みんなのシネマレビュー |
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61. 地獄の門 《ネタバレ》 独創的なグロ描写ではトップクラスの作品といえよう。後頭部からの脳味噌摑み出し、内臓ゲロ吐き、蛆虫の嵐(このシーン、女優さんが演技でなく本当に吐いてるように見えるんですが)…また、本筋とはほとんど関係のない「こめかみドリル突き」と、もうやりたい放題。フルチ先生、素晴らしすぎます。ゾンビの数が少ないのと、幽霊みたいにワープできるのが趣味じゃないけど。[DVD(字幕)] 6点(2007-07-27 09:59:25) 62. 地獄のモーテル 《ネタバレ》 一応『悪魔のいけにえ』の系譜なのだろうけど、どこまで狙ったか分からないアホさ加減がカルト好きの琴線に触れるらしく、なぜかそこそこ評判の良い作品。人肉ベーコンを売る中年兄妹が実に良い味を出しており、一見そこらの田舎にいそうな感じが怖い。思ったほどグロいシーンはないのだが、畑に栽培された人間たちと、ラストの豚仮面&チェーンソー対決だけで全てが許せてしまう。変なホラー映画。[DVD(字幕)] 5点(2012-08-18 22:01:15) 63. 将軍家光の乱心 激突 《ネタバレ》 いかにも80年代らしい大雑把な時代劇アクションだが、小学生くらいの時に観ていたらハマっていただろうと思われる(深作監督の『里見八犬伝』の例もあるし…)。戦隊モノに出てきそうな岩場でのチェイスシーンで、ジ・アルフィーの勇壮なスコアが流れるところなんか、ある意味最高だよね(苦笑)唐突すぎるスプラッターシーンもわろた。織田裕二は最初に爆死する仲間の役だよね?[DVD(邦画)] 5点(2010-10-07 10:17:42) 64. シリアナ ただでさえ難解な映画なのに、それを更にわかりづらく作っている。しかも、頑張って最後まで観ても、『トラフィック』ほどのカタルシスは得られず。ジョージ・クルーニーの熱演は見もの。[DVD(吹替)] 5点(2008-10-20 09:19:38) 65. 新・仁義なき戦い。(2000) 『仁義なき戦い』を冠するほどの作品ではないが、普通のやくざ映画として観たらそれなりに面白いし、何よりキャスティングが豪華。布袋サウンドも強烈で格好良い。佐藤浩市にもう少し活躍してほしかったが…。[DVD(邦画)] 5点(2008-04-24 20:44:55) 66. 呪怨 パンデミック エディソン・チャンもこれで見納めか…。[DVD(字幕)] 5点(2008-03-29 15:51:32) 67. シーズ・ソー・ラヴリー 《ネタバレ》 ことあるごとに「金持ってないんだけど…」と正直に白状するショーン・ペンが可笑しい。で、周りの人たちも何故かとっても親切。やはり凄いのはペンの演技で、どのようなアプローチでこの役を演じたのだろうか(『アイ・アム・サム』より断然凄い)。まるで天使のような男なのだ。内容はもう目茶苦茶で、ラストは呆気に取られること請け合いだが、そこには世間一般のモラルを超えた何かがあると思う。大体、平気で人を殺しまくるアメリカ映画界にあって、元の旦那と駆け落ちするぐらい、そんなに目クジラ立てるようなことではないのかもしれない(実際には嫌だけどね)。[DVD(字幕)] 5点(2007-08-12 22:37:56) 68. シティーハンター(1993) 《ネタバレ》 『シティ-ハンター』の実写映画化として観たらかなりヒドイが、いつものジャッキー映画のノリで観たらそこそこイケる出来。ジャッキー、ジョイ・ウォン、レオン・ライと、出演陣も豪華。中盤以降は海上版『ダイ・ハード』の展開で、真面目に作れば傑作になったかもしれないのに、とんねるずとかストⅡとか、何故か日本のカルチャーを無理矢理詰め込んで訳分からなくなっている(ジャッキーが突如ストⅡの春麗になって戦うシュールな映像は目に焼きついて離れない)。でもこのごった煮感覚が、バリー・ウォンらしいというか、香港映画らしく、楽しんだ者勝ちということで。ちゃんと100tハンマーも出てくる(笑)[DVD(吹替)] 4点(2013-04-10 15:10:02) 69. シャンハイ(2010) 太平洋戦争〈前夜〉の上海を舞台にした日米中の諜報戦…という、面白そうな題材を扱っているにも関わらず、このつまらなさは何だ?起伏のない展開と凡庸な演出で、サスペンスとしてもラブストーリーとしても中途半端。しかし、俳優陣だけは豪華。チョウ・ユンファと渡辺謙は相変わらずの存在感だが、主役のジョン・キューザックにあまりにも華がない(好きな役者さんだけど)。