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141. シーズ・オール・ザット 《ネタバレ》 目的のないラブコメってのれません。もしくは恋愛そのものが目的になっているラブコメは普通すぎて楽しめないのでしょうか。『花より男子』のあるエピソードにストーリーが似ていて、既視感を感じてしまったのも原因のひとつかも。なんにせよ、やや退屈だったのは間違いありません。 特に後半が今いち。ザックの優柔不断っぷりにイライラ。『迎えに行ったらいーやん。』『謝って、今の正直な気持ちを伝えたらいいやん。』ってずっと思っていました。 いつの間にかレイニーと生徒会長が両思いっぽくなっています。『何で?いつ、どこでときめいた?』ってついていけない感じだったのに、ディーンが突然レイニーを口説き落とそうとするから、もうわけがわかりません。話の展開が急すぎですよ。 それに、ライバルに魅力が無さ過ぎです。テイラーはあの性格、あの容姿で何故クイーンに選ばれちゃうのか理解に苦しみます。説得力が足りません。どっからどう見てもみんなに嫌われている印象も受けます。でもクイーンに選ばれる・・・。そもそもプロムっていったい何? とまあいろいろ悪く書いちゃいましたが、レイチェル・リー・クックは魅力があるし、レイニーの幼馴染やザックの妹、父親など協力的な脇役達が何気に活躍する演出は結構好きです。 ただ一番拍子抜けだったのは、『変身してきれいになってみんなびっくり!』っていうはずのシーンで、全然そうならなかったことです。むしろパワーダウンしちゃったような。はっきり言って、レイチェル・リー・クックはドレス姿より、つなぎにめがねで作業をしているほうが、輝いて見えます。[DVD(字幕)] 5点(2015-02-15 02:47:40)《改行有》 142. ジャングル2ジャングル 《ネタバレ》 この作品は、よく言えばバランスが良く無難、悪く言えば『ウリがない映画』です。 この手のタイプは、何より文化の違い、生活習慣の違い、そういったものをクローズアップすることがまず大事なんだと思います。そこで重要になってくるのは、それぞれの文化の長所と短所をバランス良く表現することでしょう。そこに笑いや感動、様々なドラマが生まれるのだと思うんです。 本作では、サム・ハンティントン演じるミミ・シクが、例にもれず未開の地からニューヨークへと旅立ちます。お約束の展開ですが、わくわくします。ところが、ミミ・シクは、文化の違いから失敗ばかりします。それはまだ良いんです。その失敗をうまく笑いや感動、ドラマへと昇華しきれていないのがじれったいんです。 また、ミミ・シクはその戦闘能力の高さから、マフィアとの対決(ほんの7,8分くらい)だけは活躍します。ですがそれ以外のシーンではただの困ったちゃん扱いばかりなんですよ。 つまり、個人的には一番見たかったミミ・シクの活躍が圧倒的に足りないがために、爽快感が足りないんです。父親との絆も観る人の共感を得られるほどうまく描けているとは思えません。 更にはラスト、父親は結局元妻とどうなったのか、はっきりしないところでジ・エンドです。 ミミ・シクやそのガールフレンド役の子は人から愛されそうなキャラクターだっただけに、もっともっと楽しく、納得のいく映画にしてほしかったです。[DVD(字幕)] 5点(2014-05-04 05:57:59)《改行有》 143. 新・少林寺伝説 《ネタバレ》 冒頭で清朝VS少林寺の説明から始まったので、かなりスケールのでかい話を想像したのですが、思いのほかスケールがちっちゃくて、逆にびっくりしました。なにしろ、おなかが空いて、頭の悪そうな金持ちの用心棒になってからが長い長い。「私がこの家にいる限り、盗みは許さない」って立派なことをおっしゃられていましたが、本来の目的ってそれだっけ?って感じで、早く当初の目標を思い出してほしかったです。どうでも良いようなエピソードが多すぎたんですね。 いろんな敵キャラが出てきたことや、仲間もみんな個性的で強かったことはエンターテイメント性が強くて大満足。ただ肝心のラスボスがゴレンジャーに出てくるような怪人レベルでなんとも興ざめ。面白いんですけど気持ちがどこか盛り上がりきれないまま終わっちゃいました。[DVD(字幕)] 5点(2013-11-28 15:20:30)《改行有》 144. ジェニファー・ロペスの救命看護 《ネタバレ》 あくまで「救命看護」というのがこの映画のポイントです。 