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1. ザ・タウン
《ネタバレ》 鑑賞した本日は見事な「晴れ」。劇中の台詞にドキッとした。骨太な犯罪映画に「晴れ」という台詞を印象づけた作品も珍しい。クライムアクションは「闇」や「夜」というダークな雰囲気が多いが、この映画はむしろ「光」の印象が強い。強盗シーンや銃撃戦はすべて白昼、オープンカフェのサスペンスもあの「明るさ」で特に印象に残る。そして「花」。クレアがガーデンを、一方でボスのファーギーが花屋をやっているという対比が面白い。追求しすぎると「泥臭くなる」男のドラマの中で、ベン・アフレックは街が持つささやかな「美しさ」を出したかったのかなと思った。[映画館(字幕)] 8点(2011-02-14 00:11:06)(良:3票)
2. ザ・ウォーカー
《ネタバレ》 荒廃し、旅人の命も簡単に奪い、水さえも物々交換、昔は捨ててた物を今は必死で奪いあう…。そんな絶望的な世界で一冊の本に希望を求めるプロットに違和感はないと思う。たぶん自分があんな世界に何十年も生きていたら、奪ってでも「ショーシャンクの空に」を観たくなるだろう。そんな世界観、そして繰り広げられるアクションシーンは迫力もあり、まずまず楽しめた。しかし、後半の展開がいまいちあっさりしてる感は否めない。確かにオチには驚いたが、だったらさっさと本渡してもいいんじゃない?と思った。そもそも、あんな人を殺しておいて「俺の言葉を書け」なんてちょっと信用性がないだろうと。しかも本棚に置いて終わり?そりゃないよ。。ゲイリー・オールドマンの悪役は久々だったが…往年のキレがない。メイクもあると思うが、年老いた感じ。ほんとはやりたくなかったんじゃないの、この役。他のレビューにもあったように「トゥモロー・ワールド」を思わせる演出も感じれれた。(手法は違うが長回しの銃撃戦、ウォーカーが俯瞰で見つめる旅人を撃ち殺す強盗団のシーン)でも、楽しく観ることだできた。[DVD(字幕)] 6点(2010-11-28 21:58:51)(良:1票)
3. サマーウォーズ
素直に泣きました。田舎育ちの私は。今やネットなどで世界の誰とでもつながることができるし、仮想現実という世界にも確かに憧れます。しかし、やはり一番大切なものは家族の絆。ストレートにそう感じました。
入道雲、朝顔、風鈴、蝉の声、そして…高校野球。
どんなに暑くても、やはり夏はいいなと思わせてくれます。笑って、泣いて、どこか甘酸っぱい。そんな映画。
OZのビジュアルセンスに脱帽。[DVD(邦画)] 8点(2010-07-23 22:53:38)《改行有》
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