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1. ザ・ロード(2009)
《ネタバレ》 荒廃した世界が見事に描けていたと思う。世界が滅亡した理由や、明確な旅のゴールが示されないままのロード・ムービーで2時間弱引っ張るところは好みが分かれるところだろうと思うが、個人的には最後まで飽きずに見ることが出来て良かった。
作物が育たない世界なんだろうとか、動物が一匹も出てこないところとか、説明がなくても何となくわかった。
徹底的に動物を写さないことで、コガネムシが飛んで行くシーンや、最後の家族の連れている犬のシーンで未来に関する希望が表現できていたように思う。
最後の家族の奥さんの微笑とかも印象的で良かった。[ブルーレイ(字幕)] 6点(2012-06-20 23:35:58)《改行有》
2. サマーウォーズ
《ネタバレ》 素直に好きです。エンターテイメントでほろっとさせて、ちょっぴりロマンスが入っている。
田舎、大家族、ネット社会、仮想現実、暴走するAI・・・これらの要素を綺麗なデザインの絵でコミカルに描くのは今っぽくてハイセンスだなと感じます。
出陣前にみんなでごはんを食べるところ、世界中のみんながアカウントを分けてくれるところが大好きです。[レーザーディスク(邦画)] 9点(2012-03-11 22:28:20)《改行有》
3. 最高の人生の見つけ方(2007)
《ネタバレ》 これって邦題が悪いですね。。。
「最高の人生の見つけ方」だと、『最高の人生』って言葉にひっかかっちゃて、「何?やっぱり最高の人生は金持ちか金持と一緒じゃないと達成できないわけ?」って文句の一つも言いたくなっちゃう。
これが原題の「The Bucket List=棺桶リスト」だと、余命を宣告された男たちが、生きてるうちにやりたいことをリストにして旅に出るってことで、どう自分の人生の終わりと真正面から向き合うかっていう人間ドラマの意味合いの方が強くなる。
世界的な大金持ちかどうかは、演出をおもしろくするための付属物に過ぎなくて、環境の違う二人の老人がお互いの足りないものを補いながら、相手の刺激を受けながら自分の人生を見つめ直すって映画だと思う。
「世界一の美女」とか最後のオチとか、シナリオも凝っていて通好みの映画だと思います。
邦題は悪いですが、作品自体はいいので9点です。[DVD(字幕)] 9点(2011-02-13 02:07:20)(良:2票) 《改行有》
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