みんなのシネマレビュー
ひろみつさんのレビューページ[この方をお気に入り登録する

◆検索ウィンドウ◆

◆ログイン◆
メールアドレス
パスワード

◆ログイン登録関連◆
●ログインID登録画面
●パスワード変更画面

◆ヘルプ◆
●ヘルプ(FAQ)

◆通常ランキング◆
●平均点ベストランキング
●平均点ワーストランキング
●投稿数ランキング
●マニアックランキング

◆各種ページ◆
●TOPページ
●映画大辞典メニュー
●アカデミー賞メニュー
●新作レビュー一覧
●公開予定作品一覧
●新規 作品要望一覧照会
●変更 作品要望一覧照会
●人物要望一覧照会
●同一人物要望一覧照会
●関連作品要望一覧照会
●カスタマイズ画面
●レビュワー名簿
●お気に入り画面
Google

Web www.jtnews.jp

プロフィール
コメント数 356
性別

投稿関連 表示切替メニュー
レビュー表示レビュー表示(評価分)
その他レビュー表示作品用コメント関連表示人物用コメント関連表示あらすじ関連表示
コメントなし】/【コメント有り】
統計メニュー
製作国別レビュー統計年代別レビュー統計
要望関連 表示切替メニュー
作品新規登録 / 変更 要望表示人物新規登録 / 変更 要望表示
要望済関連 表示切替メニュー
作品新規登録 要望済表示人物新規登録 要望済表示
予約関連 表示切替メニュー
予約データ 表示

評価順12
投稿日付順12
変更日付順12

1.  七人の侍 初めて映画館で見た時、見終わった後、しばらく立てなかった。感動して泣くとかなんてレベルではない。 なにか、とんでもない物を見たという感じ。 ある侍の1日を描こうとしていたのが資料不足から頓挫、日本の剣豪列伝になり、それもボツ。 黒澤監督が「武者修行って何だったんだろう?」と呟き、やがて室町から戦国時代は野武士、野盗の類が跋扈し 村を襲って略奪することがあり、治安が悪かった。だから、そういう村へ行って寝ずの番をする覚悟があれば 腹いっぱい飯を食わせてくれて翌朝干飯を与えて送り出してくれたという古文書の記録から、この奇跡のような映画が動き出した。 時代劇、アクション、悲劇、喜劇、人間ドラマ、群像劇、ラブロマンス・・・・映画のすべてが詰まっていて、そして何よりも エンターテイメントとして完璧。面白くないわけがない。 侍と農民の溝もキチンと描かれ、武士、農民の双方への尊敬だけでなく批判もちゃんと描かれている。 1回2回はただただ面白く、あれよあれよと見てしまうが、見返すとキャメラワークの凄さがまさまざとわかる。 人物と人物が被る場面がワンカットもないことの凄さ。それを望遠でやってることの凄さ。 侍と農民がとる作戦、勘兵衛の「守るだけでは城はもたん。いい城には必ず隙がある」と言う言葉の通り わざと弱点を野武士に教えるという作戦は、表敬訪問に黒澤を訪ねてきた自衛隊の幹部が「アメリカの作戦要務令とまったく同じ内容で 作戦として完璧。実戦で使えます」と驚いたリアリティの見事さ。 神様が作らせたような世界に日本が誇る大傑作。[映画館(邦画)] 10点(2016-12-07 20:32:24)《改行有》

2.  シン・ゴジラ 前評判が高かかったが正直、期待と不安が半々だったけど・・・・いやぁ凄かった、面白かった。 1.鉄塔鉄扉大人向けなのがよい!子供の娯楽なんてちょっとありゃいいのだ。 2.ゴジラがどこまでも凶暴で禍々しいのがよい! 3.随所で描かれる閣僚会議がメチャリアルでよい。銃弾1発撃つにも大臣の許可が必要で特別立法が必要なことも ちゃんと描かれているのもよい。 4.ゴジラは凶暴だが、同時に自然の神、破壊の神としても描かれている。3.11の悍ましい地震と津波を思い浮かべた人もいるかも。 神道の八百万の神々、万物に神は宿るという日本古来の視点が根底にあるような気がする。それもこの映画の良さだと思う。深いのだ。 5.そしてこの映画のもう1つの主人公は間違いなく自衛隊だと思う。「我々の安全と命を守る最後の砦が自衛隊だ」という台詞に それがよく出ている。ともすれば、一部の心無い人達に人殺し呼ばわりされる自衛隊へのエールの映画でもある。 6.日本へのエールの映画でもある。「スクラップ&ビルドで生き残って来た。それがこの国だ」という台詞が泣かせる。 実際そのとうりなのだ。踏まれても踏まれても、しまいには原爆を2つも落とされて50年間は草木も生えないと言われても たった10数年で世界有数の経済大国になった国・・・・・しかも自前の資源がなく、内需だけで世界の経済大国・・・・ 見びいきで言うのではない・・・・・・化け物みたいな国なのだ・・・・・・ たった1つの小さな欠点は石原さとみ。流暢に英語を操り熱演なんだけど、終始違和感が抜けなかった。 もっとも他が地味で渋い演技派ばかりなので、庵野監督の違和感は承知のサービスかもしれないが・・・・ でも、とにかく大傑作でした。初っ端に、いまの東宝と昔の東宝のマークが出てくるのも嬉しい。[映画館(邦画)] 9点(2016-10-22 17:02:59)(笑:1票) (良:2票) 《改行有》

