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【製作年 : 2000年代 抽出】 >> 製作年レビュー統計
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1.  さまよう刃(2009) 《ネタバレ》 原作を読んでいないので、映画を観た限りでの感想ですけど、ペンションの娘さんのお節介キャラは非現実的に思えましたし、娘を殺された父親にあんな薄っぺらな説教をできてしまえる人が本当にいるなら、その人殺されても仕方ないと思います。「暴力に暴力で対抗して…」とか、「じゃぁ俺が君に忘れられない暴力を与えるから、暴力でない方法で解決や癒しを完遂して見せなさい」と言いたい。と同時に、猟銃を渡したおやじは、詳細を知りもしないのに、あれじゃ罪のない人が殺されることになってもおかしくない。大馬鹿だ。竹野内が演じたような正義感に悩む刑事とか悲しいかな現実にいると思えない。まず、そんなことを考える真面目な人は日本の警察組織なんかに入らないと思います。主人公の「死にも等しい恐怖」とかいうたどり着きも本当にくだらない。そんなもん、喉元過ぎれば…である。少年法云々を扱うこの物語って、犯罪少年側の視点は何もない。どんな環境で育ったか、どう人格改善の可能性があるかなど。また、それを目指す大人の存在も描かれないし、そういう大人が総力で取り組んでも何の改善も見られないようなクズである場合に、少年法がそいつを保護する意義があるのかという視点もない。そういうもの一切抜きで被害者遺族側だけの視点で進む話しとしては、たどり着く答えがくだらなすぎるし、全部空砲だったというオチも、ペンションのオヤジは何を考えてたのかワケ分かりません。主人公が空砲に替えたわけでもないでしょうし。どっちにしろ主人公は本当には撃つつもりはなかったというオチなのだから、空砲だったとか余計にしか感じませんでした。どうしたって自分の命捨てる覚悟で相手に恐怖与えたかったんでしょう。それから、発砲させないために主人公を撃つなら、手か頭なんじゃないかな? 引き金引く余地与える部位を射ったりしてないと思います。 チクリ少年「警察にチクるど、ナメンナヨ!」と対抗できるのに、10万ホイホイ持って行く? 犯人少年もそばにいた警察もバカかと思います。[DVD(邦画)] 3点(2014-08-15 00:43:28)

2.  サマータイムマシン・ブルース ところどころクスッと笑えるところはあるので2点にするのはやめときます・・・という程度の作品です。あとに何も残らない、内容は中身空っぽのおふざけ映画でした。 [DVD(邦画)] 3点(2012-03-10 15:33:34)《改行有》

3.  ザ・コーポレーション 《ネタバレ》 「『法人』てなに? ま、いいわ、自分に関係ないし」みたいに生きてきましたが、この映画で「法人」がどういうものか知りました。バカみたいな屁理屈をのほほんと受け入れた法律に愕然としました。自分がそんなバカな世界で生きているのを、ちゃんと知らなかった。昔、ある有名デザイナーからお聞きした話ですが、ある大企業のロゴを依頼されて制作したとき、企業の担当者から「私自身は大変気に入っているんですが、会社としては・・・」なんてことを言われたそうで、それに対してデザイナーはこう返したんだそうです「じゃあ、その会社ってやつをここに連れて来てください」。おー、ナイスな返しじゃーん! と感心したことを思い出しました。「その『会社』ってやつは、どいつなんだ? どいつと話し合ったらいいんだ?」ってことですよね。その代表としての担当者のはずなのに「自分は気に入ってるんだけど・・・」と言う。じゃあお前は何なの?? みたいな・・・。「気に入ってるなら説得しろよ」とか「説得できなかったんなら、会社の意向に納得できてるんでしょ、それをきちんと説明しろよ」って気分になります。会社って、いろんな個性の人が集合して働いている所であって、しかもそこには意見の違いとか派閥とかなんだかんだあるだろうに、そういうものに一個の人格を設定するって、なんてバカなことがまかり通ってるのだろう? 「会社としては・・・」と言いながら、その構成員が1人の人間の立場になれば全く逆のことを言う。そこが精神的にもう病気のはじまり。で「私個人としては、好ましくないと思っているんですが、会社としては人に害を及ぼしてもやるしかないわけで・・・」っていうことが、いろいろとあってるわけで「赤信号みんなで渡れば怖くない」だし、ヤバくなればトップを入れ替えて「ハイ生まれ変わりました!」みたいな安直な解決策でお茶を濁す。そういうものに奴隷解放の為に弱者救済として誕生した法律が利用されているということに唖然。報道を隠蔽しようとする企業の抑圧などNHK事件思い出すし、この作品で示される「イメージ戦略」や「洗脳」も、「自分は別に洗脳されてない。自分が欲しいものを買っているだけ」と思うことは容易だけれども、ふと最近ちょっと目を通した『ぼくたちの洗脳社会』に書いてあったことなども思い出し、考えさせられました。自然界の動植物の発見に特許が許されていたとかも怖い。[DVD(字幕)] 7点(2011-09-19 01:32:22)

