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Web www.jtnews.jp

プロフィール
コメント数 2102
性別 男性
自己紹介 善人が苦労が報われて幸せになるハッピーエンドの映画、
悪人が出てこないゆる~い世界観の映画、
笑いあり、涙ありの人情喜劇が好きです。

2008年11月19日の初投稿から、早いもので10周年を迎えました。
この間、みんシネのおかげで出会ったいい映画もいっぱいありました。
管理人様、レビュワーの皆様、いつもお世話になっております。
これからもよろしくお願いいたします。
2018.11.19

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81.  シスタースマイル ドミニクの歌 《ネタバレ》 ドミニ~ク、ニク、ニク♪・・・一度は耳にしたことがある方も多い歌ではないでしょうか。僕は全米№1ヒットとなった“シンギング・ナン”というアーティスト名でこの歌は聞いたことがありました。 明るくウキウキするようなメロディを歌う修道院のシスター。「天使にラブソングを」のような歌で人々を元気づけるシスターの物語をイメージしていたのですが・・・。バックコーラスのシスターの仲間と歌うシーンにはそんな雰囲気はあるものの、ひと時の成功と名声、そしてそこからの長い転落という波乱万丈の生涯を生きた一人の女性の悲しいお話でした。 自分のやりたいように生き続けた彼女には共感できない部分もあったが潔さが感じられる人でもありました。 その反面、彼女を利用し続け邪魔になれば葬り去ろうとする教会とは一体何だったのだろうか。恐らく今ではあり得ないマネジメント、印税は教会が吸い上げ、彼女には莫大な税金だけが課税され、彼女に教会が救いの手を差し伸べることは無かったという。彼女の人生は悲しい結末を迎えますが、ラストに全く悲壮感が無く、波乱万丈の彼女の生涯の中で最も安らかな心で過ごした時間であるように描かれていたのが救いでした。[映画館(字幕)] 7点(2010-08-27 22:56:54)《改行有》

82.  ジョニーは戦場へ行った 二度と見る勇気が無いですが、ラストのジョニーの心の叫びと軍の幹部に対し怒りに満ちた表情で神父が放つ強烈な一言、そして「1914年以来戦死者8千万、戦傷者1億5千万、祖国に命を捧げることは美しく輝かしい」と淡々と数字を並べ数行の字幕で作品を締めくくるところに込められたダルトン・トランボの強烈な反戦のメッセージを忘れることは無いと思います。[CS・衛星(字幕)] 7点(2010-08-11 11:40:25)

83.  知らなすぎた男 これは「知らなすぎた男」というよりは「気付かなすぎた男」ですね。アホ丸出しの男を演じるビル・マーレイのとぼけたいい味が出まくりです。ビル・マーレイさえいなければフツーのスパイ映画かな?しかしここに一人乱入して場を乱しまくるビルが素晴らしすぎます。全く気付かない間に陰謀に巻き込まれる、というか陰謀に乱入していくのですが、全く噛み合っていないようでそれなりに辻褄が合っていく様子がとにかく可笑しいし作品のテンポもいいしよく笑わせてもらったし、ホントにくだらないんですが愛すべきコメディでした。ビル・マーレイを主演に選んだことが本作の最大の勝因でしたね。[CS・衛星(字幕)] 7点(2010-08-07 17:07:17)

84.  ショウほど素敵な商売はない 《ネタバレ》 芸の素晴らしさ、家族の素晴らしさ、人生の素晴らしさ。いつもいい時ばかりじゃないけれど、この作品の主人公であるドナヒュー一家の成長の過程を見事な歌とダンスに乗せて見せてくれるとても楽しいミュージカルです。ドナルド・オコナーの持つ雰囲気と表情が本作でも実にいいです。この人が登場するだけでそのシーンがパッと明るくなります。勿論本作でも素晴らしいダンスを披露してくれます。特に夜の噴水のある公園でのダンスは見事でした。一方で本作のもう一つの看板であるマリリンの扱いがちょっと中途半端に感じられた点だけが残念。家族が離れ離れになる時期もあったけど、最後はきっちりドナヒュー5人組、いや、マリリンを入れて6人組になっての大団円に鑑賞後は実に幸せな気分。中盤のマリリンとドナルドの会話「舞台には悪役がつきものよ」「必要無い。明るくいこう!」やっぱりミュージカルはこうあって欲しいですね。[DVD(字幕)] 7点(2010-03-20 13:13:15)

