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1. ジャッキー・ブラウン
タランティーノの作品ではもっとも出来の良い作品だと思う。
この映画はタラちゃんお得意のギミックにあまり頼っていない。(対極がキルビルVOL.1。)だから地味な印象を受ける人もいると思うけど、映画の基本的な出来としては、キルビルなんかよりもはるかによく出来てると思う。
タランティーノの映画作家としての基礎体力の高さが伺われる、渋い一品。
ぼくが好きなシーンは対立するサミュエル・L・ジャクソンと、ロバート・フォスターが、カーステから流れるデルフォニックスの音楽で一瞬だけ心を通じ合わせるシーン。音楽好きのタラちゃんらしい良いシーンだった。
パム・グリアー、ロバート・フォスター、最高だった。デ・ニーロも楽しそうでしたね。
非常に良質な哀感あふれる品の良い(?)作品でした。8点(2004-09-13 17:55:35)《改行有》
2. シュレック2
ピクサーものと違う点は、登場キャラがぜんぜん可愛くないこと。とくに人間キャラの顔はひどいな。人の顔はCGの一番の泣きどころなんでしょうね。それはしかたないにしても、ロバも猫もみんなちっとも可愛くなくて、これじゃグッズも売れないでしょう。
「どうする、アイフル」のCMみたいな猫のシーンは笑えました。6点(2004-07-17 16:40:51)《改行有》
3. 新・仁義なき戦い。(2000)
《ネタバレ》 『キルビル』のカッコイイテーマソング(?)は、もともとこの作品の音楽。
脚本はよく練られているので、権力抗争劇としてはおもしろい。
まったくヤル気がなくリーダーの器量もない岸部一徳が、その無能ぶりのせいで部下たちの死屍累々の山を築くのだが、最後は結局棚からぼたもちで、最高権力者の座を手に入れるという展開は皮肉でおもしろい。実際のサラリーマン社会でもありえそう。
しかし演出はだるく、へたくそ。これではとても深作さんの跡目は継げない。アクションものとしての期待はまったくしないほうがいいです。(基本的にアクションものではない)布袋寅泰の存在感はなかなかなもの。5点(2003-10-21 08:03:29)《改行有》
0 | 2 | 5.00% |
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1 | 3 | 7.50% |
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2 | 2 | 5.00% |
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3 | 3 | 7.50% |
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4 | 3 | 7.50% |
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5 | 9 | 22.50% |
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6 | 4 | 10.00% |
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7 | 6 | 15.00% |
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8 | 3 | 7.50% |
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9 | 4 | 10.00% |
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10 | 1 | 2.50% |
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