みんなのシネマレビュー |
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1. ザリガニの鳴くところ 《ネタバレ》 レビュー1900本目。ミステリー、ラブ・ストーリー。両親に去られ、湿地で一人生きる少女。自然がトモダチ、幼少期からレンジャーなアタシ。近づいてきた不倫のクズ男殺害容疑で法廷に。踏んだり蹴ったりなアタシ。誰も信じないんだけど、味方になってくれる人もいて、世の中捨てたもんじゃねえ。よく理解してくれる人と一緒になり、自然の中で人生を全うする。殺人事件の犯人捜しよりも、一人の女性の人生に焦点を当てた良作。[DVD(字幕)] 7点(2025-02-18 04:14:42)★《新規》★ 2. ザ・ルーム・ネクスト・ドア 《ネタバレ》 ペドロ・アルモドバル監督による、死に際した人の心境に迫るドラマ。重い病に罹り、近くに森の家を借りて安楽死を決意したアタシ。無二の親友を隣の部屋に住まわせて、最期を看取る役目を依頼。コトが終わるまでわずか数日なのだが、二人の濃密な時間がゆったりと描かれる。中盤に一度なんちゃってがあったので、終盤のガチの際はより大きくこみ上げるものがあった。最終盤に現れたアタシの娘があまりにアタシにクリソツ…実は一人二役、さらりと名演のティルダ・スウィントン。良作。[映画館(字幕)] 7点(2025-02-14 20:56:27) 3. ザ・ファブル 殺さない殺し屋 《ネタバレ》 アクション・バイオレンス・コメディ、シリーズ第2弾。殺し屋休業中のオイラ、結局悪の組織みたいなんに狙われて殺さずに大暴れ。バリクソ強ぇえけど超絶猫舌は健在。妹くんも奮闘。後半の団地での戦闘シーンは迫力あり。必殺仕事人…日本版のイコライザーやな。ちょっと悪役は無理があるシンイチくん。車いす女性とイッパツ!?ヘンタイやんけ。[DVD(邦画)] 6点(2025-01-16 02:40:08) 4. ザ・ファブル 《ネタバレ》 アクション・バイオレンス・コメディ、シリーズ第1弾。休業中の殺し屋を筋骨隆々のジュンイチくんが面白可笑しく熱演。バリクソ強ぇえけど超絶猫舌。清楚なイメージのフミノちゃんがチャラい妹くんを変顔で、ある意味怪演やな。他にも豪華俳優競演。中身はほとんど無いけど、アクションとコメディで魅せる。なぜかエンディングテーマはレイディガガァ。[DVD(邦画)] 6点(2025-01-15 02:56:20) 5. 侍タイムスリッパー 《ネタバレ》 SF時代劇コメディ。現代の時代劇撮影所にタイムスリップした江戸幕末の侍が、時代劇の切られ役として生きる。時代劇の中で、再会した宿敵と真剣で斬り合う。マジの殺し合いが時代劇のクライマックス。観る側としてこれほど贅沢なエンタメはねえよな。周囲の方々も人情味にあふれてとても恵まれたオイラ。特に存在感を示した、助監督のメガネおばさん。そこそこ剣の腕の立つオイラもタジタジ。時代劇とタイムスリップ…似つかない両カテゴリーを組み合わせて、笑いと涙の良質なドラマに昇華させていた。傑作。[映画館(邦画)] 8点(2024-12-31 22:11:18) 6. さよならエマニエル夫人 《ネタバレ》 シリーズ第3弾、とりあえず最終章らしい。インド洋のよう分からん島に移住していたご夫妻。そこでも日常的に繰り広げられる奔放な性生活。ある日に出会った、性に対する独自の考えを持つ若い映画監督に惹かれて思わずイッパツ。さらに波打ち際でもうイッパツ、ウェ~ビ~セッ〇ス。ヤンチャなカレ、なんかよう分からんけど夫をシバいてパリへ。夫との愛よりも一時的なカレを追ってアタシもパリへ。グッヴァ~イ、エマニエル…ホンマにそれでええんかい。[DVD(字幕)] 6点(2024-12-12 00:29:53) 7. 猿の惑星/キングダム 《ネタバレ》 7年ぶりの新シリーズ第4弾。前作から何世代も先のお話でヒトとサルの立場が完全に逆転されている世界。サルの王様はあのシーザーの子孫だけど、見違えるほどの暴虐ぶり。ヒト寄りのサルが少女と共に冒険し、王の部隊と戦う。ヒト並みに話し、ヒト以上に頭を働かせるサルたち。観ていて異様で滑稽でもあるよな。ありえないSFアドベンチャーとして見応えはあった。良作。