がっつり医療系のドラマを想像しがちですが、どちらかというとサバイバルの要素が強いような気がします。 実際この作品、メキシコのジャングルの中に仲間の乗ったセスナが墜落し、そのセスナに積んであった医療用品のほとんどを現地の盗人たちに盗られてしまうものですから、「手も足も出ない状態」が多いのです。 優秀な医師が何もできずにイライラしている状況。そこで新米看護師達が、何もできないながらも、けが人のそばにいて励まし続ける。そう、これは「医療」ではなく、「看護」の物語なわけです。 で、医師たちは治療したくてもできないとなれば、あとはひたすら救援要請をし続けることになっていきます。ですがこの救援要請も、メキシコの内部情勢がいろいろ絡んできて全然うまくいきません。 リアルといえばリアルな内容なのかもしれませんが、知らず知らずのうちにフラストレーションがたまっちゃうんですよ。それに、中だるみになっちゃうようなシーンが割りとちょこちょこ挿入されて、緊迫感がその都度そがれてしまいます。その割に、医療ものの醍醐味みたいなシーンは少ないので、期待していたほどの充足感は得られないのです。 ・・・なんか残念![DVD(字幕)] 5点(2013-06-15 10:10:30)《改行有》 145. シャーキーズ・マシーン 《ネタバレ》 前置きの1時間が長すぎです。さすがに30分たった頃から、多少の眠気を感じました。張り込みをあれほど長くひっぱる必要があるのか疑問です。 しかも、謎や裏切り者でさんざんひっぱった挙句、その裏切り者がスマイリーっていうのもちょっと微妙。そのまんまという感じですね。 アクションシーンは楽しめました。一番良かったのは、殺されたのがドミノではなく、実はティファニーというところ。割りとお約束の展開ではありますが、なぜか気付かなかったので、「ああ、そうか!」っていう感じで、その辺りから面白くなりました。[DVD(字幕)] 5点(2011-11-23 03:26:46)《改行有》 146. 勝利への脱出 《ネタバレ》 ちょっと本格的な「警ドロ」みたいでした。 脱出できたけど、「スタローン、みんなを助けるために戻ってきましたー。」 あそこまで穴を掘らせといて、子供に花を持たせて伝言までさせといて、「お前がキーパーやってくれなきゃ、負けてしまう。」とか言って、もう脱出よりサッカーに夢中。もちろん逃げない。 そして最後結局逃げるときも、あの穴は使わない。穴をほった人たちは、きっと穴の中でみんな呆然。穴を掘らせた人たちは、みんなで大騒ぎしながら、堂々と脱出。「最初から掘らせるなよー。」 ドイツの将校はえらく協力的で、理解があって、良い人。なのに中盤と、最後に裏切られる。でも、「まあいいか。」みたいな感じで微笑んでいる。 よし、みんな最初から戦争じゃなくてサッカーやろう。って思ってしまいました。 結構緻密な準備や複線を、惜しみなく台無しにするのはちょっとうけます。[DVD(字幕)] 5点(2011-07-19 04:48:12)(笑:2票) (良:1票) 《改行有》 147. 女子ーズ 《ネタバレ》 桐谷美玲、高畑充希、有村架純が出ていなければ、決して手に取ることはなかったであろう作品です。 とにかくゆるい。 笑いもゆるい。 キャラもゆるい。 バトルは論外。 まあこれはゴリゴリの企画ものであって、笑いのツボが合わなければ結構ツライと思います。 個人的に桐谷美玲は好きでも嫌いでもなく・・・。ってゆーか、最近の邦画やTⅤドラマ見ていないので、この人のことよく知らないです。 だから興味本位もあって、この人のことをちゃんと見てみたかったってのも動機の一つ。 まあ、ファンの人には大変申し訳ないのですが、役者さんとして特に彼女に何か魅力を感じることは無かったです。 高畑充希と有村架純はすっごくかわいかったと思います。 ま、この映画自体、女の子たちのPVみたいなもんかもしれないですね。 今作にでている女優さんたちのファンであれば楽しいんじゃないでしょうか。 ちなみに、ラストは5人そろって終わるほうが良かったと思います。 [DVD(字幕)] 4点(2024-01-13 03:27:47)(良:1票) 《改行有》 148. シャークトパス VS 狼鯨 《ネタバレ》 シャチと狼のDNAを人間に注入し、付けた名前がホエールウルフ。 何でやねん。というつっこみはさておき、2015年になってもチープなCGは顕在で、逆に嬉しくなっちゃいます。B級映画の醍醐味はなんといってもこの絶妙なしょぼさ加減ですから。 