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プロフィール |
コメント数 |
67 |
性別 |
男性 |
自己紹介 |
最近になり、やっと映画鑑賞に時間がさけるようになってきたので活動再開していきます。自分は記憶力が悪く、映画を観ても内容をすぐ忘れてしまうので、できるだけレビューを残していきたいと思います。基本書くことは苦手ですので、大したレビューは書けませんがよろしくお願いします。 |
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1. さらば友よ
正直、ストーリーは結構雑なところもありましたね。特に謎解きの部分は無理やりこじつけた感じであまり上手くない。しかし本作においては、ストーリーはあまり関係ないですね。アラン・ドロンとチャールズ・ブロンソンが共演したという事実こそが、一番の見どころです。
画的なことを考えてしまうと、ドロンほどの美男子と共演したいと考える男優はあまりいないと思うのです。絶対彼の方に目がいってしまいますから。しかしブロンソンは偉かった。お世辞にもハンサムとは言えぬ風貌ながら、円熟した男の色気で世紀の美男子を食ってしまった。『やっぱ男は中身で勝負でしょ!』と堂々と口にする勇気を彼からいただきました。ありがとう、ブロンソン!
そしてラストのマッチの火の力強さ。まさに男の情熱そのものでした。久々に熱い漢の映画を観ることができました。[DVD(字幕)] 7点(2017-03-18 01:16:59)《改行有》
2. さや侍
《ネタバレ》 これは普段の松本人志のコントをつなぎ合わせ、大衆向けにアレンジしたのものだと思います。はっきり言って松本さんらしくないです。こうなってしまった原因は、監督初作品がカンヌに招待されある程度の評価を受けたからではないでしょうか。大日本人は監督業の不慣れもあり雑ではあったが、松本色はそこそこ感じられる作品でした。松本監督は当時、「海外ウケなど全然考えていなかった。カンヌに招待されることがあらかじめ分かっていればもっと海外を意識したものを作った。」と発言しています。ただ、カンヌは「ある方面でのコメディー映画の最高峰」と言っており、松本監督の繊細でマニアックな芸風を評価したのです。海外ウケなど狙った時点で、海外の評価はもとより松本色が消えたことで日本での評価も落ちてしまいます。北野監督は海外ウケなど狙っておらず、自分の撮りたいものを撮って評価を得たのです。しんぼる以降の低評価はそこにあるのではないでしょうか。本作は脱藩した野見勘十郎が捕えられ、30日間で母を亡くし笑顔をなくしてしまった若君を笑わせられなければ切腹させられるというもの。まさか30回も一芸を見せるなんてことないよなあと思ってたら、8割くらい見せてきたのでビックリ!そりゃ最初は野見さんもキャラが立ってるんで笑えるけど、10回目くらいからはさすがに飽きてきます。期限が迫ってきても全く緊張感がなく同じテンポでことが進むので、どんどん笑えなくなっていくという悪循環。最後の坊さんの歌も完全に大衆向け。「心配しないで~♪父は今、母と一緒にいますぅ~♪親と子の絆は永遠ですぅ~♪もしかしたらこうして初めて父と子の絆は永遠となるのかもしれません♪もし、会いたくなったら愛する人と出会い~愛する人を愛してください~♪」無責任な・・・期限延長してもらったのに簡単に諦めんなよ。潔く死ぬなんてのは逃げであって、土下座して無様な姿を晒し命乞いをする方がたえを守っていくための愛を感じるし、よっぽど侍だと思います。これからのたえの壮絶な人生を映画にしたほうが面白いのではないでしょうか。小細工なしのわがままな松本監督の映画を観てみたい。[DVD(邦画)] 3点(2014-12-30 00:47:36)
3. サウスパーク/無修正映画版
《ネタバレ》 これはいったい何でしょう・・・ 監督さんはブラックジョーク連発でしてやったりとか思ってるんだろうなきっと・・・ 全く笑いのネタとしては成立していない。小学生がふざけて、「う○こー!う○こー!」って訳もなく連呼してるのと同じレベルなんですよねこれ。一発芸をずーっとみせられるんで飽きてきます。当然、尺的にも映画としてなりたたないので変なミュージカル入れたりしています。せめて最後までおふざけで押し通して欲しいと思って観ていたのに、クライマックスでお涙頂戴のストーリーぶっこんできやがった・・・ 正直、ちょっとダサい。映画にするのは無謀だったと思います。10分くらいのアニメにするのがいいように感じました[DVD(字幕)] 2点(2014-12-27 01:21:20)(良:1票)
4. 叫
《ネタバレ》 刑事である吉岡は恋人である春江を水につけて殺してしまう。極度の強迫観念にかられた吉岡は、類似事件が発生するたびに敏感に反応し精神に異常をきたしてしまう・・・というしょーもない男の話。吉岡は恨まれ殺されてしまっても不思議でないはずなのに、優しく接してくる春江に対し居た堪れなくなります。そんな吉岡は、別の殺人事件で水につけて殺された赤い服の女の偶像を作り出す。彼女は療養施設で孤独な生活を強いられていたとき、たまたま船に乗っていた吉岡と目が合ったにもかかわらず、何もしてくれなかったことが恨めしいという理由で付きまといます。大変理不尽な目に合うが、これは吉岡自身、何か罰を受けなくてはならないという思いがそういった状況を作り出しているのであろう。だからって、同僚の刑事さん巻き込んじゃまずいでしょう(笑) 最後の春江の怒っているような寂しいような微妙な表情は、「殺すことないじゃん。普通に仲良く暮らしていれば一番幸せだったのに。」とでも言いたげ。なかなか風変わりな映画でした。[DVD(邦画)] 6点(2014-12-18 23:48:41)
5. 三悪人
《ネタバレ》 競走シーンの臨場感あふれるド迫力映像の凄まじさに感動しました。駅馬車より10年以上も前に、ジョン・フォード作品のカメラワークが確立されていたことに驚いた。幌馬車に火を放ち、教会に突っ込ませ放火するシーンや、置き去りにされた赤ちゃんに迫りくる幌馬車の大群など、ぞっとするような怖い描写がみられます。ハスラーがまた悪い顔していますね。豪傑な感じでなくインテリっぽいとこが逆に恐怖を誘います。その一方でコメディータッチも随所に見られ、ジョージ・オブライエンが婚約者と勘違いし、他の女といちゃついてしまうシーンは完全にコント。三悪人が父親を殺されてしまった娘に出会い、次第に愛情が芽生える。いっしょに歩んでいくことは許されないと悟り、婚約者を探す当たりの愛の深さに脱帽。悪事を働いてきた今までの己を戒めるかのように、命をかけハスラー一味に挑んでいく姿は、単純にカッコいいし泣ける。恐怖、笑い、映像美、そして愛。さまざまな要素がバランスよく絡み合った一流娯楽映画。[DVD(字幕)] 8点(2014-12-12 00:22:00)
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