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プロフィール
コメント数 2162
性別 男性
年齢 57歳
自己紹介 実は自分のPC無いので仕事先でこっそりレビューしてます

評価:8点以上は特別な映画で
全て10点付けてもいいくらい
映画を観て損をしたと思ったことはないので
酷評しているものもそれなりに楽しんで観たものです


  *****

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【製作年 : 1960年代 抽出】 >> 製作年レビュー統計
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1.  十兵衛暗殺剣 柳生は確かに将軍の犬だったかもしれないし新陰流は剣術である前に兵法だったのかもしれないが、少なくとも柳生十兵衛三厳は優れた剣士として知られているのだし、テレビや小説によって強固となった「政治よりも剣」という豪放なイメージもあるわけで、それなのにこの展開はどうなのよ。殿の前で勝負をしなかったのはなんらかの理由があるのだと信じて見てた私はいつまでたってもその理由が語られないことにイライラし、もしや逃げてるのではあるまいなと憤り、逃げてたのかよと呆れかえるのであった。そもそも敵方の描き方もいただけない。最強の敵であることは前半ではっきりとした。ならば最強同士で勝負するだけで面白いのになぜに海賊ならぬ湖賊を使って悪どい戦術を使うのか。いや、敵キャラとしてはその悪辣は悪くはないのだが、ならば剣術で十兵衛より勝っているような前半の展開が邪魔。やはり僅差で十兵衛が強いのであって前半の勝負の躊躇いにはしっかりとした理由がなくちゃならん。ま、私の勝手な十兵衛像を理由にけなすのもなんだが。[映画館(邦画)] 5点(2011-11-21 14:00:21)

2.  シャレード(1963) えらく豪勢なキャストだがそのわりに地味な作品。それなりに凝ったストーリーなのだがいまひとつのめり込めない。サスペンスよりもロマンスコメディに重心が寄ってるので凝ったストーリーは凝っただけの成果を発揮せず豪勢なキャストも豪勢さを発揮できていない。とはいうもののそれが狙いというか、とりあえずオードリー・ヘップバーンを右往左往させて楽しむことを最優先させているので、そこを楽しめればOKな作品。豪華キャストとサスペンスはオマケみたいなもん。騙されても騙されても言い訳一つでチューしちゃうオードリーというのも、サスペンスにあるまじきお約束的キャスティング、ケイリー・グラントあればこそ。ただしリアルタイムでこそそのお約束キャスティングに安心してロマンスコメディを楽しめたわけで、ケイリー・グラントを知らない世代にとってはなんともギクシャクした予定調和と見えるかも。[DVD(字幕)] 6点(2011-09-21 16:40:43)

3.  車夫遊侠伝 喧嘩辰 男でも惚れてしまう男をこそ描いてきた加藤泰の映画ではあるが、私は加藤泰の映画の女が好きだ。『昭和おんな博徒』で好みじゃない江波杏子に惚れさせ、『花と龍 青雲篇・愛憎篇・怒濤篇』でも眼中に無かったはずの香山美子に惚れさせた手腕は半端じゃない。そしてこの映画の桜町弘子。惚れいでか!凛として強情で高飛車な面も見せつつもどこまでもどこまでも女。男気溢れる男たちも実に気持ちがいい。そして井川徳道が見せる様式美。内田良平が桜町に命をかけた喧嘩に行くことを告げるシーンだ。『緋牡丹博徒 お竜参上』の雪の積もる橋、『明治侠客伝 三代目襲名』の夕焼け空(あっ、どっちもそこにいる女は藤純子だ)に匹敵する美しい井川徳道の世界がここにある。いいっすよ、ここ。心の奥にあるいろんなもんを引っ張り出してくる。簡潔に言うと感動。感動を誘引する美があるんです。[映画館(字幕)] 8点(2011-09-16 16:44:47)

4.  ショック集団 《ネタバレ》 それぞれの狂人たる理由がその特徴的な狂人ぶりで提示されてゆく。そこには社会派の色も見えぬことはないのだが、色情狂の女たちの登場で社会派色は一気に減少する。てか、女たちをひとまとめにして色情狂にしちゃうそのシンプルすぎる発想が怖い。そんな異常な世界は、ゆえに外の世界の異常性の写し鏡だなんてことはなく、ひたすらに狂気のるつぼとして描かれる。廊下をゆっくりと移動しながら様々な狂人たちを映し出すカメラワークが凄い。ラストシーンではこの廊下を映し出す一連の流れの中に一人の狂人が加わるのだ。美しいヒロインが待つ外の世界が時折映されることで中の世界の閉塞感が増幅されているように思うのだがそのヒロイン、コンスタンス・タワーズの出番の少なさが唯一の不満。[CS・衛星(字幕)] 7点(2011-04-21 17:54:41)