[映画館(字幕)] 7点(2024-05-19 01:58:36) 8. ザ・フラッシュ 《ネタバレ》 約3か月半ぶり2度目観賞。DCコミックヒーロー。足が速すぎて周囲がスローに。時を遡りながら戦う斬新な戦闘法。バットマンやスーパーガールと共闘。戦う理由はお母ちゃんの敵討ち。だけど説明不足。ユニバースをもう知っているという前提でやるんじゃなくて、初心者でも分かるようにしねえとダメじゃないか。[映画館(字幕)] 6点(2023-07-02 02:50:06) 9. 最後まで行く(2023) 《ネタバレ》 新進気鋭の藤井道人監督。バイオレンスサスペンス。韓国版のリメイク。冒頭でやっちまったオイラ。逃げる岡田准一、追う綾野剛の図式。何度もピンチが訪れて、追い詰められ、ヤバいと思った際の必死の表情が名演のジュンイチくん。一見無表情に見えるものの、焦燥感を隠しきれずに面に表れて、案外分かりやすい名演のゴーくん。名演技の競演。長い長い濃密な4日間を経て、対峙する二人。各々の思いを拳に乗せ、どつき合う。暴力砂漠にてもがき苦しむことは、もはや警官というお仕事の宿命なり。オイラたちに安息の場は無え。亡くなった母ちゃんの遺体とチンピラの遺体を棺桶の中で抱き合わせにする、この場面はコメディやな、このバチ当たりめがっ。傑作。[映画館(邦画)] 8点(2023-06-17 00:39:50) 10. ザ・スーパーマリオブラザーズ・ムービー 《ネタバレ》 日本を代表するテレビゲームの映画化。ストーリー、背景映像、音楽、効果音などゲームの世界観を忠実に再現。我らがスーパーマリオ、クッパに捕らえられた弟のルイージを救うため、ピーチ姫、キノピオと共に大冒険。まずはシバかれながらもドンキーコングをナカマにしちゃう。そして、マリカーでお馴染みのカートに飛び乗ってレインボーロードを突っ走り、クッパ城へ。キノコを食べてデカになってもクッパに敵わねえ。兄弟でスター状態でクッパ撃破。ゲームをしていた頃を想起し、存分に楽しめた。傑作。[映画館(字幕)] 8点(2023-05-07 01:57:24)(良:1票) 11. THE BATMAN-ザ・バットマン- 《ネタバレ》 ロバート・パティンソン主演による新生バットマンは感情むき出しで暴力的。キャットウーマンは若い頃のハル・ベリーみたいやな。警官の殺人事件を元にサスペンス調で描かれるが3時間弱の長尺が冗長なだけで、ほとんど入り込めなかった。一般の高評価には遥かに及ばねえ。[DVD(字幕)] 6点(2023-05-05 07:28:25) 12. ザ・ホエール 《ネタバレ》 体重272㎏の衝撃…異色の密室対話劇。終始ホラー映画のような異様な雰囲気。あのハムナプトラシリーズのスマートな俳優ブレンダン・フレイザーがカムバック。なんとモーレツに太られて渾身の怪演。そのお体と引き換えに米アカデミー賞主演男優賞受賞。立ち上がるのもままならねえ、姿さえ見せられねえ、動けねえ…だけどアタマの中は知的な、大学のブンガク教授。申し訳ないけど百貫以上のデブ。しかも亡くした恋人はオトコ。辛すぎて鯨のごとくお菓子を頂きまくる過食症。さらにその前のオンナ奥サマとの間の娘との関係修復を一生懸命にはかる。観ていて痛々しいぞ。とっても宗教クサい対話内容。デブでホモなアタシのお父ちゃん、最期は二本立ちし、歩き、白目むいて天へと召されていく。[映画館(字幕)] 6点(2023-04-16 03:14:15) 13. THE FIRST SLAM DUNK 《ネタバレ》 ちょっぴり薄くなったけど、今風の絵になってあの最強バスケ漫画が返ってきた。りょーちんの視点からの山王戦。試合映像とりょーちんの切なくも熱い過去映像を行ったり来たり。原作では描かれなかった少年時代、家族関係などを綴ることで徐々に浮かび上がる宮城リョータの人物像。「ドリブルこそ、チビの生きる道」…このセリフにオイラの生き様が凝縮されている。他の湘北4人の活躍もしっかり描かれていて大いに楽しめた。傑作。[映画館(邦画)] 8点(2022-12-30 02:56:04) 14. 最後の決闘裁判 《ネタバレ》 リドリー・スコット監督×マット・デイモン主演。さらにタイトルから歴史超大作アクションを想像させられるが、妻の秘めゴトを主題にしたドラマが中心。