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プロフィール |
コメント数 |
288 |
性別 |
男性 |
自己紹介 |
基本 SFとアクションとコメディが守備範囲。 映画通ではなく、中レベルの映画ファンです・・。 苦手なジャンルや興味のない映画は元から見ないし、観て良かった作品ばかりレビューしてるので、8~10点ばかり付けてしまいます。 期待した作品と、期待してなかった作品で、評価が上下してしまう癖が あります。あと話題の大作とかには、評価は辛目です。 |
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1. JAWS/ジョーズ2
《ネタバレ》 1作目が偉大過ぎて、続編がつまらない いやそれだけじゃない。
この映画では、サメに挑む人間が足りないんです。
前作は、やられっぱなしの前半に対し、3人でサメ退治に出かけ、
その大きさに呆然としつつ、プロ漁師の気合いとスキルで勝てそうな展開の中盤。
そして終盤の壮絶なバトルという心躍るプロレス観戦のようなワクワクがありました。
この続編は、後半にサメが姿見せても襲われて悲鳴と泣き顔のカオスシーンばかりで、
戦って仕留めようというアクションが無いのがつまらなくなった原因。
それなら、食われまくってホラーにすれば別な価値が出たのに、そうでもない。
サメのロボットによる撮影は継承されてますが、引き込まれない理由は撮影だけじゃない。
音楽のシンクロが甘いんです。 せっかくジョンウイリアムズが再起用なのに、
画面と音楽の一体感がありません。ミキシング以前の大きな間違いがありそう。
と言う事で、主演のロイさんお気の毒な1本でした。[DVD(字幕)] 4点(2022-08-21 10:26:53)《改行有》
2. JAWS/ジョーズ
《ネタバレ》 ここ何十年、複数回映画館へ通った映画は、この映画のみでした。
音楽が素晴らしい。当時サウンドトラックをアナログレコードで何度も聴いてました。
こんなに映像と音楽が完璧に昇華した作品はないと思います。
この曲あまりにも話題になり流行り過ぎて、テレビのコメディで乱用されてイメージが
地に落ちましたが、じゃあ他にどんな音楽にしたらと思うとコレしかないでしょ。
映像も素晴らしい。当時の特撮技術で、ここまで凄みのある映像が撮れるとは・・。
ついに巨大サメに出くわすシーン「この船じゃ小さ過ぎる」のゾワゾワ鳥肌・・
サメの大きさが絶妙です。コレより小さいと、モリや銃が利いてしまいそうだし、
これより大きいと、荒唐無稽のB級ヨタ映画になってしまう。怪獣映画にありがちな
「架空の話なら、ドデカク行こう」がなくてヨカッタ。 漁師のプライド暴走で
助けも呼べず、逃げることさえ出来なくなる展開もいい。
最後の戦いでも、音楽が最高のクライマックスを盛り上げます。
リアルとの微妙な距離感の脚本。テンポのある演出。そして音楽との融合。
映画はかくあるべき、の1本であります。[映画館(字幕)] 10点(2017-04-11 19:25:54)(良:2票) 《改行有》
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