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【製作年 : 2000年代 抽出】 >> 製作年レビュー統計
1. 少林サッカー うーん、これを某放送局では最高のB級映画と呼んでいたが、これはB級じゃないぞ。最近のハリウッドのおかしなワイヤ・アクションからすると、こっちの方が絶対に正統だし(何がだ・・・笑)、CGも非常に効果的な使い方をしてるね。チャウ・シンチーは元々テレビでドラマ制作とか手掛けていただけあって、香港映画の監督の中でもやっぱり観客の要求するものをキチンと提供するという良さを持っている。しかしあれだけのシナリオを良くも途中でパクられなかった物だ。しかし【sayzin】さん、これって原作漫画があるの?しらなかったなぁ。後で探してみようかな。10点(2002-06-10 23:13:38) 2. シッコ マイケル・ムーアの映画ってドキュメンテリーなんだけど、音楽やテレビドラマや映画、アニメーション等を使って非常に娯楽的な要素を持ち込んでいるのが上手いと思う。折角の内容だって、見てもらわなくちゃ何の効果も無いだろうから。そういった中でアメリカの医療問題ってのは知らなかった人には非常に驚かされる事だと思う。日本ではERなんて医療ドラマが人気になってその裏にある医療費の問題には触れてなかったから、この映画はその意味ではERを見ていた人には特に見てもらいたい。日本ではこうしたドキュメンタリー映画の公開が圧倒的に少ないから、こうしたムーアみたいな撮り方は日本では見てもらうという意味でも面白いとおもう。[DVD(吹替)] 8点(2009-04-29 10:43:37) 3. しあわせの隠れ場所 《ネタバレ》 マイケル・オーアにはホント良い様にラインバックが抑えられてしまって、只でさえ有力チームであるレイブンズにああいう選手がいると、他のチームを応援しているあたしとしてはいつも苦々しく・・・って何の話だっけ? 実在のNFLの選手(しかも1年目から活躍している)の実話という事で、アメフト好きとして観た訳だけども、思った程アメフトには特化していなくて、その分アメフトを知らなくても楽しめると思います。サンドラ・ブロックは強気な女性役が本当に良く似合うね。実際のリー・アンもかなりの豪傑だそうだけど、なんかそのイメージが想像出来る姿で面白いと思います。構成的にはかなり原作をいじっているのが想像できるし、オーバーな脚色もしてると思うけど、日本ではこういう実話を奇麗な感じで表現がなかなか出来ないんだよね。実際、アメフトのシーン等、オーアの得意とするパスプロテクションみたいなものは流石に出来ないけど、タックルのプルアウト等は奇麗なあたりをみせていて、あたられる側は本当にキツいんだよね。 また、カレッジフットボールの本当のヘッドコーチが出てくるなんて所はいかにもアメリカらしい発想なんだけど、これがまた妙に演技が上手いのも良いよね。大学への勧誘もああいう風にやっているんだろうな、とヘンな納得をしながら観ていました。 話題になっている邦題なんだけど、やっぱり付け方がヘタだね。ブラインドサイドって【としべい】さんが解説してくれているけど、「死角」という意味もあって、その死角に隠れているものこそがオーアだったという事をいいたいのかな?彼がブラインドサイドのタックルであるという事を考えれば、彼の守るブラインドサイドに何があるのか?というのが直接的な意味になる筈だから、それを「隠れ場所」と表現するのはちょっと違うんじゃないかな?[ブルーレイ(字幕)] 7点(2010-11-21 03:18:50)(笑:1票) (良:2票) 《改行有》 4. しゃべれども しゃべれども 《ネタバレ》 落語好きとしては映画の内容以上にネタが気になるのですけど、前半と後半で噺の表情を演じ分けていた国分には素直に感心しました。ネタのうまさではあの子役の枝雀のコピーの方が完璧だったけどね。伊東四朗は演技で落語をやっちゃったって感じがあって、上手いのだけど残念って感じがありました(てんぷくトリオを知ってるだけに余計です)。ネタ的にはいくら映画とはいえ、枕の扱いが雑な感じが否めないです。映画だから長々と尺を使えないのはわかるのだけど、二つ目ならもうちょっとうまくやると思うのだけどね。物語の内容は結構淡々としているけど良くできてるんじゃないかな。最近の落語ブームにこうした映画が手を貸してくれれば、落語好きとしてはこれほど嬉しい事はないし、落語初めてという人でも分かりやすいネタなんで、すんなり受け入れられると思うからね。ラストについては皆さんがお話しなさってるので今更言う事はありません。 ものすごく気になったのは国分の利き手の事。