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プロフィール |
コメント数 |
92 |
性別 |
男性 |
自己紹介 |
基本的に点数が甘めになりがち。 あまりジャンルに好き嫌いはありませんが、やはり娯楽映画が好きです。 密度の濃い映画が好みですね。 |
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1. THE GREY 凍える太陽
《ネタバレ》 想像していた感じの内容ではなかったのは確かだ。遭難するというくらいの情報しか持たずに観始めたがサバイバルの末の生還劇をやはりどこかで期待していたのかも知れない。
ああいう環境で遭難したのだが寒さや飢えが最大の敵ではない。彼らの最大の敵は狼だ。彼らはメカのように一人ずつ生存者を殺そうとしてくる。だがああもきっちりと単調に一人ずつ死んでいく姿を見せられるとただの理由付けのようにも感じられるのが残念だ。生還劇ではないのだと途中でなんとなく感じたのは生還劇らしからぬ死に方を見せられたからだが、ならばこれは一体どういう作品なのだろうかと観終わって考えた時「無意識の内に死に場所を求めていた主人公」に生存者たちが巻き込まれているようにも見え改めて救いが無いと思った。
こういう作品にしてはちと長いとも感じたし恐らく観返すことはないだろう。[CS・衛星(字幕)] 5点(2015-10-03 02:49:34)《改行有》
2. 里見八犬伝(1983)
《ネタバレ》 いやあ、懐かしい。小学生の頃テレビでワクワクしながら観た。光る珠を持った八犬士が集まっていくのがすごく好きだった。
しかし今観るとやはりチープな部分が目に付く。ムカデや蛇などは思わず笑ってしまう。それでも当時のように楽しんで観られるのは懐かしさもあるだろうが魅力的な物語だからだろう。
深作の演出も大味だがパワフルでそれに負けまいと役者陣も熱演。特に夏木マリは素晴らしく、彼女一人で八犬士に負けないくらいのインパクトがある。JACのアクションもスピード感があって良い。志穂美悦子のようなアクションもできる女優って今は見ないなあ。
久しぶりに観て驚いたのはラブシーンが意外と長いこと。バックの歌が流れている間ずっとラブシーン。いつまでやってんだよ。その空気を感じて七人が事前にそそくさと出て行くのはちょっと面白い。あと、ラストバトルが凄まじい。八犬士は自分の死に場所を求めるかのごとく次々に死んでいく。死の見切りのつけ方が早いというか潔いというか、ここまでスピーディーだったっけ?
いろいろ書いたが個人的には思い入れもあるし結構好き。欲を言えば八犬士の描き込みがもう少し欲しかった。でもそうなるともっと尺が長くなるだろうし下手すると二部作になりかねない。逆にこの尺でよくまとめた方か。邦画もこういう作品にまた挑戦してほしい。[CS・衛星(邦画)] 6点(2015-01-07 02:22:22)《改行有》
3. サニー 永遠の仲間たち
《ネタバレ》 青春映画としてはよくあるタイプだが笑いどころや泣きどころでキッチリ笑えて泣ける良作。
余命二ヶ月の旧友と偶然出会うところから話が展開するがそういう難病の部分で安易に泣かせに来ないのがいい。
テンポよく過去と現在を描き出す話術も上手いが、なにより女の子たちの演技や存在感が素晴らしい。全身を使った彼女たちの演技は若いエネルギーに満ち満ちていて、観ているこちらをも元気にしてくれる。
そういう部分が素晴らしいから細かいところはあまり気にならないが、ラストの遺言のところは「ん?」と思ってしまう。やはり解決方法が安易ではないだろうかと。そこが気になるとその後のダンスから全員が集まってみんなが少女の笑顔に戻るラストも、上手いと思いながらも何かもやもやしてしまい残念だ。
あと病室で流れていたテレビドラマでの兄妹ネタや難病ネタ。「またかい!」って韓国の人もそう思ってるんだなあ(笑)[CS・衛星(字幕)] 7点(2014-12-05 18:05:57)(良:2票) 《改行有》
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