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【製作年 : 1990年代 抽出】 >> 製作年レビュー統計
1. 処刑人 「処刑人」と言う邦題が嫌いです原題のままのほうが中身同様かっこよくて好きです。正義と愛に満ち溢れており、兄弟がジャレ合うところは子犬がジャレてるようでかわいいし、父親はとても偉大です。理屈ぬきに大好きです。10点(2003-06-05 11:58:36) 2. ジャッキー・ブラウン 44歳の前科持ちの黒人スチュワーデスと56歳の真面目な保釈金融業、この設定だけで既にヤラレちゃいます。ここに最高の音楽が乗っかり、細かなカットもテンポよくカッコよく見せられれば、文句の付けようが無い。サミュエル、デニーロ等周りの役者も効いててとても面白い映画でした。9点(2003-11-16 11:33:26) 3. シュリ 初めて見た韓国映画でハマッタ作品です。アクションとラブストーリーとのバランスがよく、クライマックスは哀しく涙しそうになった。がラストがもう一つです。 9点(2003-09-07 14:15:44) 4. 12人の優しい日本人 舞台さながらの密室性と12人の個性的な人々が実にユニークです。三谷らしさがテンコ盛りで、三谷物の中でもかなりの面白い作品です。9点(2003-09-07 13:46:57) 5. シザーハンズ バートン流エレファントマンであり、バートンのダークさ、グロさ、マニアックさなどを全てエドワードが体現し、バートン=エドワード対世間の対立関係が、エレファントマンほど人間の醜さを前面に出さず、とてもファンタジックな寓話に出来上がっている傑作です。 9点(2003-07-22 10:51:18) 6. 秋菊の物語 一言誤れば済む事が、村長の立場と筋を通して欲しいオンナの意地が招く誰も望んじゃいない結末。学が無い事が怖いのか、腐敗し癒着まみれの役人・官僚組織が怖いのか、オンナの執念が怖いのか。赤い唐辛子の束がチャンイーモウ。[ビデオ(字幕)] 8点(2006-01-03 18:29:34) 7. 写楽 写楽は誰かというミステリーだけでなく江戸の風俗、文化が見事な美術、セット、映像に描かれている。歌舞伎の伝統の様式美とデフォルメがまさしく写楽の浮世絵、これが江戸文化であると思わせる。吉原で江戸の華といわれる大立ち回りのケンカシーンも真田の型破りな動きが写楽そのものでした。8点(2003-11-16 17:16:58) 8. シャロウ・グレイブ 一昔前のヤンエグチック(古!)なドリカム編成(死後!!)な3人組の友情、愛情、欲を赤裸々に映した映画。金によって関係が壊れていく。所詮いつかは壊れる時が来るワケだが、男同士が壊れるもっとも判り易いのが金か女であり、女となると金しかない。ボイル監督は「28日後」でも信頼をテーマに人間を鋭く描き出すなどこの手の話がとても上手いし好きなようだ。8点(2003-11-16 11:34:17) 9. 始皇帝暗殺 組織の王として人を殺してきた男と刺客として人を殺してきた男、自らの生まれながらの罪のため人を殺し続けなければならない男と自らの過去を悔い改め剣を捨てた男、対極を成す2人の男たちが1人に女を愛した事によりやがて剣を交える。巨大な城郭や人海戦術の大エキストラの迫力はサスガ中国と感心させられる。コンリーの魅力に対して肝心の二人の魅力が乏しい。この映画の対極の二人と映画の女神を愛した「始皇帝暗殺」チェンカイコーと「HERO」チャンイーモウの二人が、どちらがどちらとは言わないが妙にかぶる気がする。[ビデオ(字幕)] 7点(2006-01-26 22:29:44) 10. 地雷を踏んだらサヨウナラ 地雷をふんだらサヨウナラと云う彼の最後の言葉に込められた真意を十分に汲み取ることは、私には到底出来ない。ただ泰造はともかく沢田教一しかりロバートキャパしかり彼等は死にたくて死ぬ訳でなく、地位や名声を得ても戦場にこだわり続けた。彼等が命を張って伝えてくる真実が永遠に戦争が無くならないという真実でもある。7点(2003-11-18 15:01:51) 11. 四十七人の刺客 忠臣蔵物の中では最も好きな映画。大石対色部の駆引き、要塞化した吉良邸など面白さはでているが、原作と比べると言葉足らずでスケールダウンを感じてしまう。7点(2003-10-18 19:03:12) 12. 13F オチが気に入らない、あんなオチはおかしすぎるよ。よく出来てるストーリーで楽しめたのに全部を台無しにしてしまうような酷いオチ。しかし、きっと彼もまたぐレッチェンモルにまた捨てられるんだろう、と思うと深いかなあ。 7点(2003-07-21 21:44:21) 13. 静かな生活 伊丹監督が監督になって、ずっと撮りたかったテーマの映画が本作でなかろうか。日本の社会の中に根強く残る障害者に対する差別や偏見、特に障害者の恋やセックス的な部分をあえて描いている。監督としてはこのタブーを打ち破り、障害者に対する理解を深めたかったのだろう。監督の大江先生に対する友情、光氏に対する愛情はよく分かるのだが、これは親族だからこそなのではないのだろうか。一観客としては、お天気お姉さん同様、ボランティア以上の気持ちは沸かない。6点(2004-12-07 21:07:05) 14. ジャンヌ・ダルク(1999) 戦争英雄譚かと勝手に決め付けていたんで、後半は意外と面白かった。神の啓示はともかくとして上り詰めるまでがイマイチ説得力がなく面白みが足りない。大衆煽動者である一方、死なないヒロインとして周りから祭り上げられのと逆に、自身は死を怖れを感じ、為政者からは疎んじられる。洋の東西、時代は問わず、英雄の最期の一つのパターン。彼女が本当に救われたかどうかは彼女しか判らない。6点(2004-09-25 11:16:45) 15. 死んでもいい(1992) 大竹しのぶ、室田日出男この2人がかなり濃いためか、永瀬がかなり印象薄いです。それまで大竹にエロスは感じなかったがアリかなって気になります、さすがです。6点(2003-12-13 21:06:01) 16. 白い嵐 単なる青春映画でなくパニック映画でもなくシッカリとした骨太の人間ドラマでした。ホワイトスコールで沈む船は何が起きてるのか分かりづらいがそれこそがパニックであり、船長の責任問題を追及したからこそよりリアリティがあり、より深みが感じられた。6点(2003-11-18 15:04:06) 17. 私立探偵・濱マイク/遙かな時代の階段を マイクシリーズで前作同様の面白さは出ていましたが、海象監督に対する期待度はもっと高かった・・・次回作こそ6点(2003-11-18 15:02:56) 18. 私立探偵・濱マイク/我が人生最悪の時 当時待望の林海象の新作、今回は3部作ということでかなり期待大だった。海象らしさは十分出てたと思いますが・・・まだまだこれからって感じでした。6点(2003-11-18 15:02:32) 19. Shall we ダンス?(1995) 昔の上司が社交ダンスを長年やっており、映画ヒット後に勧誘してました。社交ダンス、マドンナという非日常性に世のサラリーマン達はつかの間の夢を見る。6点(2003-09-07 13:56:58) 20. JFK 公開時はかなりの話題作でした。アメリカ最大の汚点であり最大のミステリー。事実から出来た物語なだけに説得力はあるのだが、逆に生々しすぎて、ミスリードしている気がして恐い。あくまで仮説の一つであり、決して真実ではない。6点(2003-09-06 21:29:37)
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