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自己紹介 |
ここに限らず、よく「見る回数」に2回以上だとすごく見ているみたいに書いている人がいますが、気に入ったものであればレンタルでも二回、購入したものであればそこそこ気に入れば10回は見るのでたかだか2回以上で、すごく見た、すごく名作と言う神経がわかりません。 個々人の感性の違いなのでとやかく言うつもりはあまりないですが、2、3回でまるでものすごい回数見たかのように言うのは違和感を感じます。 |
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1. 斉木楠雄のΨ難
《ネタバレ》 漫画福田映画としても、非常に低レベル。
ハシカンがおまけ程度のヒロインかと思ったら完全に準主人公というかむしろ主人公?レベルに出張ってきてた。
変顔してないとき、顔は3、4割かわいいが、半分以上はあまりかわいくない。
声がガラガラ過ぎる、足が太いのが目立つ。
神楽やかぐや様と違って「超美少女」という設定をやるにはあと5kgは落としてからじゃないと無理だったんじゃないですかね。
燃堂力役の新井さんはものすごく合ってた、多分この映画の一番のいいところは、ここだけ。
といっても福田節で演技するわけで全てが台無しだったのは仕方ない。
ていうか、これ、映画として成立してないんじゃないか?
一応の流れとしては学園祭の一日、という大枠はあるんだが、大枠があるだけ、それだけで、
映画によくあるラストの大きな流れに至ってもオチが「え? それだけすか?」と。
「ある意味斬新」と言っておこう、もう一度言おう、「ある意味斬新」!
銀魂とかかぐや様は暇なら見てもいいと思うけど、これは全く見なくていいと言える。
あと、ムロと佐藤二朗はもう出さないで![インターネット(邦画)] 3点(2021-04-03 12:39:23)《改行有》
2. サカサマのパテマ
《ネタバレ》 惜しい、もっと点数を上げられるという点は多いし、
異様にラピュタっぽい部分が多いのも認めるがそれでも良作。
世界は
1、最初の地上
2、パテマの暮らす世界
3、アイガの世界
4、アイガの上の世界
5、ラスト辿り着く世界
の5つがありますが、5つ目は1-4のどれと同じでしょうか、という話。
1と同じ、つまり、「サカサマ人」だったのはアイガの人たちというオチ。
1の現象が起きてアイガの人たちは地下で生きることにして地下に「空」を作った、それが4。
空を見ないように教育されているのもバレたくないからなんでしょうね。
言われないと理解できない人が多いというか語りが下手と言われればそれまでですが惜しいです。[インターネット(邦画)] 8点(2020-01-24 20:28:42)《改行有》
3. サマーウォーズ
《ネタバレ》 基本は「デジモンアドベンチャー ぼくらのウォーゲーム!」のあらすじを大筋なぞっている。
ただデジモンが40分だったのに対して本作品は115分となっているため、先輩への淡い恋、旧家への数日の旅行(上田という土地)、Ozというシステム、祖母と義理の子の関係、Ozの制作者、キングカズマ、裏本編とも言うべき高校野球などなど様々な要素が入っている。
Ozのような脆弱な仕組みがー、というが、サイエンスフィクションでもなくただの娯楽映画なのでこれくらい極端でいいのである。
このくらい極端なシステムにした場合のほうがあらゆるものを繋いでしまった後のリスクをわかりやすく体感できるのでそこを突っ込むのはナンセンスだ。
そこは製作者も十分わかっていて作ったはずなのだから。
それと一日一日の変化もまた劇的であり、非常に面白い。
一日目は先輩に頼まれるがままに先輩の親の実家に一緒に帰省。
次の日の明け方、謎のメールに返信することでアカウントを乗っ取られる。
それによりその朝にはニュースでOzの混乱を起こしたのは自分であると報じられる。
という形で半日、一日ごとの経過が非常に素晴らしい。
宮崎駿は知っている人は知っていると思うが、結末を最後まで作らずに書くし、その作り方が一番顕著なのはラピュタで、あれは普通に見ていればわかるがラピュタ到着後はかなり毛色が変わる、つまりその後を考えてなかったのでつぎはぎ的な印象を与える。
多少の整合性がなかったとしても、この作品にはそういうものがない。
