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1. 最強のふたり
《ネタバレ》 映画、物語の展開は途中必ず?と言っていいほど、主人公、あるいは関係性において
うまくいかない事件が起きる、そしてそれを乗り越えて・・というのが起承転結的
だしドラマにもなると思います。
ところがこれはほとんど波風立たず・・といった感じで淡々と進む。
そこがある意味真実に近そうで、こういったこともあるんだなあ、と納得させられます。
なので主人公二人は名演です。
時々、えっ?ここまで言う?ここまでする!というのもありますが、
ドリス君の底に温かいヒューマニズムと人間への信頼があるからと
安心できたのはフィリップさんと私だけではないでしょう。
[映画館(字幕)] 8点(2012-09-20 23:11:03)《改行有》
2. サンザシの樹の下で
《ネタバレ》 チャン・イーモウの純愛映画、好きです。
最後は結婚できないのか、いや引き裂かれるのか・・と単純に引き込まれました。
スン君が白血病で亡くなってしまうのは想像してなかったけど、
よくある難病ものとは感動が違うものに作り上げているのはさすが!です。
主人公の女の子。新人なんですね。
演技がどうの、という前に初々しくて細くて・・シンプルでいいですね。
たまたま満州時代の本を読んでおり、文革時代のことも出ていたので
余計重ねて想像がふくらみました。
[映画館(字幕)] 8点(2012-01-13 13:18:57)《改行有》
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