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21. 書道ガールズ!! -わたしたちの甲子園- 《ネタバレ》 無名の女子高生がいきなり書道パフォーマンス甲子園をやりだすと言い出す→人気もまばらな商店街でビラをまく(当の商店街とも学校とも一片の相談もなしに)→市役所の前でパフォーマンスを演じて一般職員が感動すれば市の協力が得られる→いきなり全国放送で取り上げられる→見事他地方から参加校が集まって大会成功 脚本家が馬鹿だから頭悪いんだからと言ってしまえば簡単なんだけど、少なくとも数年間テレビ業界に身をおいた人間が、お金もかかれば、費用もいる一つの催し物、イベントがこんなに簡単には立ち上がらないことくらいわからないはずはない。 小さな渦巻きが大きな運動に盛り上がっていく過程、描く気持ちと能力さえあれば、こんなに面白い題材もないのに。 要は、めんどくさかった。煩わしかった。大会の成功は事実なんだから、そこまでの過程などどうでもいい、そんなところでしょうね。言ってみれば、脚本家の不誠実、不真面目さ、プロ意識の欠如。 他のいろんな職種と比較して、映画、ドラマの脚本家って、どうしてこんなに不誠実な仕事をして、大きな損害を生み出してもプロとしてやってけるのか不思議で不思議でしょうがない今日この頃。 キャスト的には申し分ない映画だけに残念[CS・衛星(邦画)] 6点(2013-11-18 10:38:50)(良:1票) 《改行有》 22. シリアナ 《ネタバレ》 ざっと整理すると 石油会社間の合併のために、片方の会社が油田採掘権を獲得するために行った不正を追及しつつも、なんとか検察との折り合いもつけて仕事を全うしようとする弁護士。 仕事に失敗し、組織からも排除されそうになるCIA工作員 アラブの一王国の国王家のパーティで息子を失い、そのことをきっかけにして改革派の王子に近づいていくアナリスト。 石油会社の合併のために職を失い、やがてイスラム系ゲリラになっていく若者。 だいたい、こんなところかな。この4つの話が、かなり説明を省略した形で、しかも断片的な形で描写されるんで、ついていくのが非常に難しいのは分かります。 ただ、一つ一つの話がそれぞれ面白くて、なおかつ人物描写もしっかり描かれてるんで、 分かりにくいの一言で切り捨てるのは残念な気が。 むしろ、何回か繰り返して見るたびに新たな発見があって楽しめそうな映画。[CS・衛星(字幕)] 7点(2013-09-16 13:33:41)《改行有》 23. ジャッカルの日 原作が大傑作である以上、それを映画化する際には、相応しいキャスティングをすること、時間的な制約等で省略を加える際には細心の注意を払って原作を損ねないようにすること、この2点を注意すれば、まあ外れがないことを原作ファンとして実感しました。(原作者が同じ戦争の犬たちのように、菲才な脚本家が余分なエピソードをつけくわえるとか論外ですがw) 最初から、最後まで完全にネタは分かってての、数年ぶりの鑑賞ですが、全くイメージ通りの映像で実に楽しめました 2018年7月 久しぶりに原作を読んであまりの面白さにこちらも観たのだが、まことに残念ながら、些細とは言い難い改変を発見してしまった。男爵夫人がらみのエピソードの前後関係が少し。で、その辻褄を合わせるために主人公が平静さを失って交通事故を起こすエピソードを追加。時間の節約にすらなっていないので、全く意味のわからない改変、特に交通事故は主人公のキャラにもかかわってくるのでいささかげんなり。ちょっとがっがりです。 9→7[CS・衛星(字幕)] 7点(2013-09-11 11:42:12)《改行有》 24. 邪魔者は殺せ 《ネタバレ》 まず、主人公を除く登場人物、それから私より前の11人のレビュワーさんの誰にも、 全く憐れんでもらってない気の毒な殺された会計士さんに謹んで弔意を表します。 人が何人も死んでいくわりには、あまりに説明不足で薄っぺらなストーリーですね。 