とりあえず粗筋を予め決めてから作っている、というのがわかるため、見ていて非常に面白いし、特に野球と上田での現実のシンクロ具合は見ていて最高に面白い。
尚、その後の細田作品は先細りではないがどんどん脚本が荒く適当になっていってしまって残念である。
声優はできればうまい人のほうがいいし、作画もきれいに越したことはないが、何より脚本がつまらないのでは意味がない、と思える。
数年前だとポストパヤオは細田さんと言われていただろうが今は確実に新海さんであろう。
少なくとも「おおかみこども」や「バケモノ」や「ミライ」では次期パヤオには絶対なれない。
でも正直、新海氏はもっとミニマムに動くべき人だと思うので、ケモナーに走らず話を一般人向けに面白く展開してくれるのは細田さんだと信じています。
あー、この作品で一番ワクテカするシーンは、婆さんの死後男たちが力を集めて大学に納入するPC(スパコン?)を家にぶちこんで電力は船から取って冷却は氷の柱で行って、画面もハイビジョンブラウン管を使う、回線も自衛隊のミリ波回線を拝借、といったあの場面ですね。
ああいう、大人たちがそれぞれOzでの格闘のために本気を出してくれるシーンってのはやっぱり見てて爽快だし、「男っていつまでもバカだなぁ」と思わせる良シーン。
多分、最近放送してたとは思いますが、テレビでは見ないのでわかりませんがノーカットでもなければ削られるシーンも多いため、見るならオンデマンドやレンタルBDで見ることをおすすめします。
Ozの設定が緩いと言ってる人がいますが、このくらい緩くないと物語は作れないよ!
こまけーこたいいんだよ!
それより敵のアバターが最後二人になるが、あれは敵当人と主人公のアバターだろうな、と。
ここからは「知ってる人が見てたら少しくすりとできる」話。
その辺に似たようなまとめがあるかも。
まず、携帯は全てドコモのものです、どのメーカーのどの機種かも特定できるレベル。
唯一出てくるiPhoneは海外用にソフトバンクSIMを入れて利用してるのでしょう。
ドコモSIMでも利用できないことはない時期でしたがドコモでiPhoneが出てない時期ではSBのSIM入れるのが普通でしょう。
あと、これは割と見ててわかる人が多いと思いますが、ゲーム機はDSです。
PSPが一台もないのが実に不思議。
ソニーが嫌いなのかといえばHDブラウン管はソニーです。
スパコンの見た目はNECのもの、200テラフロップスは今の技術でぎりぎり普通レベル、当時はあの大きさじゃ無理。
100Gbpsはいまだに実現できてない数字。
まぁ、こういう現実と妄想の狭間あたりが面白いんでしょうね。
追記
衛星を自分ちに落とさなければどこでもいいのか、という発言がありますが、
あれ、落ちた先は陣之内家の私有地でしょう。
なので、私有地で温泉湧いてまた儲かる、ではないけれど、
家は壊れてもそのもとは取ったというエンドだと思いますよ。[ブルーレイ(邦画)] 9点(2019-07-07 01:54:41)(良:1票) 《改行有》
4. サマータイムマシン・ブルース
《ネタバレ》 「面白そう」なのに「面白くない」、一体この感覚はなんだろうと視聴後に調べてわかりました。
これ、よくある「失敗した演劇作品の映画化」なんですね。
多分、演劇としてはものすごく面白い作品なのに映画化される際にその部分がスポイルされて
結果として面白そうなのに面白くないという、かゆいところに手が届かないみたいな感じになっているのかと。
あと最初のほうが徹底的に初見殺しなのも気になりました。
二度見ることを強要するみたいなのが気持ち悪い。
タイムループ、リープものってのは「もう一度見たい」と勝手に思えば勝利であって
「もう一度見て確認しろ」と強要するものではないかと。
あと、これは演劇を引きずってるのかもしれませんが、キャラが変に濃いのが多い。
いちいちくどくて作品に入っていけないというのはやはり失敗になるんじゃないですかね。
それで入っていけたという人にはいい感じなんでしょうけれども。
単純に一言で言えば、別監督だったらもっと面白くなっただろうなと思わせる失敗作。[DVD(邦画)] 6点(2019-06-12 23:17:08)《改行有》
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