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プロフィール
コメント数 2604
性別 男性
自己紹介 単なる鑑賞備忘録・感想文です。


※2014年11月10日高倉健逝去。人生の大きな節目。

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【製作年 : 2000年代 抽出】 >> 製作年レビュー統計
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1.  シービスケット 《ネタバレ》 男の心意気に胸打たれました。ゲイリー・ロスとはかなり相性が良いので期待して観たのですが、期待通りの作品でした。勝負にこだわるのであれば、シービスケットの復帰戦に万全でないレッドを騎乗させるべきではないが、そこにあえて騎乗させようとする関係者の心意気。そして、レースでは馬群からとり残されていくシーンで「やはり実話だし、そう簡単には勝てないようなあ。でもここまで復帰できたし凄いよなあ」って思ってたところで、ウルフがシービスケットの勝負根性を引き出すために、後方に下がるところでその心意気に涙が出ました。これも勝負にこだわるのであれば、ウルフ関係者(馬券を買った人含む)からみればご法度。でもこの「奇跡の演出」は許されるものだったのだと思います。勝つ事だけがすべてじゃない。人の気持ちに応える優しさに心洗われました。でも、関係者皆の夢・心意気に見事に応え、勝ってしまうシービスケット。まさに「出会いが奇跡を生む」最高の物語だと思います。<追記>13年ぶりに再見。移動カメラの疾走シーンの迫力はTVで感じることはできなかった。劇場との差異を痛感した。他方、映像の力で感動させられたのかも?という気も。[映画館(字幕)] 10点(2004-03-01 22:54:24)(良:2票)

2.  主人公は僕だった 《ネタバレ》 人生で逃れる事のできないもの。それは『死と税金』です(邦題はコレにすればよかったのに)。税金を逃れようとする女と死を逃れようとする男。この2人がくっつく事により、女は合法的に未納税金を回避し、男は運命を受け入れて死を回避する。小説の映画化は失敗すると言われるがそれを逆手に取った構成。その象徴が「ギターを選ぶシーン&神視点の声」でしょう。作家はもちろん神の比喩的存在であり、神の声を聞いた主人公が出会いを通じて生き方を変えて人生が好転していくが、そこには人間いつ死ぬかわからないという不条理があり、その不条理を描けば小説としては傑作となり、運命を知った主人公が死を覚悟で行動する(が、助かる)というのが映画ならではの平凡なオチであり、この辺の小説と映画のギャップや表現差異、そして融合に切り込んだ脚本がとても興味深い。人間誰もが、自分が主人公だと思っているわけで、そこに観客はいない。あとは神の存在を信じるか否か?運命や人生は変えられると思うか否か?結局殆どの人間は何事もなく平凡に生き、平凡に死んでいく。いつか必ず。人は生きたようにしか死ねない。その報いの日が必ず訪れる。それはある日突然かもしれないし、長い闘病生活の末かもしれない。それは誰にもわからない。知る由もない。なら日々の日常に何を感じるのか?そこに意味を見出せるのか?この世は偶然なのか?必然なのか?自由意志はあるのか否か・・・。哲学・宗教・文芸、そして人生とは等々いろいろと考えさせられる作品。[CS・衛星(吹替)] 9点(2015-08-14 13:08:38)(良:1票)

3.  ジェームズ・キャメロンのタイタニックの秘密 キャメロンは凄い。タイタニックの事件は決して映画なんかではなく、現実に起きた事なんだという事を我々に突きつけてくる。レオの映画で「感動した」と言ってる方々は必見の作品。9点(2003-12-22 05:40:50)

4.  人生万歳! 「人生は理論じゃない」なんでもありの諸行無常で、毎日死に向かって歩み、そしていつかは必ず死ぬ。さて、これからどうする?って話だけど。映画見るヒマあんなら、街でナンパでもしてこい?要するに、性の喜びと死の恐怖は皆平等って事であり、そこに薀蓄の余地はなしって事なのかと。[CS・衛星(字幕)] 8点(2015-06-03 12:32:28)