もちろん、北アイルランドのテロを伴う一般市民まで巻き込む独立闘争とか、北アイルランドには独立反対のプロテスタント系住民も大勢住んでいて必ずしも独立闘争が住民全体の支持を受けていないこととか、少し調べればわかることですが、映画の中では単に「組織が」「組織が」と表現されるだけで、主人公たちがどういう大義のもとに戦っているか、そして市民たちが彼らに対してどのようなまなざしを持っているか、まるでわかりません。ある意味、そんなこと説明してもらわなくてもわかるよっていう、イギリス人、アイルランド人限定の映画ですね。(組織が、組織がってショッカーの戦闘員でもそれくらいのことは言うw) あと、別にこの映画に限ったわけじゃありませんが、画家とか鳥を飼っている親父とか、エキセントリックな人間を出して、エキセントリックな言動をさせれば何か映画に深みができるような勘違い、洋画、邦画を問わずありがちですが嫌いです。[CS・衛星(字幕)] 4点(2013-02-11 14:35:22)《改行有》 25. J・エドガー 《ネタバレ》 題材は非常に興味深かったんですが………。あまりに主人公の性的嗜好が特殊でついていけません。かねがね性的嗜好で人間を判断することはできるだけ慎むようにしてるんですが、この人の場合……ゲイでマザコンで女装癖、3つってちょっと多すぎません?裏どらが一個のったら満貫ですよw[CS・衛星(字幕)] 6点(2013-01-21 17:28:49) 26. JFK 映画としては面白かったです。(ただ、アメリカにおける検事の地位、権限、身分というものにもっと知識があればもっと面白くなるかな) だたリアリティという面からするといささか。これは他の陰謀史観にも共通する批判なんですが、大統領や上院議員をしごく簡単に殺せるような「組織」(しかも頂点は現職の大統領)が、一地方検事が言いたい事を言い、やりたい事をするのを放置し、さらにはそれが映画化されるのまで放置することってあり得るでしょうか?合法、非合法を問わずいくらでも打つべき手段はあるのでは? 映画の中に描かれるような、ネガティブキャンペーンやほんのソフトな脅迫だけでは、絵空ごとにしか感じられません。 日本の電力業界の方が、そりゃ暗殺こそしませんが、もっと上手に反対者の政治的抹殺および、反対意見の封殺を行ってるような。それに比べれば、少なくともこの映画の中で描かれる産軍複合体は緩い、緩い。[CS・衛星(字幕)] 7点(2013-01-05 10:34:39)《改行有》 27. 幸福の黄色いハンカチ 《ネタバレ》 古い映画を見るのって、実はその時代の風潮、考え方を教えてくれるものなんですね。実は、他の映画と筋を混同してたので被害者にもなんらかの落ち度があったかのように誤解してたんだけど、今回初めてじっくり見て被害者側には全く何の落ち度もない、言ってみれば全く天から降ってきたような災害みたいな事件。健さんは被害者にも、あるいはもしいたとすれば被害者の家族にもどれだけ謝っても足りないはず。ところが、映画の流れでもあるいは健さんの心境でも、そういう申し訳なさ、謝罪の表現は全く無し。人一人の命ってそんなに軽いものだったんでしょうかね。刑務所で数年過ごせば償えるくらいの。 あまりにあまりの犯罪者の人権優先、被害者の人権無視のこの時代の風潮が実感できました。(あと、桃井かおりのあまりの若さ、若いころですらあまり可愛くなかったことw、それとよく女優続けられたなと思うほどの極端な滑舌の悪さも面白かったです。)[CS・衛星(邦画)] 5点(2012-12-31 21:19:50)(良:1票) 《改行有》 28. 少女たちの羅針盤 《ネタバレ》 実は、見てる最中はすごく楽しんでたんですよ。4人の少女たちの気持ちのふれあい、すれ違いがリアリティがあって面白くて。いったい、どうしてこのメンバーの一人が他のメンバーを殺すことになってしまうのか?どんな伏線がはられていて、どんな動機によってそんな悲しい結末になるのか?結末が近づくにつれて期待感が高まる一方でした。それが何?あの安っぽい動機、安っぽいトリック。がっかりしました。 ミステリーのミスリードを完全に否定するつもりはないんですが、これはあまりに酷い。 ただ、草刈麻有さんがちょっと可愛かったのと、まるでゴリ押ししてる様子がない、 いまどき珍しいお父さんの節度ある態度に+1点。 (邦画でよくありますよね、なんでこんなブ〇がヒロインなのと思ったら両親が有名俳優、女優ってケースw)[CS・衛星(邦画)] 6点(2012-09-10 10:39:28)《改行有》 29. 