85.  ジュリー&ジュリア 《ネタバレ》 ジュリアが活躍した過去、そのジュリアのレシピを再現する今を生きるジュリーという二人の実在する女性の物語。メリルがとびっきり明るくて大らかなジュリアおばさんを本当に楽しそうに魅力いっぱいに演じていましたね。今を生きるジュリーを演じたのはエイミー・アダムス。派手さは無いですが最近の僕のお気に入りの女優さんなのであります。エイミー、そして脇を固める二人の女性のご主人もなかなかの好演ではありましたが、やはりメリルのその圧倒的な演技、作品に占める存在感は群を抜いていました。作品の方は程よいコメディタッチで笑いドコロもテンポ良く配置されていましたが、やはりメリルの場面が圧倒的に見応えがあったし楽しかったですね。メリル主演で全編ジュリア・チャイルドの伝記モノになってもよかったかなあ・・・。なんて思えるくらいメリルが本当に素晴らしかったです。[映画館(字幕)] 7点(2009-12-16 23:13:06)

86.  シンシナティ・キッド 《ネタバレ》 バイクにまたがっても、消防隊長でも、刑事に扮しても、何をやってもカッコいい。絵になる。本作では派手なアクションは無いものの闘志を内に秘めた熱い勝負師役がやっぱりサマになってカッコいいのです。女に寄り添う姿、プライドを賭けた真剣勝負の表情、画面に彼がいるだけでやっぱり絵になるのです。スティーブ・マックイーン。僕はこの男が好きだ。どうしてもマックイーンの話が長くなりますが、エドワード・G・ロビンソンが静かだが迫真の演技で見せるマックイーンとの真剣勝負は実に見応えがありました。[DVD(字幕)] 7点(2009-10-23 22:05:06)

87.  紳士は金髪がお好き(1953) 《ネタバレ》 楽しいですね~。音楽に歌にダンスにこの頃の映画の持つ楽しい雰囲気に、マリリンのコメディエンヌとしての魅力が満開。もうそれだけで十分です。本作でも見せてくれる彼女の陽気でどこか子供っぽさを残した可愛らしさが大好きです。[DVD(字幕)] 7点(2009-03-15 14:45:40)

88.  ショート・サーキット 《ネタバレ》 雷が直撃して不良品となってしまったロボットが人間のように意志や感情を持つようになるという設定が面白いですね。ナンバー5の声や動きや風貌の愛らしさが本作の最大の魅力な訳ですが、アリー・シーディーとの恋の物語でもあり、ハートウォーミングなコメディとしても楽しく、ジョン・バダム監督の映画職人ぶりが存分に発揮されていて誰とでも気軽に楽しめる佳作に仕上がっていると思います。[DVD(字幕)] 7点(2009-01-23 23:25:01)

89.  シンデレラマン 《ネタバレ》 実話、苦労人のボクサーのサクセスストーリー、そして魅力的な彼の支えとなっている家族・・・気持ち良く感動できる要素が揃っているとてもいい映画だと思います。主人公が活躍した当時の時代もよく描かれていたと思います。ロン・ハワード監督は実話や実在する人物の描き方がとても上手な監督さんだと思います。最後の試合終了後、判定に時間がかかっている間、実話モノだけにひょっとしたら疑惑の判定で夢までもう一歩の所まで行ったのに・・・!というオチもあるのかなと不安になりましたが最後はほっとしたし、やはり感動しましたね。[DVD(字幕)] 7点(2008-12-29 12:56:35)(良:1票)

90.  至福のとき 《ネタバレ》 家庭では厄介者にされ、心に傷を負った盲目の少女とひょんなことから彼女の面倒を見なければならなくなった仕事も金も無く、結婚も出来ない冴えない中年男。終始コメディタッチで描かれますが、2人の心が少しずつ近づいていく様子を周囲の愛すべき人々と共に描く温かくも切ない作品でした。ラストはこの作品に関してはありふれててもいい、ハッピーエンドで終わって欲しかったと思います。ただ、最後の録音された彼女のメッセージと中年男の手紙はお互いを思いやる気持ちに溢れていて何とも心温まる肉声のメッセージであり、手紙でした。[DVD(字幕)] 7点(2008-12-17 23:16:39)(良:1票)

91.  芝生は緑 名匠スタンリー・ドーネンにこの豪華キャストを見ると見る前の期待感が大きく高まる作品です。 アメリカ映画ですが、イギリスが作品の舞台となっていてアメリカ人とイギリス人の絡みで笑わすという作品。 これ自体は面白かったのですが元は舞台劇らしい作品で、かなり台詞の多い会話劇となっています。 たまにこういう映画に出会うことがありますが、字幕を追うだけで結構大変なんですよね。 吹替にしても字幕にしても、この手の映画は原語では見ることができないもどかしさも感じますね。[DVD(字幕)] 6点(2019-12-26 15:15:59)《改行有》