5.  ジャスティス(2002・ブルース・ウィリス主演) 《ネタバレ》 ブルース・ウィリスが骨太でカッコイイ。嘘つきのコリン・ファレルは士官であっても信用しない。敵とつるんで味方の情報を簡単にバラしそうな反逆者は容赦なく殺す。作戦遂行のために茶番も展開。そして見事に作戦実行し、最後はコリン・ファレルの自己犠牲に心打たれ、自分が自己犠牲。まるで、「走れメロス」のようです。いやそれ以上かな。8点(2004-05-09 18:50:50)

6.  Jの悲劇 人生や出来事に意味はあるのか?とか、運命を信じのるか?というある種の宗教と科学の対立を合理主義的主人公がストーカーによって精神を揺さぶられ、翻弄されていく様が実に興味深くて、人生の必然とか偶然について考えさせられる。ストーカーは単なる変人というのではなく、主人公に気づきを与える神が差し向けた悪魔的存在として描かれているような。悲劇というより神が与えた試練のようでもあり、雨降って地固まるという感じですかね。[CS・衛星(字幕)] 7点(2016-10-06 10:59:37)

7.  17歳の肖像 《ネタバレ》 教養小説的自伝だし、頭のいいマセタ美人女子高生が妻子持ちの中年男に騙されるというたいした話でもないので、作品としての盛り上がりには欠けるが、それが逆にリアリティーがあってよかった。多少は美化されているだろうし、実際にはもっとドロドロとしたヒドイ事もあったのだろう。主役の子も女子高生にはちょっと無理があるが、中々の存在感で魅力もある。 テーマは「人生の退屈をどうやりすごすか?」なんだろうけど、高校生にそんな事がわるわけでもなく、人生に折り合いをつけて生きているある種のマトモな大人たちの対比はよかった。私利私欲で騙す大人も居たが、救ってくれる教師や、常に味方でいてくれる親もいて、環境的にはよかったんだろうな。肝心の挫折からの切り替えしというか復活への過程の描写が弱いので、そんな簡単に気持ちの切り替えは無理だろうと思わせる所が難点かな。あと、邦題もどうなのかと。[地上波(字幕)] 7点(2016-07-05 10:52:08)《改行有》

8.  JUNO/ジュノ 《ネタバレ》 これだけ理解のある家庭なら、両親の支援も得られそうだし、自分で育てられそうですけどね。頭も悪くなさそうだし。画像技師にあれだけの啖呵切るなら親としてそういう選択するのもアリでしょう。普通に仕事をしている夫を支配し、飼いならし、趣味を制限し、結果夫婦関係を破綻させてしまうちょっと気難しそうな女よりはジュノの方が親としてマシだと思いますが。きっと子供も支配して自分の所有物のように思い通りの子供に育てようとして、結果親子関係も破綻するのではないのかと。それとも学習能力はあって改心するんでしょうか。その辺の「あの女大丈夫?」みたいな疑念もなくあっさりと渡してしまう所が不思議でした。そもそも「妊娠は女を母親にし、赤ちゃんは男を父親にする」なんて本で仕入れた知識を夫婦喧嘩の最中に「育てられね~、誰かもらって!」妊娠女子高生に言いますか?ちょっとズレてるんじゃ? 大人ぶって生意気なジュノですが、やはり子供っぽさもありとても魅力的でした。てっきり養父とデキてしまい、自分で育てる事になるのかと思ったのは自分だけ?少子化で大騒ぎの日本ですが、宗教的な違いがあるとしても毎年数十万の中絶天国である事を考えると、米国に学ぶ所は多々あるのかなと思います。[CS・衛星(字幕)] 7点(2015-05-24 14:11:52)《改行有》

9.  シャーロット・グレイ 田舎町でこんなに美人でスタイルがよかったら目立ちすぎてスパイは勤まらないだろ!とツッコミたくなるが。いつの時代も権力によって人は翻弄される。保身から権力に擦り寄る者、権力と戦う者。中立的に生き延びようとする者。各々の心理描写もよく出来ていて、派手な戦闘シーンはないものの、戦争の恐ろしさや人間の醜さ等は十分に伝わってきた。吹き替えだったのでわからなかったが、オリジナルは英語なんですね。フランスで英語しゃべるのは違和感あって、それはちょっとシラケルかな。[地上波(吹替)] 7点(2015-04-10 13:03:43)

