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【製作年 : 2010年代 抽出】 >> 製作年レビュー統計
1. ジョーカー 《ネタバレ》 ラスト以外は、ある程度の予備知識を持って観たのですが、これほど芸術的な映画だとは思いもしませんでした。ひとつひとつのシーンが、こういうとなんですけど、映画表現に満ち溢れていて美しい。内容はといえば、同僚からも社会からも蔑まれ欺かれた一人の男が、徐々に悪のカリスマに目覚めていくというストーリーですが、それにともなって、アーサーの表情が徐々に自信に満ちてくるというあたりが、皮肉というかなんというか。最後の演説のシーンでは、ヒース・レジャーのジョーカーともイメージが重なりました。なるほど。とはいえ謎のラストシーン、どこまでがアーサーの妄想なのか、様々に推測されているようですが、とあるブログでラストシーンは80年代ではなく現代ではないかとの推測が書かれていて、自分的にはそれでストンと納得しました。ラスト以外はすべて妄想。ジョーク。そしてジョーカーの出自は、この映画を観た後でさえ謎のまま。いかにもジョーカーらしい… と、書いたあとで、いや、もしかしたらアーサーはジョーカーではないのかもと思い始めました。一人の男の頭の中に潜むジョーカー。そのジョーカーは、こういう的外れな憶測をする我々を見て、きっと笑っているに違いない。[DVD(吹替)] 8点(2020-02-23 01:25:10)《改行有》 2. シビル・ウォー/キャプテン・アメリカ 《ネタバレ》 頭からっぽで観る分には面白いですが、どうも分かれた陣営とキャラが合っていないような気がしてしかたありません。キャプテンもファルコンも、元軍人だったのだし、これまでそれに歯向かった経歴もない(キャプテンなんか広告塔役まで!)のに、いきなり個人主義になっているし、逆にこれまで好き勝手やっていたスタークが、組織組織言い始めるし。スタークの方は劇中で心境の変化が描写されていますが、これまでの言動と比較すると説得力が足りません。こういうのはお祭り映画(この映画、どう見てもアベンジャーズですよね)でやるのではなく、アイアンマン単体でやってほしかったところです。せっかくMCUという統一世界で連ドラをしているのですから。最後のあたりのバトルも、スタークがファザコン気味であるにしろ、ちょっと行動が極端すぎで、キャプテンの方も止めるのではなく戦っちゃっているしで、なんで戦っているの?と置いてきぼりにされた感じがしました。[DVD(吹替)] 7点(2016-12-07 12:23:55)(良:1票) 3. ジャックと天空の巨人 《ネタバレ》 想像していたよりも全然戦わないので、ちょっと拍子抜け。まともに戦っても勝てるとは思えないので、そこは頭を使って、腕力ではなく知力で戦ってほしかったのですが、後半の籠城戦含めて、あんまり頭使ってなかったですね。なので期待はずれかなあって思っていたら、エピローグのまとめ方に惚れてしまいました。うまくまとめたなあ。[DVD(吹替)] 6点(2019-09-04 11:45:28) 4. 触手 《ネタバレ》 いやもう、ほとんど言いたいことは↓の方が書いていただいているので、付け足すことはありません。何も足さない、何も引かない。CGのクォリテイは良かっただけに残念至極。それにしてもデータを見ると6ヶ国共同製作してて誰も、これじゃいかん!と言い出さなかったのだろか。 追記:しまった、記念すべきレビュー100作目がこの作品とは…[DVD(字幕)] 2点(2019-07-23 22:05:12)(良:1票) 《改行有》
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