相変わらず怖さとは無縁のシリーズですが、前作に比べると見る人を怖がらせちゃろうという意欲は伝わってきます。 そして前作の反省はタコだけにイカされず、今作もどーでもいい人間同士のごたごたにまあまあ尺を持っていかれるシャークトパス。 とは言え、今作の主人公はなかなかのおとぼけキャラ。シリーズ中随一の適当男。なるほど、今作では主人公=人間=お笑いパート、ということですね。主人公の相棒も負けず劣らずのマイペースキャラ。二人はなかなか良いコンビです。2人してブードゥ教の呪いにもだえ苦しむ様は、『カトちゃんケンちゃんごきげんテレビ』を思い出して、なんか懐かしくなりました。こーゆーわかりやすい笑いってのは全世界共通みたいですね。 終盤でシャークトパスがショッピングモールに乱入するという極めておいしい展開に。どう料理しても美味しくなりそうなのに、なぜかパニック感がいまいちで、非常にもったいない。チープさがこのシリーズの持ち味とはいえ、こーゆー見せ場はもう少し頑張ってほしかったところです。[DVD(字幕)] 4点(2021-05-13 01:43:23)《改行有》 149. シャークトパス VS プテラクーダ 《ネタバレ》 前作にひきつづき、チープなCGと愉快なフォルムで楽しませてくれるモンスター映画。 前作ではB級ながらも観客を退屈させまいとの気配りが見られましたが、今作ではやや退屈が勝ってしまったか。 理由は明白。人間同士の諍いに力を注ぎすぎ。無理して本物の映画の真似事をして背伸びしちゃった感がありあり。結果サスペンスとしてもパニックとしても3流の出来になってしまいました。 プテラクーダはダメじゃないけど、モンスターとしては迫力不足。少なくとも主役をはれる器じゃない。ですが、演出の仕方次第では『怖さ』や『パニック感』を引き出すことは出来たと思います。 シャークトパスは相変わらずタコだけどイカす。ですが人間、シャークトパス、プテラクーダと均等に出番を3等分されちゃったので、前作ほどの存在感がなくなってしまったのが残念。 人間同士の駆け引きや諍いや、ましてやドラマなんて誰も期待しちゃいないでしょ。純粋にパニック要素だけつきつめていけば、前作以上に楽しい映画になったかもしれないのにもったいないですね。[DVD(字幕)] 4点(2021-05-12 05:40:33)《改行有》 150. ジャングル・ジョージ 《ネタバレ》 ディズニー映画は好きなんですが、これはやりすぎ感が強すぎてついていけませんでした。また、ナレーションがちょっと多すぎるのも好きになれません。『この映画では人は死にません。』とか、ナレーション使っての小細工も1回くらいならいいんですが、何回も使われるとうっとうしい。ナレーションと喧嘩をするっていうアイデアは漫画チックで良かったんですけど、その1回くらいに留めて欲しかった。 あくまでファンタジー+コメディですから、気楽に観たつもりなんです。それでも、シリアスにしてほしいシーンであってもひたすら茶化されるとなんか残念です。婚約者のライルと密猟者の二人くらいは極悪にしてもらって、そこはびしっと子供が見ても楽しめるアクションでしめたほうが良かったんじゃないでしょーか。 真面目なストーリーの中だからこそ光るコメディだと思います。コメディばっっっっかりだと、楽しいというより適当に誤魔化されている感じがして逆に楽しめません。[DVD(字幕)] 4点(2014-04-30 01:42:10)《改行有》 151. ジャンボ・墜落/ザ・サバイバー 《ネタバレ》 うーん。オチはわかりやすくて良かったです。 雰囲気も好きです。 全編通して響きわたる犠牲者たちの叫び声のトーン、音量、とても良かったです。 恐怖演出はどちらかというと日本っぽい感じですね。 「おどかし系」でも「スプラッタ系」でもなく、心理的に恐怖感や不安感を誘う手法です。 ・・・個人的にはかなり好みのタイプなのですが、いかんせん途中途中のプロセスがわかりにくすぎる。 意味ありげに幽霊に殺されちゃった人が、振り返ってみるとなぜ殺されたのかが全然わからない。とゆーか、途中で写真の現像部屋に入った女性はいったい誰で、結局どうなったの? ひとつひとつのシーンを納得できないままオチを迎えてしまいました。最後つながるのかと思ったらあまりつながっていないシーンも多々あるし。 私の理解力が低いだけかもしれませんが。 映画は、ミステリーでもオカルトでもホラーでも、もう少しわかりやすいほうが良いと思います。