10.  69 sixty nine 原作は出版当時に読んだ記憶があるのだが、20年以上前だし細かい内容は忘れていた。が、村上龍に比べると、なんか自分の高校生活は平凡で退屈なのかなあという印象を持った記憶がある。中年になって映画化されたものを見てみると、暗い陰鬱な60年代というイメージは払拭されて(教師達の高圧的な態度や体罰には閉口するが)、懐古趣味的ながらも現代風にアレンジし、「明るい青春映画」として上手く作ったなあという感じ。あの頃はよかったとか、あの頃に戻りたいという感覚はあまりないのだが、もっと無茶してもよかったかな?という少々の後悔は残る。ストーリー云々ではなく、青春の雰囲気を味わう作品でしょう。[DVD(邦画)] 7点(2014-01-31 14:19:12)

11.  ジョゼと虎と魚たち(2003) ラストの男の泣き崩れで「道」を思い出したのは私だけだろうか?「道」は不可解であったが、これは理解できる。私は仕事柄障害者との付き合いがが過去に幾つかあったが、彼らは健常者よりも非常に傲慢で・ワガママだった。別に卑屈になる事も無いと思うが、逆にその反動が出ているような気がした。西脇はそれを上手く表現していたと思う。ラストの気丈さは女のの強さではなく、障害者の強さに思える。ツマブキはは単純に食欲・性欲で彼女に惹かれたんでしょう。(自分でスパゲティー作る事や、ヤラセナイでもったいぶる相手に嫌気が差してたと思われる)ただし、それらの欲が満たされると、相手が障害者という事が段々面倒になってくる。これは普通といえば普通なのかもしれないが、障害者から逃げたというワダカマリというかシコリというか複雑な心境も残っているんでしょう。(ただし、女の前で泣き崩れる事もないと思うが。)[ビデオ(字幕)] 7点(2006-01-14 23:23:27)(良:2票)

12.  小説家を見つけたら 《ネタバレ》 中々良いんだけど、私は「顔のない天使」とダブったな。「顔のない天使」に比べて、S・コネリーの引きこもり理由が弱いのと、生徒の方がちょっと優等生すぎるので、盛り上がりに欠ける。最後も静に終わってしまってしまうし。でも、少年が約束を守り通そうとする姿はよかった。「レインメーカー」好きなので、Mデイモンの弁護士は嬉しかったな。やはり、フリースローはワザと外したんですかねえ。7点(2004-04-03 03:21:36)

13.  趣味の問題 回想していくストーリーの展開はあまり好きではないが、「この2人に何故・どのようにトラブルが発生するんだろう?」という期待感を持って見ることができた。潔癖・完璧主義者の執拗な「完全なる調和・真の融合」を追求する姿と、それに引き込まれていく味見役の「あなた色に染まる」過程はみていて面白いのだが、回想シーンによる期待感が大きかったために、崩壊の描き方がちょっと弱い感じがした。 7点(2004-04-02 14:48:42)《改行有》

14.  少林サッカー 小中学生時代に香港映画の洗礼を受けて暫く遠ざかっていた私にとっては非常に懐かしさを感じる作品でした。ただし、洗礼を受けてない人がいきなりこういう作品を突きつけられた場合、どう思うんだろうなあという懸念もあります。7点(2004-01-06 18:23:02)

15.  シカゴ(2002) 久しぶりのミュージカル大作で、これがミュージカルを好きになる人と嫌いになる人を新たに選別することになると思う。単なる話題作という事で見に行った人はがっかりしていたようで、見終わった後に「何コレ?」って言ってる人が結構いた。そういう人は仕方ないし、これをきっかけに過去のいろんな作品を見てみようという人が増えるのはうれしい事。作品的には皆が言うとおり、助演女優>主演女優>主演男優でしょう。リチャードギアは巷で思われているより華が無いという事を露呈してしまった作品だと思う。7点(2004-01-05 15:39:53)