92.  ショック療法 絶頂期のアラン・ドロンが謎のマッド・サイエンティストを演じる。 アラン・ドロンにはどこか陰がつきまとう役が似合うのですが、本作はそういう感じでもない。 全裸で砂浜を全力疾走、そしてそのまま波打ち際で無邪気に戯れる。他ではなかなか見ることができないお姿です。 公開当時にこれを見たアラン・ドロンのファンにはここが一番のショック療法だったかも。 音楽もこの手の映画にはつきものの不気味さを醸し出すような雰囲気は無く、妙に陽気な音楽が多用される。 奇妙な映画ではありますが、疑念が積み重なり少しずつ追い詰められていく患者を演じるアニー・ジラルドが良かった。[CS・衛星(字幕)] 6点(2019-10-13 15:06:29)《改行有》

93.  ジェーン 美しく撮られた雄大な西部の風景、音楽、ストーリー。オーソドックスな西部劇です。 西部劇の世界観にナタリー・ポートマンが合うのかとは思ったのですが、 本作のナタリー、勿論奇麗ですがそれだけではなく、この時代を生きる女の気丈さを感じさせるなかなかの面構えを見せる。 90分程度の作品のわりには回想シーンが多く、この部分はもう少し整理できたのではないかと思います。 アクションよりも人間ドラマに重きを置いた西部劇ですが、それでも最後の敵との対決は面白かった。 真夜中、明かり1つ無い荒野の一軒家での対決。もう少し画が明るいと良かったんだけど…。[CS・衛星(字幕)] 6点(2019-01-16 17:18:33)《改行有》

94.  地獄で眠れ J・リー・トンプソン(あるいは「狼よさらば」以降のマイケル・ウィナー)+ブロンソン=復讐 あまりにも分かりやすい、この顔ぶれの毎度おなじみの復讐モノです。 中南米を舞台に暗躍する、人体実験や拷問を繰り返し庶民を苦しめる狂気の医師。親友が拷問の末この狂気に医師に殺される。 その奥さんと娘を引き連れ、中米某国に潜入し復讐を果たすというお話。ツッコミどころはいくらでもある。 しかしブロンソンをこよなく愛する者にとっては、もはや脚本や演出などはどうでもいい。 日本流にいえば還暦をとうに過ぎたブロンソンがアクションを頑張っている。 髪に白いものが大分増えてきた寡黙なブロンソンがまだまだ強いところを見せてくれる。 ブロンソン好きにとってはもうそれだけで十分なのです。[CS・衛星(字幕)] 6点(2018-10-07 16:10:49)《改行有》

95.  ジーサンズ はじめての強盗 《ネタバレ》 近年、この手の爺さんトリオものが増えてきたなあと思う。 モーガン・フリーマンとアラン・アーキンはすっかりこの手の映画の常連になってきた感がありますね。 もう1人、今回はここに名優マイケル・ケインが加わります。 本作の爺さんトリオもまた無茶をする訳ですが、その下地にあるテーマはシリアスです。 ちゃんとした説明も無いままに銀行から住宅ローンを売りつけられた挙句、家を銀行に奪われ、 長年働き尽くしてきた会社は合併により、年金は払えなくなるという。弱者は切り捨てられる一方で銀行も合併した会社も安泰。 この3人でシリアスなドラマにしても見応え十分の作品になったと思いますが、 「冗談じゃないぜ!奪われた俺たちの年金を取り返すぞ!」 3人の名優(プラス忘れてならないのがクリストファー・ロイド)の力量による部分が大きい作品ですが 軽い犯罪コメディにした、これはこれでよかったと思います。 銀行強盗の決行前夜に3人で見ていた映画が「狼たちの午後」。 イメージトレーニングにはあまりにも不向きな映画だったんじゃないでしょうか・・・?[DVD(字幕)] 6点(2018-01-08 17:02:41)《改行有》

96.  幸せはパリで 《ネタバレ》 相変わらずさえないサラリーマンをコミカルに演じれば天下一品のジャック・レモン。 一方こちらも相変わらず完璧に美しいカトリーヌ・ドヌーヴ。 それぞれの魅力を発揮すればするほど釣り合わない2人ですが、 今の生活に満たされていない2人が出会って、あっという間に恋に落ちて、パリに駆け落ちしてしまう。 90分程度の小品ですが、2人以外のキャストもなかなか豪華。そして音楽がハムリッシュとバカラックとは、なんという組み合わせ! 特にバカラック作の主題歌を歌うのは、これまで数多くのバカラックの曲を歌ってきたディオンヌ・ワーウィック。 2人の今の状況を原題の通り「エイプリル・フール」に例えた、ディオンヌが歌う主題歌に乗せて2人は飛び立っていく。 カエルが王子様になって、お姫様をさらっていく。大人のおとぎ話といったところ。 男の映画のイメージが強いローゼンバーグがほのぼの感たっぷりに描いてみせたロマンティック・コメディ。[DVD(字幕)] 6点(2017-09-19 19:26:06)《改行有》