[DVD(字幕)] 4点(2012-10-21 05:37:22)《改行有》 152. ジャングル・フィーバー 《ネタバレ》 焦点が定まっていないというご意見に大きく賛同いたします。 人種問題。不倫。ドラッグ。 大きく3つの問題がテーマとしてとりあげられているようです。 メインはおそらく人種問題。 ただ、不倫問題も映画内でかなりの割合を占めているため、 「ん?いったい何を原因にフリッパーとアンジーは責められているの?」 と少しわかりにくい気がします。 フリッパーの奥さんたちにとっては不倫をしたことが問題であり、アンジーの父親(つまり白人側)にとっては、黒人と関係をもったことが問題なのです。 登場人物たちも道徳感、倫理感に問題があり、今いち魅力を感じません。 唯一良かったのはポーリー。 冷静で中立、我慢強く、周りの人間を大切にする人物です。 彼は私たち日本人に最も性質が近いかもしれません。 [DVD(字幕)] 4点(2012-06-06 01:51:06)《改行有》 153. 処刑軍団ザップ 音楽と効果音が流れるたびに気が抜ける。 マジメな映画ばかり見ていると、たまにおばかな映画を見たくなりますが、これはばかすぎた。[DVD(字幕)] 4点(2012-02-25 04:28:20)《改行有》 154. 13日の金曜日/ジェイソンの命日 《ネタバレ》 シリーズ最低作。いえ、13日の金曜日と銘打っていなければ、愛すべきB級ホラーとして受け入れられたんですけどね。 このシリーズの良さは『何も考えていない若者たち』が『何も考えていないジェイソン』に1人1人血祭りにあげられちゃうのが良いのに。説明やら理屈やらは無いほうが良いんです。 13日に金曜日に、オカルトやらSFやらファンタジーの要素はいらない。 ってゆーかあの短剣なにー? あのおっさん誰ー? 『俺のこと覚えているか?』って誰も覚えていないんですけどー。今までのシリーズに出てきましたっけ?[DVD(字幕)] 3点(2020-11-30 01:10:23)《改行有》 155. ショーツ 魔法の石大作戦 《ネタバレ》 『子供向け』というより『子供だまし』な映画。こーゆー映画で時系列をいじくる必要性もわからない。 コメディ要素が強すぎ。ドタバタすぎ。つまらない願い事しすぎ。大人まで馬鹿すぎ。鼻くそモンスターは生理的に気持ち悪すぎ。いつまでたっても面白くなりません。 こーゆー作品で『ニューヨーク東8番街の奇跡』や『ゴーストバスターズ』をパロっているのも寒い。 いじめられっ子の主人公が魔法の力で活躍。そした自分のためだけでなく人のために力を使うように。そうして少年は本物のヒーローになりましたとさ。そんなありきたりなストーリーのほうが好感が持てます。なんでもかんでもひねれば良いってもんじゃないと思います。 個人的には類似作品で全然構わないので、王道、正統派と言われる作品をもっと見たい。最近の映画は映像に力を入れていたり、やたら変化球なものが多すぎです。 ブラックボックスでお仕事コメディドラマにしても面白かったんじゃないでしょうか。[ブルーレイ(字幕)] 3点(2020-09-13 00:45:49)《改行有》 156. 死霊のはらわたII 《ネタバレ》 ホラーからSFへ。 さすがについていけませんでした。 評価のしようがないのですが、面白いかどうかと聞かれれば間違いなく面白くないので・・・ 右手はなんかかわいかったけど。[DVD(字幕)] 2点(2012-04-16 00:33:02)《改行有》 157. 女優霊(1996) 結局おまえは誰やねん。[DVD(邦画)] 2点(2011-07-06 22:36:32) 158. 白いドレスの女(1981) 《ネタバレ》 どうしても面白いとは思えませんでした。弁護士のくせに女にだまされる馬鹿な男の話ですよね。あと印象に残っているのは、わきあせがやたら凄かったこと。そもそも女優に魅力を感じることができません。そうすると、「何故その女性のために殺人までするの?」と思ってしまいます。そう思ってしまうと、ラストまで、100%この映画を楽しむことは出来ないと思います。だまされやすい僕でも、この女性にはだまされない自信があります。だから僕にはこの映画を見る資格はありませんでした。むしろ見てごめんなさい。[DVD(字幕)] 1点(2011-07-09 20:11:26)(笑:1票)
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