5.  少女ムシェット 《ネタバレ》 貧しいことがまるで罪だと言わんばかりの世間の目。大人が課した少女の過酷な人生は、仮に小さな幸せが訪れたとしても不幸という大きな波にさらわれてしまう。野鳥が罠にかかってもがく。誰かが罠から外すという奇跡が訪れないかぎりこの野鳥の行く末はもう決まっている。どんなに抗おうとも無駄。弱い者の定め。どこかに少女の人生が好転する機会があっただろうかと再見してもやはり見当たらない。少女の人生は少女以外の罪深い大人たちと大人たちの作った社会によって決められているのだ。そのことを実に簡潔にして深く描いている。しかも少女の行動を通してのみで。少女は最後の最後に運命を捻じ曲げる。いや、ここでも彼女は自らの意思での行動を拒否しているのかもしれない。高いところから低いところへ転がるという現象に身を任せる。転がることにけして抵抗はしまい。これは運命なのだ。そう思って転がっているのだとしたら、キッツイなあ。映画はこの悲しい転がりを美しく映してしまう。[CS・衛星(字幕)] 8点(2009-05-21 15:41:46)

6.  シンシナティ・キッド 《ネタバレ》 若いギャンブラーが自信満々に登場すると、昨日書いた『ハスラー』のニューマンよろしく往々にして挫折というものが待っているものである。そこから起死回生するのが通常のパターン。ところがマックィーンは自信満々であってもイヤミではなく、クールな佇まいは延々と続くのだろうと思わせてくれる。画面に映っているのはキッドではなくマックィーンその人だ。だから挫折なんて考えられないのである。映画はまさにそのとおりに進み、マックィーンはマックィーンとして勝ち続ける。それでも映画になるのがマックィーンなのだ。と、思わせといてなんとも寂しい挫折で終わらせるという逆どんでん返し。なかなかお目にかからない展開だけにこれはこれでOKなのだが、如何せんマックィーンなもんだからイマイチ挫折感が伝わらないのが残念ではある。言葉少なくアクションも皆無の淡々としたポーカー映画の中でアン=マーグレットの生き生きとした存在が際立つ。サイテー女をここまで魅力的に演じられるのも珍しい。[CS・衛星(字幕)] 6点(2008-12-02 14:30:22)

7.  十三人の刺客(1963) 東映の娯楽時代劇をコンスタントにこなし、実際この年だけでも4本の映画を送り出している工藤栄一だが、映画会社からしてみれば、どちらかというと扱いにくい監督だったのだそうです。大枠では映画会社の意向に沿ったかたちで作られてはいるものの、当時の娯楽作にしては相当の後味の悪さを残すのが工藤監督の味付けだったからです。この作品では、剣の実力ではナンバー1と思しき武士のその鍛錬と精神集中を存分に見せた後に露呈させる無様な死に際だろう。しかしこのスッキリしない部分こそが魅力の監督でもあります。豪華キャストによる大殺陣はまるでエキストラによる農民一揆のようで、どうみてもかっこいい戦いは存在せず、唯一最後に見せるおそらく映画会社が求めるところの片岡千恵蔵と内田良平によるかっこいい武士道対決が反対に空々しかったりする。あと、里見浩太郎と丘さとみの美男美女コンビも妙に浮いている。甘いマスクが作風と合ってない。[ビデオ(邦画)] 6点(2008-02-27 13:16:00)(良:1票)

8.  四月 サイレント映画のようでサイレント映画でない。無言語映画です。サイレント映画でもナレーションがあったり状況説明の字幕があったりしますが、この作品にはありません。音はしっかりとあります。ユニークで可愛らしい擬音が心の高揚を、そして不安を表現する。映像と音(言語を排除した)だけで何もかも理解させる。理解させるだけじゃなく、面白い。世界中のどの言葉を使う人にも楽しめる映画というのが重要で、「音楽は世界共通」なんていわれるけど、映画も世界共通なんだと気づかせてくれる。映画ってやっぱり凄いって気づかせてくれる。映画に言語は要らない、と言っているわけではなく、あってもいいけど無くても楽しめる、それが映画本来の醍醐味なんだと思う。この作品はあえて言語を排除することでそのことを証明している。[CS・衛星(邦画)] 8点(2007-09-21 12:38:44)

9.  しとやかな獣 《ネタバレ》 ほとんどのシーンが団地の一室という舞台劇風な作りでありながら、カメラは部屋から部屋へ所狭しとアングルを変え、メインの画では高度成長期の日本の風景が常に窓の外に、画面の奥に映され続けることで映画たらんとしている。会話が多いが全く飽きがこない。それどころか面白さが途切れずに持続する。強烈に赤い夕日を浴びて延々と踊り狂うシーンはインパクトありすぎ!自分たちでは止められない狂った世界の象徴。そして破綻を予告する雨。破綻を知る山岡久乃の視線。一人勝ち逃げを予言していた若尾文子の良心の呵責。それでもやはり勝ち逃げするのだろうその冷静な妖艶ぶり。うーん、たまらん。[CS・衛星(邦画)] 7点(2007-05-11 12:02:22)