3.  静かなる男 キャメラの美しさにまず圧倒。アイルランドの美しい景色の中を男が2人延々殴り合う のだが、それをこんなに爽やかに抒情実を称えて描けるのはやはりジョン・フォードしかいないでしょう。 大傑作!!文句なし!![DVD(字幕)] 10点(2015-12-05 16:48:54)《改行有》

4.  シンドラーのリスト 本当は0点にしたいところですが、観客の心理を知り尽くした手練手管の巧みさに3点。これはスピルバーグがオスカーをとりたいがために撮った映画。もう賞をやらなきゃならないように計算しつくしてる。そのためにナチスのホロコーストを出汁にしたのは許せない。アウシュビッツの収容所のオープンセットを建てて、エキストラを痩せさせて、裸でウロウロさせて、それに何の意味があるのか。本当に、ナチスのホロコーストを告発したいのなら何故、ドイツで公開しなかったのか。ドイツの映画祭で公開されたという話も聞かない、一番見せなきゃいけないのに・・・・じゃあ、いったい何のために創ったのか?しかもアカデミー賞のノミネート選考に間に合うように作って、しかも主人公が「オスカーシンドラー」でしょ?もうやめてくれって言いたくなる。同じ題材を扱った映画ならアランレネの「夜と霧」に、告発のインパクトではチャップリンの「独裁者」に遠く及ばない。チャップリンは同じナチを告発するのでも大爆笑の中で、それを完璧に描ききってる。淀川さんがこれ見て激怒したの納得です。 シンドラーが偽善だと言ってるのではありません。スピルバーグの物欲しげな野心、性根が嫌なんです。歴史の結果としてのナチの悪をどんなにリアルに描いたところで、これでは単なる「ナチの悪の解説」です。そういう映画は、いままでにくさるほど作られてるんですから、いまの時代に改めて作るなら、もっと違う視点で描かないと意味がないでしょう。例えば、敢えてナチスの親衛隊の視点から描くとかね。3点(2004-08-10 17:35:00)(良:1票)

5.  ショウタイム エディマーフィは、とっくに盛りを過ぎてるのがわかって、デニーロの存在感でもってる 映画。コメディで笑えないのは致命的。脇役で、ちょこっと出てくるウィリアム・シャトナー(西田敏行みたいに肥えてコロコロ可愛い親父になちまった)扮する演出家のお茶目な演出ぶりが、かろうじて笑わせてくれる。4点(2004-06-06 17:28:25)《改行有》

6.  JAWS/ジョーズ スピルバーグは、こういうのを作ると冴える。妙に賞狙いのドラマなんぞ作ると物欲しげな品の無さが見え隠れして嫌なのだが、この手の映画をやらせると、何だかんだ言っても上手い。いきなり鮫を見せずに、襲われた人間や群集のパニックの怖さをキッチリ見せて、そこからジワジワと小出しに見せるその見せ方が抜群に上手い。鮫退治に乗り出す3人の中で、いちばんキャリアがあって頼もしいロバートショーが真っ先に呆気なく死んじゃって、普通のど素人のろロイシェイダーとリチャードドレイファスが生き残るという設定は、なかなか皮肉でよろしい。このパターンは、その後もプラベート・ラインに至るまで受け継がれている。即物的な恐怖を描かせたら、やはりこの人はぴか一ですな。8点(2004-05-13 23:25:09)