97.  シノーラ 《ネタバレ》 この頃のイーストウッドは西部のガンマンを演じてもサンフランシスコのアウトロー刑事を演じても 何をやってもカッコよく、それだけでも一定の満足度が得られます。 尺が短いので仕方がないのですがメキシコとの国境の町における 白人の悪徳地主と、彼らに土地を追われたメキシコ人達とのドラマが不十分なので イーストウッドのカッコよさが際立っている反面、ロバート・デュバル演じる悪役の存在感が今一つ。 中盤までは地味な展開が続きますが、スタージェスらしくアクションの見せ場はしっかりと挿入されています。 機関車で豪快に町に乗り込み、決着の時を迎える終盤の展開にはスカッとさせられます。 デュバルに弁護をする暇も与えず一発で息の根を止める。裁判所での寡黙な最終決着もイーストウッドらしかった。[CS・衛星(字幕)] 6点(2017-08-26 17:06:03)(良:1票) 《改行有》

98.  16ブロック ニューヨークの16ブロック先。クルマなら少々道が混んでいてもすぐに着きそうな距離。 裁判所まで囚人を護送する任務を与えられたのは、ブルース・ウィリス演じる覇気が全く感じられない飲んだくれ刑事。 パッと見ではブルースだと分からないような老け具合です。 たったの16ブロックの範囲で、行く手を阻む悪徳刑事の魔の手が次々に延び、彼と護送する黒人囚人に危機が訪れる。 悪徳刑事一派との追いつ追われつのテンポもいい黒人と白人のコンビが奮闘するバディムービー。 根っからのワルじゃなく、独特のしゃべくりでいい具合にユーモアのある小物感を醸し出す囚人役のモス・デフもいい味を出しています。 ニューヨークの極めて狭い範囲を舞台とした、ブルース演じる一見冴えない刑事を主人公としたアクションサスペンス。 地味で小ぢんまりとしたダイ・ハードといったところですが、作品の中の短い時間、狭い範囲に限定されているだけに間延び感も無い。 ラストの相棒のキャラの良さがよく出た内容の手紙がいい余韻を残してくれます。[CS・衛星(字幕)] 6点(2017-06-03 16:38:56)《改行有》

99.  ジゴロ・イン・ニューヨーク ジョン・タートゥーロが監督・脚本・主演。 ウディ・アレンが他の監督作に出演の数少ない作品です。 アレン以外の監督作にアレンが出ている映画は ポール・マザースキー監督作「結婚記念日」くらいしか見ていませんが、 どちらも完全にいつものアレン映画です。 アレンを自身の映画に迎えるにあたって監督がアレンに合わせる、あるいはアレンが自分の映画にしてしまう。 多分その両方があるのでしょう。本作の場合、 ポン引き役のアレンが落ち着きの無い演技で大げさなゼスチャーを交えてしゃべり続ける。 俳優アレンらしい姿を存分に見せてくれます。 コンビを組むタートゥーロのシブさ、寡黙さとうまくキャラ分けがされています。 コメディとしては笑いドコロはそんなに多くはないのですが、 頻繁に挿入されるアレン映画ではお馴染みのユダヤ人ネタ。 音楽も、NYの街の色も、いつものアレン映画に重なって見える。 近年はアレン監督作でも見られなくなった俳優アレンの健在ぶりが見られて、 アレンらしい楽しい演技を見せてくれるだけでもアレンファンとしては嬉しい作品です。[DVD(字幕)] 6点(2015-04-27 23:12:07)《改行有》

100.  人生はマラソンだ! 《ネタバレ》 もっとコメディ色の強い作品かと思っていましたが、意外と真面目に作られている作品でした。 経営が傾きかけた自動車整備工場の再建の条件はフルマラソンを完走すること。 それに立ち向かうダメ親父4人衆。 仕事も大変、プライベートでも皆、何かしら問題を抱えながらも頑張っている。オヤジは大変なんだよ! と言いたいところですが、仕事は全くやる気なし、職場でビール飲みながらダラダラとカードに興じている。 工場が無くなれば皆、路頭に迷うのにマラソンの練習にも全く気が入らない。 前半はこの親父たちのダメっぷりが痛すぎて笑えない・・・。 この部分でもう少し彼らを魅力的に描いてくれていると良かったのですが。 でも、最後のマラソン大会とその後の展開はうまくまとめています。 それぞれの妻たちも、工場の経営者のダメ息子も、走るオヤジ達の姿を見て確かに何かを感じとってくれたのだから。 経営者の男の運命は仕方がなかったと思いますが、仲間達のその後の行動にはやられましたよ。 マラソン大会から6か月後。 父が命をかけて残した工場であのダメ息子が働いている。 マラソンのメンバーも家族もみんなそこにいる。 そんな様子を見つめるかのような写真の中の経営の男。 無事工場が生き残ったことを伝えてくれるいいラストシーンでした。[DVD(字幕)] 6点(2015-03-11 22:13:46)《改行有》

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