新・刑事コロンボ/奇妙な助っ人<TVM> 《ネタバレ》 暴力団の準構成員が殺害される。決め手に欠ける刑事は、被害者が所属した暴力団の組長と図り、容疑者を脅迫、監禁、暴行させ自白に追い込む。 ま、簡単に日本風に翻案するとこんな感じになります。合法性、適法性に関する意識が非常に乏しいシリーズであることは重々承知なんですが、それにしてもこれはあまりに酷い。 社会正義という観点からもどうか? こんな脚本を書く製作者の知性も疑わしいが、こんな内容が問題視されず受け入れられてしまう、アメリカの国民性も嫌いだ。「正義」のためにはどんな手段も許されるってとこですか?[DVD(吹替)] 1点(2012-08-20 11:52:57)《改行有》 30. 新・刑事コロンボ/影なき殺人者<TVM> 《ネタバレ》 呆れるのを越して大爆笑の作品でした。わざわざ写真のお面(プッ)かぶって、オービスに引っかかるようにスピード違反って。危ないにもほどがある。 頼む方も頼む方なら、頼まれる方も頼まれる方ですね。ま、このシリーズのレベルの低さがよくわかる作品でした。 ただ、部下の婦人警官が男性警官と同じ制服でなんか萌えたんで、+1w[DVD(字幕)] 3点(2012-08-11 13:08:22)《改行有》 31. 新・刑事コロンボ/殺人講義<TVM> 《ネタバレ》 まあ、この作品そのものは、いつものコロンボが仕掛けた罠に犯人が簡単にはまるという、何作も続けてみてるとマンネリで飽き飽きはしますが可もなく不可もなくというとこなんですが、問題は冒頭近くでの犯罪学の講義でのコロンボの得意げなセリフ 「最近ある法律家のオフィスに行ったところご本人は不在、秘書は用足しに行ってたんで、私としてはこのチャンスを利用しない手はないと思って、オフィスに入ってってくずかごを…」 法律に法った適正な捜査は、基本的人権を構成する重要な要素です。もちろん、番組の製作者に「悪」を罰するためなら、時には基本的人権を侵害することも許されるという信念があって、この「コロンボシリーズ」が製作されてるなら、あえて頭ごなしに否定するつもりはありません。 しかし、どうでしょうか、コロンボの冗談めかした口ぶり、ふざけめかした態度。如実に、番組製作者の捜査の適法性に対する軽視、いやはっきり言うと重要性への無知が表れてると思いませんか? ずっと、このシリーズに対して持っていた疑惑がはっきりした瞬間でした。こんな低レベルの製作者によって作られたシリーズに、少なからぬ出費と時間を費やしたことが少し悔しい。 いやあ、何年も前に大仰に否定した割には、DVDを後生大事に其の後何年も保持。呆れたものです。 大上段に振りかざした上記の批判はもう今となっては、当たり前すぎて恥ずかしいくらいですが、そんなことよりそもそもこの犯罪計画成り立つでしょうか。 デジタル化が随分進んだ現在でさえ、ちょっと地下に入るとワンセグのテレビ映らなくなりますよねえ、数十年も昔のなんの工夫もない無線による映像が、ぶあつい駐車場の壁を超えて教室に、そして外部に、しかも極めて鮮明な画像。逆に、ドアロックの解除の電波がやはり何十メートル厚い壁を乗り越えて装置に届く。 はたして、番組の製作者、脚本家は実際に試してみたんでしょうかね?ものすごくいい加減で適当なトリックにしか思えません。 自信を持って廃棄決定![DVD(吹替)] 2点(2012-08-06 21:41:00)《改行有》 32. 新・刑事コロンボ/完全犯罪の誤算<TVM> 《ネタバレ》 さも、有能そうに振る舞いながら、殺人現場で物をかじっちゃうゆるさには苛っときますね。 あと、コロンボの辞書には捜査令状とか、捜査の適法性とか言う言葉はないんでしょうか?[DVD(吹替)] 5点(2012-07-23 14:12:07)《改行有》 33. 新・刑事コロンボ/だまされたコロンボ<TVM> 《ネタバレ》 まず、最初の件に関してのコロンボの推理、大穴があって無理あり杉。だって、アメリカ国内ならともかく、ロンドンの空港の税関、他人がなりすまして通過ってあり得ないでしょ?あったとしたらあちら側の大失態。