同じ場面に対して三者三様のストーリーが描かれる構成。旧友だけど変態のえろえろアダムくん、逃げるオイラの妻を追いかけ回す。修羅場シーンの「あの瞬間」は何とも品のない表情のヘンタイ男。妻役のジョディちゃん、そのカラダを張った熱演。憔悴した妻、事実を知って茫然自失のオイラ。最後の決闘裁判、怒れるオイラと変態のアイツが一騎打ち。闘いの動機はとっても不純なんだけど、お互いの意地が見えて大迫力。決して英雄による伝記スペクタクルなどではないんだけど引き込まれた。良作。[映画館(字幕)] 7点(2021-10-31 05:02:09) 15. ザ・スーサイド・スクワッド “極”悪党、集結 《ネタバレ》 約4か月ぶり2度目観賞。キャスト一新、新シリーズ。随所に笑いを散りばめたアクション・バイオレンス。今作も奇抜なピエロ女のハーレイ・クイン絶好調。「ハンター×ハンター」のイルミみてえなじげじげアタマはやられ役か。終盤に巨大ヒトデと迫力バトル。だけど前作同様に中身が無く支離滅裂やな。[映画館(字幕)] 6点(2021-09-05 23:56:31) 16. 侍の名のもとに~野球日本代表侍JAPANの800日~ 《ネタバレ》 侍ジャパン、東京五輪金メダル!そんな今だからこそ、快く観ることができる野球ドキュメンタリー。国際大会「2019WBSCプレミア12」の戦いとその舞台裏について、中継やニュース映像とは異なるカメラワークで描かれる。監督を始め、コーチ、スタッフ、選手それぞれの普段見られない表情がありのままに映し出されて見応えがあった。メジャーリーガーを含めた真の日本代表からは程遠い戦力だと思うけど、この大会での戦いが後の大きな栄冠の土台になったと一野球ファンとして信じようぜ。良作。[インターネット(邦画)] 7点(2021-08-11 06:20:35) 17. サイコ3/怨霊の囁き 《ネタバレ》 アマゾンプライムにて待望の観賞となったレア・ムービー。とってもサイコパスなオイラが主演、加えて監督をもやっちゃったシリーズ第3弾。今作の舞台もオイラが経営するヨーカイ屋敷。偶然訪れた金髪ショートの女性は、パート1の「あのヒト」によく似ているではないかっ。思わず見惚れるオイラだけど、やはり今作も狂人ぶりを発揮。オンナの格好して散々に暴れた末にお縄。ムショにて自由を得たオイラ。まだまだ懲りてねえぞ、コイツ。中身は無いんだけど、殺人追っかけバイオレンスとしては観れた。[インターネット(字幕)] 6点(2021-08-01 23:46:26) 18. サウンド・オブ・メタル -聞こえるということ- 《ネタバレ》 音楽をやっているんだけど、徐々に聴こえなくなっていくオイラ。コミュニティーでの良き療養の日々と、良かった過去を取り戻すための時が静かに紡がれる。ハッピーエンドではないけれど、何かを悟ったかのようなラストのオイラの表情。[インターネット(字幕)] 6点(2021-04-18 00:51:46) 19. サイコ2 《ネタバレ》 長年探し求めた末に、アマゾンプライムにて待望の観賞。あの事件の回想シーンから始まるシリーズ第2弾。今作の舞台も、カラーとなって色づいたヨーカイ屋敷。老けて正常となり、退院した狂人。復讐に燃ゆるはあの妹。母娘してオイラを狂わし、死んだ母ちゃんの面影を想起しちゃう。今作も連続する惨劇、その中心となるのは…やっぱり異常なオイラ。デブ管理人、エロエロ少年、遺恨の妹、みんな殺っちまう。あの名作から23年後、付け足されたような作品と思っていたけれど意外と楽しめた。[インターネット(字幕)] 6点(2020-03-29 04:12:23) 20. 三十四丁目の奇蹟(1947) 《ネタバレ》 「サンタは居るのか、居ねえのか」のオリジナル版。いくら精神病患者と診断されたって医者を殴っちゃいけねえけれど、子供たちはいつだってサンタの味方。サンタ宛の手紙どっさり、サンタ存在の証明。クリスマスソング満載でハートウォーミング。リメイク版をもう一度観ようかな。[インターネット(字幕)] 6点(2020-03-16 22:35:06)
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