コン・リーは綺麗だった。[DVD(吹替)] 4点(2012-03-07 00:18:24) 70. 幸せの始まりは 《ネタバレ》 ヒロインのリース・ウィザースプーンが全く魅力的に見えないため(容姿も性格も)、どうして二人の男が彼女を取り合っているのかがよく分からない。肉食系(オーウェン・ウィルソン)と草食系(ポール・ラッド)の対比は面白いが、2時間もダラダラと彼らの三角関係を見せられるのはたまったものではない。ジェームズ・L・ブルックスは好きな監督だったが(『恋愛小説家』は10回くらい観た)、今の時代にはちょっと合わないような気がする。ジャック・ニコルソンは相変わらず巧い。[DVD(吹替)] 4点(2011-07-27 13:28:13) 71. ジャーロ 随所にアルジェントらしさは感じられるものの、やはり70~80年代の全盛期に比べると、切れ味が鈍った印象は拭えない。最近のフレンチ・ホラーくらい突っ走ってほしいものだ。前作(『サスペリア・テルザ』)に続き、日本人を起用してくれたことはちょっと嬉しい。それにしても、エマニュエル・セニエ老けたな。[DVD(字幕)] 4点(2011-06-15 07:18:17) 72. ジェイソンX 13日の金曜日 (このシリーズにしては)意外と評価が高いようですが、う~ん、これはちょっと…。別に作品自体はつまらないわけではないんだけど、『13金』をSFにはしてほしくなかった。これをやったらただのコメディでしょ。[DVD(吹替)] 4点(2008-04-05 22:12:11) 73. 13日の金曜日/ジェイソンの命日 《ネタバレ》 特に『13金』シリーズに思い入れはないので、これはこれで楽しめた。冒頭5分でジェイソンが木っ端微塵にされるというのは新しい展開。その後は『ヒドゥン』ですが…。内容はともかく、スプラッターシーンにはかなり力を入れていた。テントでH中の女を引き裂くシーンなんて良く出来てます。賞金稼ぎのおっさんがボーヒーズ家の秘密をどうして知っていたのかは謎。[ビデオ(字幕)] 4点(2008-04-03 21:59:35)(良:1票) 74. シー・ノー・イーヴル 肉鉤のいけにえ 《ネタバレ》 よくあるスラッシャー映画ですな。ただ、犠牲者たちが犯罪者ばかりなので、生き残りを予測できない面白さはあった(実際、意外な人物があっさり殺されたりする)。それにしても、虐待の果てに殺人者になってしまったのに、あんな殺され方をするなんて、犯人も可哀相。[DVD(吹替)] 4点(2008-03-13 01:03:35)(良:1票) 75. 処刑軍団ザップ いや~、狂ってるな~。『ナイト・オブ・ザ・リビング・デッド』のフォロワーでありながら、『ザ・クレイジーズ』より先に細菌感染の恐怖を描いた作品。70年代のヒッピー・ムーブメントという点では『ゾンビ』や『悪魔のいけにえ』にも通じるカルトホラー。怖くはないのだが、妙にあっけらかんと悪趣味なことをやっている(カルト教団に狂犬病の犬の血を混ぜたパイを食べさせるという発想が凄い)。狂犬病によりゾンビ化した集団が襲い来る様はなかなかの迫力。水が怖い(恐水病とも言うらしい)ので、水飛沫を浴びてビビッてるのが笑える。それにしても、『ザップ』って邦題は何だろう?[DVD(字幕)] 4点(2007-09-11 19:43:38) 76. 死霊伝説 DVD完全版を鑑賞。劇場公開版、及びビデオ版はずたずたに編集され、とても観られた代物ではなかったが、完全版は原作のムードをうまく画面に取り入れている。トビー・フーパーの演出も決して悪くなく、時間がある時にゆったりと観るにはちょうど良いだろう。元々がTV用に作られたものなので、直接的な残酷描写はほとんどなく、昨今の過激なホラーを見慣れた方には退屈だろうが、昔の怪奇映画と思って観ればそれほどひどい出来ではない。ロブ・ロウ主演のリメイクはもっとお勧め。[DVD(字幕)] 4点(2007-09-11 16:41:10) 77. シャイニング(1997)〈TVM〉 原作をなぞっただけの改悪版。とにかくガキンチョが小憎らしいんだよね(キューブリック版のダニー・ロイドは可愛かった)。奥さんにレベッカ・デモーネイっていうのもどうよ?『ゆりかごを揺らす手』を思い出して、いつ反撃に出るかとドキドキしちゃったよ。原作には忠実だが、恐怖感のカケラもない凡作。最後はちょっとしんみりきたけど。[ビデオ(吹替)] 3点(2007-09-11 17:24:05)
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