替え玉自身が重大な犯罪者としてイギリスの警察に追われることになります。この件に関しては、脚本家が気がつかないわけないんで、あえてバックレてるような。 それから後の件は、とにかく「犯人がうかつ」の一言に尽きるわけで、あまり面白くありませんでした。いくらあわてててもふつう外しません?あんな音がでるもの。[DVD(吹替)] 3点(2012-07-23 10:31:29)《改行有》 34. 将軍家光の乱心 激突 《ネタバレ》 え、何?武家諸法度で長子相続が定められている?、半分本気にして武家諸法度調べたじゃないかw な訳ない。そんなものがあったらそれこそ時代劇のいいネタのお家騒動があるわけないじゃないか?だいたい、将軍って、むりやり大名の家臣の女房奪うほど、女に困らないって。そもそも陪臣の妻が将軍と出会う機会とかwwwwww なんてのは、この手のやくざ映画あがりの脚本家が書いた「時代劇」映画に対しては無用の突っ込みで、そもそも見るなって言われそうなんですが、それにしても長男が気に入らないから殺そうとする将軍とか、(そんなに気に入らないなら江戸城にいるうちに毒殺しとけよw)ようは、やたら大勢の人間が巻き添えになった家庭内暴力見させられた訳で。 こういう出鱈目、決して嫌いじゃないんだけれど、もう少し面白い出鱈目にしてもらわないと。だいたい、なんで3代から4代みたいなごく平穏無事に終わった何にもネタがない時代を題材にするのかな?企画者の頭の構造が理解不能です。[CS・衛星(邦画)] 5点(2012-07-21 16:14:28)(良:1票) 《改行有》 35. 新・刑事コロンボ/迷子の兵隊<TVM> まあ、穴ボロボロの犯人で魅力がないんで、(塚、あんなつまんないアリバイ工作で、しかもそれを見破られたらあきらめるくらいなら、最初からアリバイ工作なんかしない方がまし)、作品自体の魅力に欠けるんですが。 それよりもコロンボに対して一番、違和感を持つ点が出ちゃった作品でした。もちろん、日本とアメリカでは法体系も、捜査基準も違うと思うんですが、少なくともまともな法治国家で捜査令状も、相手の承認もなしに、個人の家から物を持ち出すのはないでしょ、厳密に言えば窃盗罪ですよ、あれ。なんかコロンボって捜査の合法性怪しいの多いんだよね。 あと、将軍夫妻の互いに対する偽善ぶりも嫌でしたね。[DVD(吹替)] 4点(2012-07-16 21:19:15)《改行有》 36. 新・刑事コロンボ/幻の娼婦<TVM> 《ネタバレ》 あらかじめお断りしますが、完全に主観的な評価です。 犯人役の女優さん、その年代としてさほど不美人だとは思わないんだけれど、娼婦に扮した時、お肌が残念で、いわゆる少し年齢が上の方の似合わない厚化粧にしか見えない。(この女優さんの全経歴の中で、いわゆる女性的な魅力が中心になるようなヒロイン役がほとんど見当たらないことからしても、かならずしも自分の主観とは言えないのでは) すごい美人が来たと証言される、あるいは初めてあった男に追いかけまわされる、本当に作品世界を大切にするなら、ルックスを最重点においたキャスティングをすべきだったと思うがそうは見えない。 とりあえず、娼婦風の恰好、化粧をさせれば「大美人」の出来上がりってあまりに安易な製作態度では。 ものすごくつまらないことに拘ってると思われるかもしれないけど、一部の英米映画、ドラマ(とりわけコロンボ)のキャスティングの演技力重視、ルックス軽視の傾向と、さもそれが日本のキャスティングに比べて優れているように言われ、ルックス重視を幼稚であるかのように貶める傾向に苛っとすることが多いので。[DVD(吹替)] 3点(2012-07-16 18:57:37)《改行有》 37. 女帝 春日局 別に熟女ずきじゃないんで、十朱幸代さんにまったく何もない、誓って何もないんだが、これだけ、時代考証とか歴史的事実完全無視の娯楽時代劇で、風呂の中で浴衣を着せるとか、そんな些細な歴史的正確さにだけ拘る製作者が全く理解できませんw[CS・衛星(邦画)] 5点(2012-07-13 14:26:58) 38. シコふんじゃった。 ぶっちゃけ、相撲に関心がない人間が見るべき映画じゃないですね。塚、ぶよぶよした尻とか太ももが画面いっぱいに映るのをみて楽しいと思うのは、相当特殊な趣向の方では(笑)。