクレジットでは曲に歌詞がついていてやるせない余韻が残ります。ロミー・シュナイダーが公開翌月に亡くなった事を思うとラストショットのとびきりの笑顔が何とも切ないものがあります。 難癖をつけるとすれば納得し難い判決ですね。[インターネット(字幕)] 7点(2023-01-27 04:20:15)《改行有》 18. ザ・ドライバー なかなか面白い筋立てでしたがライアン・オニールとイザベル・アジャーニから陰気くささしか感じず興に乗れない。オレ様ぶりが目を惹いたブルース・ダーンのお陰で何とか完走。駐車場内で車をボロボロにした運転技術が凄かった(+1点)[インターネット(字幕)] 5点(2022-12-02 11:16:46) 19. 最後にして最初の人類 20億年という時の流れに気が遠くなりそうです。100年にも満たない一生の取るに足りなさと価値を思うところです。壮大なスポメニックと幽玄な音楽、秋の夜長、癒やしの一時でした。[インターネット(字幕)] 5点(2022-11-22 10:34:56) 20. サイコ(1960) 初見。監督以外の知識なく。 オープニングのタイトルデザインと音楽に「これは当たりかも」の期待を上回る紛うことなき傑作で固唾を呑んで魅入りました。 鳥の剥製が出てきた時点で「母親というのは・・・・・」予感がありました。 ノーマンの精神分析を示したところに恐ろしさの奥深さを感じるものでアンソニー・パーキンスの微笑みに凍り付きます。 キャスト、スタッフ、彼等をまとめる監督に惜しみない拍手を送ります。[DVD(字幕)] 10点(2022-11-18 11:52:03)《改行有》
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