7.  死に花 傑作。いや主演4人の爺さん達がカッコいいね。あんなジジイになりたいよ、あやかりたい。老人の性やボケ、戦争のことも、ちゃんと描かれていて、若い人でも、充分楽しめる。誰かも指摘してるけど、007のモジリがあったり、ちゃんと遊び心があるね。銀行を横倒しにするという発想は、もしかするとマルクス兄弟の「デパート騒動」のパロディじゃないかな。とにかく映画が大人だよ。冒頭も、いきなり棺桶からはじまる。マクラなしでいきなり噺に入る落語みたいだ。「むむ、できるぞ!」と思わせる。さり気ないけど、すごい自信だ。森繁は、台詞たった一言なのにすごい存在感だ。ラストの山崎努が切ないなぁ・・・・・。9点(2004-05-11 22:06:06)(良:1票)

8.  新・悪名 テレビで見たんだけど、勝新はもちろんだけど、田宮二郎が出色。彼の大阪弁のカッコいいこと、小気味いこと。水を得た魚みたいで、それでいて、すっごく自然!芝居も何もしてないんじゃないの?って言いたくなるくらいだった。勝新は江戸っ子なのに、大阪弁が、これまた違和感なくて、さすが勝新とあらためて感心。8点(2004-05-11 13:56:00)

9.  ジュラシック・パークIII テレビで放映されていたのを、さっき見終わったところ。薄味な感じがしたな・・・・。 こういう映画には、必ず空気の読めない邪魔者が出てくる。あの母親がそうだが。まあ、お決まりなんだろうな。50年代60年代のB級SFに必ず肌も露な美女が出てきて、大声出したら、あかんところで大声出すし、行ってはいかんところに一人でホイホイ行きよるし、いざ絶体絶命になるとキャーキャー言うだけで役に立たないし、そのくせ自己主張のかたまりで、空気が読めない。ようは、ただのアホなんやけど、客をハラハラドキドキさせる小道具みたいな存在なんだろうな。でも、それにしても使い方が下手だから、ただ見ていて不快で、イライラしただけだった。お馴染みなのはサムニールくらいで、あとは地味な俳優ばかり。予算も、1,2よりは安上がりだったんじゃないの?なんか、盛り上がりそうで、盛り上がらないうちに終わった印象で、ちょい大目に見てこの点。本音は5点くらい。7点(2004-05-09 23:43:52)《改行有》

10.  新幹線大爆破 傑作!健さんもいいし、宇津井健や他の俳優もいい。「スピード」がアイデアを盗んで?るけど、日本をお手本にしたてとこが嬉しいね。ドラマもしっかりしてる。満点。10点(2004-05-03 14:35:12)

11.  Shall we ダンス?(1995) カーチェイスがなくても、濃厚なベッドシーンがなくても、平凡な人間が出てきて踊るだけでも、こんな楽しい、良い映画が出来るというお手本。ただ役所浩二の嫁さんだけは不愉快だった。探偵雇って旦那尾行させて、それで「あなたを愛してるから」「自分で調べるの怖かった」と勝手な御託。一番性質の悪い悪女だなと思った。「相手がダンスでも許せない。相手がダンスでも浮気だ」と責めるところは「そりゃないんじゃないの?」とすっごく不愉快だった。挙句に果てに「わたしが悪いのね」と人を理不尽に責めておいて、自分を弁護することはチャッカリ忘れない狡猾さ。いかにも、か弱い妻の顔して・・・・ああ、嫌だ、嫌だ。こんな猜疑心と自己愛だけの女の言うことを「いじらしい女心」なんて耳障りのいい言葉で摩り替えてほしくない。他はすごくいいのに、この嫁さんが出てくるところだけ、いや~な気分になる。本当は9点くらいつけたいんだけど、以上の理由から7点。俺、ひねてるのかね?8点(2004-01-23 23:40:41)(良:1票)

12.  女優霊(1996) 噂を聞いてレンタルで借りて見た。怖かった。それで充分。ラストの、あの笑い声と女の顔は、けっこうキタナ~。日本映画はホラーとコメディではハリウッドにタメ張れると思ったな。頑張れ日本製ホラー。7点(2004-01-19 23:46:45)

13.  十二人の怒れる男(1957) これはもう脚本の勝利です。ヘンリーフォンダが惚れこんで作ったらしいですね。12人の座る位置から、何から何まで計算されつくしていて、どこか神様が作らせたような印象さえあります。真実と事実は違うということ。人が人を裁くことの怖さ。陪審制度万歳の映画じゃないんだよね。いや傑作です。 9点(2004-01-08 14:40:53)