16.  シッコ 「負担」への言及が弱いし、面白おかしく編集するために多少のバイアスはあるだろうが、考えるキッカケにはなる。ただし、これを鵜呑みにしてオワリにせず、自分で調べてみる必要はあるのかと。本作では取り上げられなかったが、日本の医療制度も外国人にいいように利用され、食い物にされている側面があるということも留意すべきだろう。[CS・衛星(字幕)] 6点(2023-06-28 11:24:49)

17.  地獄の黙示録 特別完全版 中学生ぐらいの時にTVでオリジナル版を見て挫折した記憶がなんとなくあり、それ以来敬遠していた。本作に限らず、子供の頃に見て挫折した映画というのは距離が生まれてしまい、その後見るのが億劫になるというのはあるように思える。で、182分のファイナル・カット版を見た。所謂「戦争の狂気」というのは確かにあるのだろうが、ドキュメンタリー番組等々でアレコレ見てしまうと、公開当時はどうかしらないが、今となっては目新しさはあまり感じられない。それよりも平凡な日常生活に潜むある種の「狂気」の方がよっぽどリアリティもあるし恐怖もあるように思える。という意味では、40年以上も経つとやはり古臭さは否めない。それでも、音響効果というのは子供時代に刷り込まれるし、それなりにノスタルジーを感じながら鑑賞することはできた。[CS・衛星(字幕)] 6点(2022-12-21 21:09:43)

18.  沈まぬ太陽 《ネタバレ》 原作の書かれた時代背景や製作時期やら鑑賞のタイミングによって見方も変わるだろう。墜落事故に関しては30周年特番でかなりいろいろ見たので、映画では掘り下げも甘いし非常に物足りない。労使問題にフォーカスするなら墜落関係はバッサリカットしてもよかったと思うが、それはこのタイミングだから言える事で、製作当時では仕方ないかな。確かにいろいろと盛り込みすぎで何が言いたいのかわからない。主人公もそんなに活躍するわけでもないし、視点も定まらない。もっと主人公中心で主人公目線で描いた方がよかったのではないだろうか。目線が中途半端なので結果的にビジネス雑誌の記事のような内容になってしまって、総じて人間ドラマが弱かった。そのワリには変に仰々しく盛り上げる部分もあってなんかチグハグだった。ただし、「組織で生きる事とは何か?」という問題提起にはなっていて、それなりに見応えはある。自殺者はいたものの、各々組織にしがみついて誰も逃げる人がいなかったのは少々不思議ではあるが。JALは現在も解雇問題等々で裁判沙汰が続いている。体質はあまり変わってないように思う。会社組織なんてJALだけでなくどこも一緒だろうけど。先日も過労やパワハラで電通社員の自殺報道があったが、もっと労働組合・労働運動の重要性が認識されるべき。せっかくの題材なのに、その点でのアピールが弱いは残念である。映画会社も会社なので労働運動は盛り上げ難いのかもしれないが。[DVD(邦画)] 6点(2016-10-20 13:35:21)

19.  守護神 他の訓練モノとの違いは自己犠牲について考えさせられる所かな。奥さんを押しのけて自分だけ助かろうとした夫の話が印象的。[地上波(吹替)] 6点(2016-04-28 10:29:48)

20.  しあわせの隠れ場所 《ネタバレ》 単純ないい話かと思ったら、疑惑が浮上して(ここはスルーできなかったのだろう)、何か裏もありそうでそこそこ面白い作品に仕上がったなと感じ、どの程度脚色されているのか?と思い調べてみた。マイケル・オアーは元々有名な選手で、途中からテューイ夫妻に引き取られたそうだ。であるなら作中に出てくる疑惑もかなりグレーではある。そもそも出会いから引き取るまでの展開が唐突で違和感があったし、アメフトを一から覚えて、婦人が指導したなだというのは全くのデタラメで、原作はマイケル・オアー中心なのに、映画はテューイ夫妻中心に描かれているという点でもこの作品の製作自体に怪しさがつきまとう。美談にはそういういろんな表と裏がある事を思い知らせてくれたという点では、印象に残る作品ではある。[CS・衛星(吹替)] 6点(2015-04-20 09:40:59)

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