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プロフィール |
コメント数 |
186 |
性別 |
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年齢 |
60歳 |
自己紹介 |
まじめにコメントします |
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1. ザ・フィースト
《ネタバレ》 どこからきたのか、それがなんなのか、どういうものなのか、そういった説明を一切省き、洒落た登場人物紹介の後、いきなりテンションMAXの襲撃&殺戮シーン。そう、エログロ映画のエキスだけを濃厚に、刺激だけをお腹いっぱいに、そういうコンセプトが合理主義のアメリカ的で、映画にマッチしている。あの「死霊のはらわた」登場時と同じように、通常の手続きをあえて踏襲しない下品さ。それこそが、スプラッターの醍醐味。ナイスな作品です。[DVD(字幕)] 9点(2009-10-23 20:23:50)
2. 最高の人生の見つけ方(2007)
《ネタバレ》 死ぬ前に一度ピラミッドを見ておきたいとか、万里の長城を見ておきたい、などと考える人は多いだろう。きっと米国人もそうなんだろう。が、この映画ではもちろんそんな「俗っぽい」行動をせよとか、人生の最後はこうやって充実させようなどと言っているわけではない。「映画を見に来ているみなさんは、きっとこういう最後が充実した生き方とおもえるんでしょう?だからそれをまずはごらんください」という意味合いで世界中旅をさせていると思われる。でも本当に映画が訴えたいのはそんな最後の過ごし方ではない。ジャックニコルソンの役柄は俗的な欲望しか持てない「庶民」を代表している。庶民=我々に対し、「もっと考えてみたら?ほんとに一生の最後をそんな低俗な、お金でかなえられるようなことに使ってしまっていいの?」と訴えている。映画の主題は黒人主人公の終末の迎え方にあらわれている。金持ちと知り合って、派手に旅行できていいなあ~と観客に思わせておいて、実はそれは本当のその黒人主人公の希望ではなくて、「見ず知らずの人に親切にする」という項目を実行するものだったという、キラリと光る、だけどサラリとしたどんでん返し。映画の作り方にもよるのだろうが、もう少し主題をわかりやすくアピールしないと、多くの観衆には誤解されかねないところがある。[映画館(字幕)] 7点(2008-05-17 23:32:40)(良:4票)
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