古典落語の噺家役をやるのなら、必要かもしれないが、中途半端に見せるのであれば、映画なんだから、別に利き手は左手でも良かったと思います。その辺が脚本や演出に残念だな、と感じさせる箇所でした。 [DVD(邦画)] 7点(2009-02-09 03:12:05)《改行有》 5. ジョニー・イングリッシュ アトキンソン=ビーンで見てしまうと確かに辛い所がある。でもこれって「ピンクの豹」見てる感覚でいると非常に面白いんじゃないかな。あちらの方がセンス的には上品ではあるけど。でもビーンでは見られなかった理知的なセンスが見えたのは良かったと思う。 [DVD(字幕)] 7点(2005-07-02 21:30:46)《改行有》 6. Shall we Dance? シャル・ウィ・ダンス?(2004) オリジナルの面白さを知ってるので、 リメイクがどのようになるのか少々期待していたのですが・・・ うーん、やはりアメリカ人向けになってますね。 内容はほとんど同じ、台詞からカット割りまで真似てくるとは思わなかった。 リチャード・ギアはかなりオリジナルを研究してたとの噂だけど、 予想通り、オリジナルとはメンタル面でかなり変えています。 勿論、悪いことではなくて、それは文化の違いだから仕方が無いところですが。 そういう意味で、夫婦の関係、同僚との関係などもかなり違いがあるもんだな、と 関心してしまいました。 個人的にはオリジナルで役所広司の演じた中年男の悲哀みたいなものが 気に入っていただけに、リメイクの変な明るさがやはり本質的な面白さを 表現できなかった様に思います。 でも、アメリカでオリジナルの様な感じはあまり受けないのも確かで、 そういう意味では、日本以外の国では比較的受け入れ易いのかもしれません。 ジェニファー・ロペスは多分、有色人種層向けの配役なのかもしれないけど、 申し訳ないけど彼女にワルツは似合わないですね。 確かに彼女は踊りは上手いかもしれないけど 途中に入っていた彼女のダンスシーンで、いろんなダンスをごちゃ混ぜにして 踊ってしまうのは如何なものかな、という感じがします。 オリジナルの草刈の様に感情の起伏とかを もっとドライに見せた方が面白いかもしれないですけど、 それだと多分アメリカでは受けないのだろうなぁ。 (思い起こすと草刈民代は、結構役作りが上手かった) 脇も良くもこれだけ似たようなキャストにしたと感心でした。 しかしこちらもオリジナルに似てるけど、オリジナルとは違った表現になるのは 仕方ない所だけど、改めて竹中、渡辺、田口、徳井という個性的な役者の良さが わかったような気がします。[映画館(字幕)] 7点(2005-05-20 14:46:33)《改行有》 7. シャッフル2 エクスチェンジ 一応、これもサスペンスなんだろうねぇ。 内容的には良くネタにありそうなものではあるのだけど、序盤からかなりキーになりそうな言葉があからさまに多くて、映画そのものを全然信用できないくて、十分に受け入れられませんでした。 [映画館(字幕)] 5点(2011-03-04 12:40:17)《改行有》 8. ジャスティス(2002・ブルース・ウィリス主演) あたしの期待通り、出来に疑問の残る映画ですね。とにかく話が深く入る前に断ち切られる感じが強くて、面白そうになるとあっけなく引く様に思えます。あと、個人的に引っ掛かったのは、同じ捕虜収容所にアメリカ兵とソビエト兵が収容されている事。数名がいるのであればまだしも、別区画に団体でいるでしょ。そういう事ってあるのかなぁ、と疑問に感じていました。あと、あの捕虜収容所は国防陸軍なんだけど、捕虜の扱いが凄く雑というか、乱暴なのね。まぁ、実際に体験したわけでは無いから判らないけど、その辺の設定のおかしさが目に付きます。役者的には全体的に中途半端な感じの中にドイツ軍の大佐の演技が妙にインパクトが強い感じがしますね。ブルース・ウィリスはいろんな役をやっていくに従って平板な演技に見えてしまうのはあたしの気のせいでしょうか?5点(2003-03-25 12:23:36) 9. 人狼 JIN-ROH 結局、「犬狼伝説」、「ケルベロス・・」のシナリオの焼き直しって感じがするなぁ。押井の最近のネタってこんなのばっかりでしょ、食傷だよね。元々そういう人だからしょうがないんだけど、もうちょっとオリジナルなシナリオを展開できなかったのかなぁ。「紅い眼鏡」、「ケルベロス」、「人狼」と元ネタは同じなだけにもうちょっと気の利いたネタが出来なかったのかと思います。どうせなら「西部新宿戦線異常なし」で映画作って欲しい。5点(2001-10-29 13:03:52)
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