みんなのシネマレビュー |
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61. ジム・キャリーのエースにおまかせ 前作『エース・ベンチュラ』にはキャリーの魅力が詰まっていたが、本作ではパワーダウン。やはり監督の交代が痛い。後に「親指』シリーズを撮るオーデカークは、キャリーの毒気を活かしきれず、パロディなど無難な笑いに走るばかり。「ペットディテクティブ・エース」は秀逸なキャラなので、できれば1のトム・シャドヤック監督で3の制作を希望。2点(2003-11-28 17:08:54) 62. JM バル・キルマーは降板して正解。巧みな心理を表現できるキルマーは本作にはもったいなく、演技は下手だが娯楽作ではスクリーン映えするキアヌが主演となったのは、ビジュアルだけで押す本作には結果オーライ。とはいえ、平板なプロットゆえ何も面白みが感じられなかった。確か、ラングレンも誰かが降板して急遽キャスティングされたはず。役の向き不向きなど関係なく、予定通り撮り終えるために、手当たり次第に交渉した結果なのだろう。2点(2003-11-28 13:32:56) 63. 幸福の条件(1993) スキャンダラスな題材選びで話題をさらうエイドリアン・ライン監督だが、ネタぎれ? この題材ならば、レッドフォードの役を色気のない中年男性、ハレルソンに夫として申し分ないと思われる初期設定を与えて、はがれていく夫のメッキ、じわじわにじみだす中年男性の魅力、そして金で買ったことへの後悔、など人間の本質を浮き彫りにするための工夫が必要であったように思う。2点(2003-11-28 12:25:17) 64. 恐竜小僧(ジュラシック・ボーイ) M・ショートは決して嫌いな俳優ではないが、ちょっとこれはやりすぎ。元気良く彼が暴れれば暴れるほど、こちらはひいていく・・・。2点(2003-11-24 12:27:22) 65. 新宿純愛物語 みんな2点か・・・優しいね(笑)。深夜テレビで観て大爆笑。あの二人の演技はすごいね。特にヒロインの女の子は。当時人気のあったアイドルなのかどうかも知らないが、その後演技をする機会はもらえたのだろうか? ラストの格闘シーンもあまりの緊張感のなさと仲村トオルの大仰で棒読みの芝居に大笑い。本サイトの規定通り、「面白無さ過ぎて大笑いしそうな映画」なので1点。1点(2003-11-30 18:19:28) 66. シベリア超特急 いくつもバージョンがあるようで、自分の観たのがどれか不明だが、演出・演技・脚本とすべてにほめる点がないのがすごい。みうらじゅん・コサキンによって取り上げられ、カルト的な人気を誇っていて、俺も映画をバカにしながら楽しむことはできた。しかし、それは晴郎ちゃんの狙いではないため、高得点はあげられない。私財を投げ打ってまで映画製作に賭けた晴郎ちゃんの映画愛に1点を捧げるのが精一杯。1点(2003-11-28 16:34:25) 67. GTO ヒットドラマゆえ映画化してもいいとは思うが、どうして監督が鈴木雅之なのか? 『サラリーマン金太郎』が映画化の際に映画・Vシネ畑の三池を抜擢したのと違い、これは単純なフジTV内の人事事情というようにしか感じられない。素直にシリーズを手がけていたAVECの演出家が撮れば少なくともシリーズの水準は保てたのではないか?1点(2003-11-28 13:06:13) 68. JFK 《ネタバレ》 これが完全なフィクションならば、演出力の巧みさ・キャストの演技ともに高得点。しかし、やはり現実の事件を扱い、裁判において無罪を勝ち得た人物を犯人と決めつける視点は何があっても許されるべきものではない。しかもXなどという根拠のない人物まで登場させて・・・。本作によって犯人と決めつけられた人物およびそのご家族の方々の心境・今後の生活を考えると、これはメディアの暴挙としか言いようがない。0点(2003-11-28 13:19:20)(良:2票)
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