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1. サンゲリア
あってないようなストーリー…よくこれで91分も続いたなと感心した。キモい、エグい、エロい、それだけ。あのゾンビ対ジョーズの企画は誰が考えたのか。バカなのか。バカだよな。いやに温和そうなサメで、あんまりゾンビに興味がなさそうだった(そういえば、サメのなかでも人間を襲う種類は希少らしい)。さっさと逃げようとするサメの口に無理やり腕を突っ込むゾンビ。アホな人間の思いつきに巻き込まれたサメ君が哀れでならなかった。[DVD(字幕)] 5点(2006-03-23 00:43:04)(笑:1票)
2. ザ・ブルード/怒りのメタファー
クローネンバーグ特有の粘着質の気色悪さは健在だが、活劇としては面白くはなかった。主な舞台が普通の民家と小屋であるため世界観に広がりがなく、脚本にも起伏がないので盛り上がらない。低予算のためかクリーチャーも地味で、わざと顔を映さなかったり暗闇で撮影したりして誤魔化しているのが見え見え。存在感のある人物造型や知性を窺わせる台詞には感心させられる部分もあっただけに、もったいないと感じた。この頃もっとお金が使えれば、傑作になっていたのかも。[ビデオ(字幕)] 5点(2006-03-21 21:54:51)
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