10.  処女の泉 《ネタバレ》 娘を殺され、自らも人を殺めた男が教会を建てると誓う。このシーンがあるせいで泉があたかも神のお告げのような印象を与えているが、どうやらこのラストシーンは脚本家がどうしても入れたかったシーンであり、一方ベルイマンは入れたくなかったシーンだそうです。ということであれば解かる。ベルイマンが他の作品の多くに取り入れたように、この作品もまた神の不在が語られる。古代の宗教とキリスト教。貧しい者と裕福な者で神が異なるという矛盾。人を信じる者の理不尽な顚末(スウェーデン映画史上初めての繊細な強姦シーンがことさらに理不尽さを強調する)。復讐のための人殺し。そして罪から救われるための祈り。全ての人が祈るが自分のための祈りでしかないことは画面が伝えている。けして光が仰がれるわけでもなく、空が映されるわけでもなく、ただひたすら祈る人々だけが画面に映される。そして湧き出る泉がむなしく映される。[映画館(字幕)] 7点(2007-03-13 15:38:05)

11.  シュヴァルツェヴァルト氏とエドガル氏の最後のトリック 常人には考えつかない発想、それを映像にする素晴らしい技術、そしてできあがったものの独特な美術センス、、これらはシュヴァンクマイエル(ここではシュワンクマイエル)の全ての作品に言えること。彼のデビュー作である今作品は、昨今の長編と比べるとなんとも可愛らしい作品に仕上がっている。彼の作品に感じる独特な暗さはしっかりとあるんだけど、全ての動作に音が入り、その音がなんともおまぬけで、そのおまぬけな音がシュヴァルツェヴァルト氏とエドガル氏を可愛らしくし、全体を愉快なオーラで被っている。まさに音によるトリックだ。やってることは相当気味悪いはずなんですが。[CS・衛星(字幕)] 7点(2005-06-06 18:11:57)(良:1票)

12.  地獄に堕ちた勇者ども 《ネタバレ》 一度観ればおなかいっぱいという満腹感を感じるとともに、強烈な印象を残す映画。ヘルムート・バーガー演じるマルチンの異様な存在感が出色。登場からして女装である。幼児偏愛はたまた近親相姦。母の愛に恵まれなかったマルチンがどんどんと悪魔的なオーラを増していく様が恐ろしくもあり美しくもある。国の崩壊、社会の崩壊、家族の崩壊、そして人間の崩壊。「滅びの美学」の真骨頂。容赦なし!そこに「救い」は無い。このドラマでは善き人は死んでいく。突撃隊の男爵の息子も善のままとは言いがたい。父親を殺された怒りにナチスが手招きしている。こんなおぞましい時代があったという事実を描きながら、(母が息子の人格形成をする、アッシェンバッハが人々をナチスの色に変えていく)ように人間が「悪」をつくるという事実、そして「悪」に簡単にとりこまれる人間の弱さを壮大に描いている。こわい映画です。8点(2004-05-21 15:38:49)

13.  シェルブールの雨傘 戦争がもたらした悲劇というより、若い遠距離恋愛カップルにありがちな話って感じで、そんな悲しい音楽で盛り上げなくても~!と思ってしまった。セリフが全部「歌」ってのは良いんだけど、明るく楽しい歌をもっと聴きたかった。あと、私がミュージカルを苦手とする原因のひとつに”セットです~!!”って感じのセットでニコニコ踊り歌うというのがあるんですが、この作品は全然それが無くて、情景だけはすごくリアルなんです。ミュージカルという非現実の世界がリアルな情景に見事にマッチしてます。ですが、個人的にはこの両者の見事なミスマッチを観たかった。こういうふうに思うのって、ひねくれてるんでしょうね。解かってます。でも、こんなひねくれた自分が好きなんです。フォローじゃないですけど、オープニングの傘が一列に並ぶシーンは大好きです。このシーンが私の言うところの見事なミスマッチなんです。6点(2004-04-13 12:11:16)(良:1票)

14.  シベールの日曜日 《ネタバレ》 お互いに唯一の拠り所とする関係なので、二人が永遠にいっしょでなければハッピーエンドは無いと判っていたが...。二人の跡をつけた恋人のマドレーヌの、二人の純真であどけない関係に微笑んだカットに安堵して観ていたのに...。少女役の子のぽろぽろと涙がこぼれる演技が素晴らしい。彼女の豊かな表情により記憶に残る映画になった。7点(2004-03-03 12:48:18)

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