14.  シャイニング(1980) キューブリックは、この映画から衰えだす。その分岐点となる映画。初のホラーで、原作者からは不評らしいが怖かったし、面白かった。ニコルソンのノーメーク、オーバーアクトも何のそのの大車輪の演技もこの作品では効を奏していた。「勉強ばかりして遊ばないジャックは馬鹿になる」の文字で埋まった原稿。あれは怖かった・・・・・。8点(2004-01-02 23:34:00)

15.  ジュニア フェミニズムに媚売ったコメディですな。シュワの女装、気持悪い。それが狙いだとしても、やはり気持悪い。4点(2003-11-23 01:54:55)

16.  地獄の黙示録 特別完全版 映画としては破綻をきたしており、決してバランスの取れた映画ではないが、とんでもないものを見たという印象。映画が観客に投げかけるテーマの大きさ、深さに圧倒されてしまう。アジアへの畏れのようなものも、ここかしこに見える。この映画に対して「長い」という理由で低い点数つけてる人もいるけど、それでは批判したことにはならないよ。ましてや「眠かったから」なんてのは論外。ちゃんと体調整えてこんかい!10点(2003-11-23 01:27:30)(良:1票)

17.  シックス・センス 率直に面白かった。脚本の勝利。ブルースウィリスの代表作になるだろう。見た人にいいたいんだけど、「ラストのオチがどうたらこうたら」とか言うな。この手の映画は「ラストにすごいどんでん返しがあるが、それは言わないで置こう」ということすら言わないものなのだ。ネタを割るな。これはもはやお願いである。また、見てない人へのマナーでもある。8点(2003-11-22 02:43:32)

18.  ジャイアンツ 「ジャイアンツ」というタイトルにテキサス、ひいてはアメリカへへの誇り、皮肉、本当のジャイアンツとは何なのかという問い掛けが含まれてる。単純なテキサス万歳、アメリカ万歳の映画ではない。クライマックスでのドライブインでのベネディクトと店の主人との壮絶な殴り合いは感動的で、見ているうちに胸が熱くなって涙が出そうになる。汚れた皿の山の中に倒れたベネディクトの胸に「当店は、いかなるお客様であろうと入店を拒否する権利を有します」という店主敬白の額を放り投げる主人の表情、あの額縁の文句。差別を憎むベネディクトの気持が偏見を持った主人に通じた見事な瞬間だ。リズが後で言う「二人とも心の底は優しいのよ」「あの汚れた皿の山に、あなたが引っ繰り返った時、あなたは始めてわたしにとっての英雄になったのよ。英雄になりたかったんでしょ」の台詞が泣かせる。 ジェームスディーンの遺作でもあるが、つくづく、あまりに若いその死が惜しまれる。いまでも元気だったら、そりゃあ立派な俳優になっていたろうに。8点(2003-11-18 22:26:06)(良:1票) 《改行有》

19.  仁義なき戦い 代理戦争 レンタルで見たけど、大傑作。出てくる俳優、みんながとにかくいい芝居してますね。どいつもこいつも、ちょっとでも長く映ろうと、濃い濃い演技してるけど、ちゃんとまとまってるし、誰もが的確な演技をしてる。見ながら、何度も「上手いな~!!!」と唸ってしまった。しょーもない昨今のテレビドラマで、上手いつもりで小手先の演技してる俳優もどきには、こんな演技できないなと思うことしきりでした。これヤクザ世界を舞台にした「ディスカッション映画」ですね。群像ドラマ、喜劇としても秀逸。小林旭が大スターとしてだけでなく演技者としても抜群であることを認識できた。いや、ほんとうに上手い!10点(2003-11-07 21:26:09)

20.  仁義の墓場 ヤクザ世界でも生きていけない狂犬みたいな男の凄惨な人生。この映画そのものが、観客に牙を剥いて唸り声をあげているようだ。どこまでも救いがなく、どこまでも凶暴で・・・・・ブルーススプリングスティーンの「ネブラスカ」という歌の歌詞を思い出した。9点(2003-11-06 23:15:59)

082.25%
110.28%
220.56%
382.25%
4123.37%
571.97%
6185.06%
74612.92%
811933.43%
96317.70%
107220.22%

全部

Copyright(C) 1997-2024 JTNEWS