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【製作年 : 2010年代 抽出】 >> 製作年レビュー統計
1. 灼熱の魂 残酷で無慈悲な物語ではあるが、愛すること、そして許すことの大事さについても、静かに訥々と伝えてくる素晴らしい映画だった。[DVD(字幕)] 10点(2012-08-13 01:56:46) 2. シン・ゴジラ 《ネタバレ》 東京湾に小型船舶、多過ぎ。車も、多過ぎ。こえー。ゴジラも怖いが、その過密に存在している船舶、自動車、そして人が怖い。 官僚各位に「首都移転はよ!」と、具申したくなる作品である。かなり真面目に。[映画館(邦画)] 9点(2016-11-25 01:40:47)《改行有》 3. ジョバンニの島 《ネタバレ》 舞台は色丹。戦後の動乱に翻弄された少年主人公が、ボロボロになりながらも前へと進むその姿が、何しかカッコいい児童アニメの佳作。 とはいえ、戦争、事実を基にした題材のアニメゆえか、お涙頂戴的なイヤらしさを感じるのもまた事実なのだが、主人公らが夢想する「銀河鉄道」の世界観描写が美しく、力強い。こういう滋味あふれる描写を観て、つくづく西久保瑞穂らしいアニメだったなぁ、と、実感した。 ラスト、老いた主人公がヒロインの孫とダンスを踊る時に、流れる曲がロシア民謡「長い道を」というのも、すごくいい。(政治的皮肉ではなく)[DVD(邦画)] 6点(2014-10-16 14:28:42)《改行有》 4. シャーク・ナイト 《ネタバレ》 すっごく好感がもてるアホなきゃ脚本と設定ですが、「46種のサメ地獄!」と煽っておきながら、せいぜい五・六種しかサメが出ていないのはイタダケナイ。 「もうちょっと予算があれば…」と思わせる、大人し過ぎる被害者のメイクや特殊効果とかも、難点か。 ですが、暇つぶしムービーとしてはソコソコのクオリティでした。特に、木の上へ避難にした彼とか水上スクーターの彼とか、なかなかナイスな食われっぷり。 狙った獲物を逃がさない鮫たちの仕事っぷりも見事ですが、あのサイコな三人組の鮫ブリーダーとしての無駄な才能が素晴らしい。 蛇足ですが、エンディングクレジットの鮫ラップ。この作品を象徴しているかのようなアホっぷりが、ヤタラ気持ちよかった。[DVD(字幕)] 6点(2012-11-19 09:37:22)《改行有》 5. 屍者の帝国 《ネタバレ》 展開や演出のイヤな軽さと、お座成り感、そして「耽美ゾンビ」という妙な新ジャンル(勝手に命名)が気になってしょうがない。 耽美ゾンビが放つ腐臭に眉根をしかめながら鑑賞していた訳ですが、流石にこの腐臭はオッサンたる私にはツラかった。。ゾンビムービー(アニメ)としては駄作もイイ所だが、東映動画にしてはよく整っていた美術と動画、細谷佳正の危なっかしい声が、(決して好みではナイにしろ)好印象。[DVD(邦画)] 5点(2016-09-28 03:24:58)《改行有》 6. 進撃の巨人 ATTACK ON TITAN 《ネタバレ》 エヴェレスト級にそびえ立つツッコミ所を帳消しにした、石原さとみの存在感に驚愕を隠せない。[DVD(邦画)] 5点(2016-03-05 02:00:42) 7. 神秘の法 《ネタバレ》 映画界のカリスマ三振王・大川隆法センセイが、世の(マスコミ先導の軽薄な)右傾化の波に乗らんが為に繰り出してきた布教映画【神秘の法】であるが、今回もZ級映画ファンの期待を裏切らない、ブッ飛んだトンデモ映画でした。 悪の枢軸国と、そのトップに君臨する覆面皇帝、衰退を辿る無力な先進国、正義の秘密結社、使役される超安CG神々&天使軍、そして宇宙人までもが干渉する第三次世界大戦! 「ホンマに120分で解決できるんかな」と、疑わしいことこの上ないミラクル・カオスっぷりでしたが… 救世主であるチートな主人公が、同時期公開の魔法少女映画に触発されたかのようなマジカルステッキを片手に信仰玉(世界中の信仰心をちょびっとだけもらって集めた光学兵器)&説法!世界は平和になりましたとさ。やー…平和と自由を愛する精神、敬虔な信仰心はムテキですなぁ。 中~終盤、様々な国で愛と平和を説くシーンなんか、胸が熱くなりましたよ。無理解・無思慮による差別や諍いが、どれだけ世界を暗澹に導いているか…と。 しかし…何故か物語中に「中国」が登場しませんでしたが、このアニメ世界で中国は「存在していない国」なんでしょうか。世界情勢的にも、ちょっと気になります。 どう見てもキングギドラなデザインの八岐大蛇とかも、気になります。(東宝に告訴されないか、的な心配) あと、世界の宗教家たちへのコザカシイ示威的な内容にも、心配です。[映画館(邦画)] 0点(2012-10-19 02:59:48)(笑:1票) (良:2票) 《改行有》
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