自分のような関心がない人間に、相撲というスポーツの面白さ、楽しさを感じさせるだけの説得力を持った画面作りには失敗してると思います。 ただ、出てる俳優がみな若くて、その点だけは楽しめました。[CS・衛星(邦画)] 5点(2012-04-14 09:50:03)《改行有》 39. 死刑台のエレベーター(2010) 《ネタバレ》 実はオリジナルの方も、若いバカップルに相当いらついてあまり好きな映画では無いんだけれど、こちらの方は好きな女優が出てることもあるし、ある意味、旧作のあくまであの時代特有の性質をどういう風に現代風にアレンジするのか期待したのだが…… 見てあきれ返ってひっくり返った。どうみても1950年代風のことをそのまま再現しちゃってるんだもんな。 実は、法規とか調べるつもりだったんだけれど、こんな駄作にあまり時間取られたくないんで手間を省くが、現代の日本の、これだけ安全管理がうるさい訴訟社会で、電源切ったら途中で止まるエレベーターとかあるかあ?するとなんですか、あのビルでは停電のごとにエレベーターは途中で止まるんですかと。普通は、電源切ったらどこかの階に止まって一定時間扉が開いて、それから停止するのが当たり前だと思うんだけれど。 それから、「完全犯罪」の幼稚さ。どんなにぼんくらな警察でも眉間に銃痕がある死体を自殺とは考えてくれません(笑)。それから普通に捜査すれば手すりに何か金具をひっかけた痕とかもろわかりですよね。(少なくとも科捜研のマリコさんなら絶対w) 50年前と現代の捜査手段の違いが全くわかってない脚本家って?ひょっとしてあまり推理物とか見ない人かな(大爆笑) で、原作にないオリジナルな部分が少しはましかと言えば、これがさらに。もう邦画の脚本家に、ストーリー展開で偶然に頼るななんて無理なことは言うまい。(まれには、上手に演出された偶然が感動をもたらすこともあるし、たとえば猟奇的な彼女とか) だけど、物語の本質に関係ないどうでもいい部分に、ありえない偶然を使うのだけは勘弁してほしい。 警官と喧嘩して拳銃を奪った暴力団の親分の情婦が、彼の昔の恋人で、親分とたまたまその日、その時間一緒に車に乗ってるとか。東京って確か1千万人くらい人口いましたよね。(こういうやたら偶然で、登場人物同士が関係するのって、今はやりの安手の外国ドラマの悪影響かしらん) 最近、大好きな女優の出てる映画を録画したDVDがゴミ箱直行が続いて悲しい。 (北川景子の役柄ひどかったなあ。ほとんど昆虫なみの思考能力に描かれてた)[CS・衛星(邦画)] 1点(2012-04-07 10:45:34)《改行有》 40. シューテム・アップ 《ネタバレ》 自分もウインカーを出さずに車線変更する人間大嫌いで、殺意まではいかないけれど。そんなに不要なものなら壊してあげましょうくらいは言いたくなるし、あと身障者用の駐車場所に止める人間も大嫌い、いつも「この人は、性格と倫理観と人間性が不自由なんだから」と自分を懸命になだめます。あと中年男のポニーテールも嫌いですね。 というわけで、主人公と感性ぴったりで、もうその時点で好感度大です。あと、モニカ・ベルッチの大ファンとしては「撃ちつくした!」のシーン、もうたまりません。 もちろん、お馬鹿映画であることは間違いありませんが、これだけ楽しませることに徹してくれれば言うことはありません。なんといっても、こんな馬鹿っ話を絵コンテだけじゃたりずにアニメにしてまで映画会社に持ち込んだ、監督の馬鹿さ加減、おたくっぽさが大好きです。 DVDのおまけに「撃ちつくした」のシーンのロングバージョンまで入れてくれた監督のサービス精神に+1でこの点数です。 2021年 9月28日 テレビ放送で結婚のため帰国した某氏を眺めつつ 「男のくせにロングヘアーをポニーテールにしている奴、[中略]は意味もなく撃ち殺してもかまわない」というような、主人公みたいな感性の人間が、 日本にいて欲しいような、いて欲しくないようなw でも、一言。公費で警護するのは絶対NGね[DVD(字幕)] 9点(2012-02-15 10:48:10)(良:1票) 《改行有》
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