4.  サマーウォーズ 夏の暑い日に、クーラーかけて真っ暗に閉め切った部屋でプロジェクタの大画面で観ると、わくわく感と清涼感を楽しめそうな気はしてます。バーチャルな世界の映像も、縁側のある由緒正しい田舎の大邸宅の映像も、気に入ってます。おばあちゃんも、そこに集まる大勢の親戚も、キャラが光っててワクワクしますが、そのワクワク期待した先に、あまりツボにはまるものがなかったというのが正直な感想です。『時をかける少女』に比べると、こっちの方が断然キャラとか話の運びとかステキなんだけど、心に強くグッと残るのは断然『時をかける少女』という感じでした。ちょっとバーチャル路線引っ張り過ぎな気もします。ゲーマーとかオタクとか、あまり親しみ持てないです。[地上波(邦画)] 6点(2011-06-11 18:05:49)

5.  サルバドールの朝 《ネタバレ》 主人公が死刑になる前に、少なくとも人が一人死んだわけで、その人の命については何にも描かれないで、死刑にされた主人公の命だけ描かれる。よほどの過失とか、やむを得ぬ事情でもない限り、人の命を奪った者は、自分の命が奪われても文句は言えないと、自分は考えています。人がたくさんいるところで銃を撃てば、死人が出る可能性は大なのだし、銃を手にする以上それ相応の責任を持ってしかるべし。サルバドールは殺した警官やその家族について考えたり悔やんだりしない(少なくとも映画を観る限り)。警官殺しに至るまでに、体制側の酷さが充分に描かれて「こいつら人間じゃね~!」と、そいつらの命を軽く見積もれるくらいの描写があるのなら、サルバドールの死刑に何らかの思い入れも持って観れたかもしれないが、この映画を観る限り、主人公はタダのジコチューにしか思えない。「不当裁判」と言われても、人1人を殺した者の命が奪われる事にどれだけの不当性があるのか、そこがまるで伝わってこない。主人公の仲間は報復のため夜中に邸宅へ銃乱射。こういう連中を英雄みたいに言われてもピンとこない。死刑のとき、主人公の命に敬意を払えみたいなセリフがあったけど「殺しておいて敬意を払えとはどんな思想やねん?」と思う。生かす価値なしと判断するから殺すのだろう。敬意に値するなら殺しちゃいかんでしょう。実話とはいえ、看守との友情の成り行きも安い小説みたいで、もう少し描写に段階を持って欲しかった。[DVD(吹替)] 3点(2011-05-26 10:30:33)

6.  ザ・ロード(2009) 《ネタバレ》 「信頼できる仲間がいなくなっても、人間として生きていたいか」といったテーマが『ゾンビ』や『ドラキュラ』映画にあるけれど、それをも少しリアリティある設定にすると、こういう映画になるかなーという気がしました。地下室で飼われてる人間のシーンは忘れないと思います(『第9地区』とか『アイ・アム・レジェンド』とか似たような映像は思い出すけど)。でもこの作品が大事にしたいことは「心の灯」のことだと思えたけれど、そこがなんだかうすらぼやけて感じられてイマイチ。心の灯を絶やさず後世に継ぐにしては、父親の行動はそこから逸脱した感じが大きいし、むしろ息子に軌道修正させられる。ただ、弱肉強食の世界で息子がたった一人でも生きていけるようにと願う父親の焦りはよく描けていたと思う。浜での別れのシーンは泣けました。劇中できちんと描かれない「心の灯」は、ラストの家族の姿で強烈に感じてほしかったのかもしれないけれど、僕はあの奥さんの語りで真実が示された時「あのとき息子が男の子を追いかけたのを止めなければ・・・」とか「この家族がこそこそ尾けてこなければ、父子はシェルターに長居できた」とか思えて、気分的にはちょっと後味良くなかったです。父親の存在は、そんなに近寄りがたいものがあったかなー? 父親は警戒し過ぎの人間だったということか? まじめに何かを伝えたい映画に感じるけれど、その主張がよく分かりませんでした。ガイ・ピアースのセリフに「賭け」という言葉が出てくるけど、結局「善い人と出会えるかどうか、人生は賭けだ」ということなのだろうか? 強いて挙げれば、シャーリーズ・セロンの陰鬱さと対照的な、ラストのガイ・ピアースの奥さんの表情から「微笑みを絶やさない女性の存在」は大事やね~、ということは感じられたと思います。[DVD(吹替)] 5点(2010-12-07 04:29:18)

