みんなのシネマレビュー |
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1. THE END OF EVANGELION 新世紀エヴァンゲリオン劇場版 Air/まごころを、君に TVシリーズがニュー・コンセプトのロボットものという装いで登場した感があったので、最後にこうなるとは想像もできなかった(↓「なおてぃー」さんご指摘のように「イデオン」そっくりと思いましたが)。私は本作を計算された作品であるとは考えていません。それだとTV後半の破綻ぶりと、その後のゴタゴタの説明がつきません。今や本作は商業アニメ界における、庵野監督以下、ガイナックスの「暴走」であったと評価しています。2点(2004-02-08 08:38:32) 2. ジャッカルの日 《ネタバレ》 初見時は完全無欠の殺し屋が、最後にほんのわずかな偶然で狙撃に失敗し、あっさりと銃殺されたという印象でした。観直してみると、ジャッカルは結構へぼミスを連発しています。それがかえって一種のリアリティを感じさせます。こういうクールな作風もいいものです。今時、貴重なのではないでしょうか。9点(2003-12-14 22:47:15) 3. 地獄の黙示録 7点(2003-11-22 18:09:39) 4. 地獄の黙示録 特別完全版 ベトナム側の描写が希薄であるが、それで正解と思う。そのあたりに下手に手を出したアメリカ映画は独善丸出しの屑が多いと思うから。本作で描かれたアメリカ軍の無軌道ぶりには当時の厭戦感が正直に現れているようです。イラクで同じようなことを繰り返している現在、この映画はどのように捉えられているのでしょうか。7点(2003-11-16 19:29:06) 5. ジュラシック・パーク 《ネタバレ》 本当はもっと素直に楽しめればいいんですがねえ。とにかく、最後のほうの「ティラノサウルス見得を切る」みたいな演出がハナについて嫌なんですよ。6点(2003-11-02 09:53:24) 6. 七人の侍 今やネームバリューが強すぎて、かえって敬遠されるむきもあるかもしれませんが、まずは何も考えずにとにかく観てほしい作品です。9点(2003-10-25 15:41:06) 7. 仁義なき戦い 完結篇 《ネタバレ》 「代理戦争」、「頂上作戦」の後日談的作品といえるが、完成度は高いとおもいます。シリーズ初期からのお馴染みの面々が、あるものは殺され、あるものは引退していく。やはり、ここまで見届けないとすっきりしないし。シリーズ全体では10点満点、ぜひ全編を通して観てもらいたいです。8点(2003-10-25 14:53:20) 8. 仁義なき戦い 頂上作戦 《ネタバレ》 「仁義なき戦い・代理戦争」とセットでご覧になることをお奨め致します(笑)。頂上作戦とは警察の暴力団対策の名称で、組織のトップを検挙することで、抗争の拡大を未然に防ごうというもの。原作ドキュメントでは警察サイドにも力点を置いていますが、本作ではあくまで中心は極道たちで、深作監督らしいまだるっこしさのない娯楽作品に仕上がっています。8点(2003-10-25 14:31:38) 9. 仁義なき戦い 代理戦争 《ネタバレ》 シリーズの中核にして最高傑作。本シリーズは私の中では今でも邦画No.1です。広島暴力団の内紛に某有名広域暴力団の日本制覇の野望が絡み、抗争が激化していく過程でのやくざ達の文字通り「仁義なき戦い」が描かれる。しかし、いわゆる堅気の世界にも同じようなことはあるわけで、本作は単なるやくざ映画としてではなく、人間ドラマ・政治ドラマとして優れているとおもう。10点(2003-10-25 01:27:07) 10. 仁義なき戦い 広島死闘篇 《ネタバレ》 やはり、千葉真一演ずる大友のブチキレぶりが一番印象に残っています。この大友は完結編で宍戸錠で再登場します。このシリーズは登場人物が別の役者に替わったり、同じ役者が別役で何回も登場したりするので注意してみる必要があります(笑)。8点(2003-10-24 21:43:03) 11. 新・仁義なき戦い。(2000) 深作監督の仁義シリーズとは、当然別物。豊悦、布袋には別に文句はないが、佐藤浩市のやくざの親分てのは似合ってないですねー。岸部一徳演ずるカリスマゼロのケチ親分はいい感じです。全体に平凡で、もっとアクの強さが欲しかった作品ですね。4点(2003-10-24 20:53:41) 12. 11人いる! 萩尾望都先生のファンなら、このアニメの出来には大いに不満足でしょう。どうして、「時空(とき)の旅人」のように萩尾先生自身のキャラクターデザインにしなかったのでしょうか。(余談ですが、時空~は原作眉村卓の角川映画。こちらはストーリーがつまらんが、萩尾先生の綺麗なキャラがアニメ化されているので貴重)私もリメイク希望に一票投じます!4点(2003-10-24 17:11:36) 13. 仁義なき戦い シリーズ全体では10点満点。原作は美能組元組長、美能幸三の手記を元に飯干晃一が書いたドキュメントで、こちらもお勧めですが、この深作映画はそれを超えています。菅原文太、松方弘樹らの演技も熱いし、金子信雄演じる汚い親分がはまり役すぎです。9点(2003-10-24 02:09:16) 14. 新世紀エヴァンゲリオン劇場版 シト新生 劇場版2作とも友人と観に行ったのですが、本作上映後の館内のどよめき(もちろん失望の)が印象に残っています。観賞後の友人のコメントは「こいつ、才能ないわ」、私のコメント「金返せ」でした。私の甥と妹も観たのですが、両人とも「わけわからん」といってました。庵野監督にはTVシリーズのような長丁場をまとめる力がないのでしょう。「ふしぎの海のナディア」でも中盤おかしくなりましたが、エヴァも後半は壊れていました。その狂った状況のまま映画化し、結局「補完」は出来ずといったところでしょう。1点(2003-10-23 18:58:24)
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