7.  3時10分、決断のとき 《ネタバレ》 首をフォークで刺される俳優さんを「どっかで見たよね」って気になって気になって、しばらくそっちに気を取られっぱなし(『LOST』で見たんでした)。映画はテンポがゆっくり目で少々眠かったですが、最後はとてもいい感じでした。ラストただ素直に列車に乗ったら、家族で「あり得んよねー!」と言ってたと思いますが、脱獄2度もやったことが語られた上に、口笛で馬を呼んだから「うんうん」と納得。この物語を好きになれたのは、上っ面の善悪を冷笑するようなスタンスが心地いいから。刑に処せられる人間に対して意地悪く絞首刑の歌をうたってみせる「社会的法的には悪でない人」も、フェアな状況じゃないから死にたくないと犯罪者を野放しにする「その程度の志でなるなよ保安官」も、人の命というか魂とかを何とも思ってないような「畜生」も、全部始末してくれるので気持ちいい。かといって「生きてりゃいい」ってものでもない結末で、ダンは悪人たちと同じく死んじゃうけど、彼には悪人たちが決して味わうことのない「幸福感」のなかに死にます。息子に「スゴい!」って尊敬されて、その息子は父を立派に手助けできるほどに成長した姿を見せてもくれて、そんななかで死んでいけるのは良いです。ベン&ダン&ウィリアムが観る者に刻み込む共通のものは『心意気』だなーと思いました。ベンとダンは心の底の部分で繋がりが出来たはずだけど、ベタな友情表現などをしなかったのは良かったです。ベンはおとなしく目的地まで列車に運ばれる気はさらさらなかったはずですが、金に目がくらんで見境無く銃をぶっ放す馬鹿どもの中で、ダンのためにうったお芝居は「命がけ」であって、それはダンの息子ウィリアムが言った通り「優しい」ことだと思います。その命がけのお芝居をぶち壊しにかかった仲間を始末する気持ちは難なく理解できたし、そもそもベンは他の連中の「腕」を買っていただけで「魂」の部分では人間とすら見ていなかったでしょう。僕にとっては男らしさナンバーワンの映画かも。テンポ良ければ10点あげたい作品。クリスチャン・ベールはジェームズ・ブローリンを見てるようでした。[DVD(吹替)] 8点(2010-12-01 05:20:19)

8.  最高の人生の見つけ方(2007) 《ネタバレ》 そりゃさー、スゲー大金あるからできるわけでしょ。最高の人生見つけるにも金次第かよーって僕は思っちゃうのですよ。死を目前にして人生の価値とか見直す映画にしては「えー、はいはい、そうですか」って感じ。黒澤明の『生きる』でめっちゃ感動したクチとしては、なんかどうでもいい軽さでした。死ぬ前に、立ち位置の全く違う二人が最高の親友を見つけましたって感じの話なのかなー。だったらタイトル違うでしょって気がするし、そういう目線で切り替えてみても、正直、残るものが無いです。なんかさー、どうせなら「あなたもうすぐ死にます」って宣告されて、それで仕事も辞めて何もかも手放してバーッと金使いきって、そのあと「間違いでした、死にましぇん」って言われる映画つくってよー。そのうえで「でも最高の人生見つけたんだ」って言い切ってよー。[DVD(吹替)] 3点(2010-11-19 05:10:23)

9.  殺人の追憶 《ネタバレ》 バカっぽい自白強要が二度も描かれたときには、この映画に何も期待できなくなり「観るのやめようか」と思った。でも、こういうバカ警察は実際に掃いて捨てるほどいるので、これがリアルなんだと思い直して最期まで鑑賞。ラジオにリクエストをしている男はとても怪しいけれど、曲を聴いた別の男が犯行を重ねている可能性も十分あり得るので、クライマックスでのソ刑事の心境に共感できない。無実の人間を拷問して自白させる警察を嫌って、ラジオ放送の最後に流れた曲やメッセージを、わざと「覚えてない」と嫌がらせした可能性もあるし、強引バカ警察には自分もそれくらいの嫌がらせはするかも。もっと「絶対こいつのはずやのに!」と思わせるものが欲しかった。それに、ラジオ局は事情を知った段階で同曲を雨の日に流すなっちゅーの! それにしても、ヒットもしてない1曲がそんなに何度もリクエストで拾われるんかね? しかも、毎度ご丁寧にリクエスト通り雨の日に? ソ刑事を主人公にしてみると、ほとんど「セブン」的だが、ちょっとした聞き込みとバンソーコ貼ったくらいで、最初は冷静だった刑事があそこまで壊れるのは説得力なし。エピローグはラストのカメラ目線さえなければ凄く良かったと思います。[DVD(吹替)] 4点(2010-05-18 05:00:06)(良:1票)

10.  再会の街で mickeyさんが書いてくれた「ワンダと巨像」の解説に「なるほどー、そうだったのか~!」と感心しました。でもゲームやったことない人にはわからない描き方は不親切だなと思います。主人公の場合、いっぱいお金もらってるから、あんなふうに生きていても済むんでしょうけど、どんなに辛くて長く長く引きずる心の傷を抱えていても、あんなふうにしてられない人もたくさんいるでしょうに・・・。他人が簡単に救えないってことがこの映画で描かれてるのは評価するけれど、主人公は弱すぎるようにも思う。あそこまで感情を遮断するなら、一度は爆発的に感情のふちが壊れてしまうところも見せた方がホントだと感じてしまいます。[DVD(吹替)] 4点(2010-01-10 04:05:40)

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