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【製作年 : 2010年代 抽出】 >> 製作年レビュー統計
1. シン・ゴジラ 《ネタバレ》 よくできた邦画! エンターテイメント大作。怪獣好きじゃなくても十分楽しめる佳作。 時間作っておやつとかお酒飲みながら観るといい感じ。 庵野監督がゴジラ撮ると聞いて、99.9%コケると思った。 しかし大ヒット!これは観ねばと思いつつ、育児だ、嫁さんが2号のつわりで入院だナンダカンダと日々が過ぎ、2号産まれ、妻子里帰り中、満を持しての鑑賞! なんといってもイモリ形態のいわゆる蒲田くんのフォルムにやられた。 やべぇ!ヤベェの出てきたよ!!これがあと1時間半暴れまわるのか…ほげぇぇ これが大ヒットの理由か!日本もシュールな国になったなぁ! なんて感心してたらそんなでもなかった。 ちゃんとゴジラになってくれた。 で、凄く強かった。安心安心。 売れっ子をキャスティングしつつ、良い演技ができる人がたくさん集まってて、ちゃんと映画を作り上げていて面白かった!緊迫感と強すぎるゴジラに夢中。 押井監督もゴジラ撮ってほしいなぁ…。という庵野監督より押井監督がだいぶ好き!でも楽しめた佳作。[DVD(邦画)] 9点(2018-03-28 19:44:54)(良:1票) 《改行有》 2. 地獄でなぜ悪い おもしろい!が…。園子温だから、これくらいじゃぁ鮮烈さがない。 愛のむき出しのセンセーショナルさが薄味にしてしまった。 のだが、単体として観たら十分面白い。 映画撮りのぶちこわれっぷりは本人の心象そのものなんだろうかな。 なにより、アンニュイなイメージの二階堂ふみがこんなにエロかわいいとは思わなかった。 以上 [DVD(邦画)] 8点(2015-03-01 16:53:45)《改行有》 3. ジョン・カーター …レビューしようと開いてビックリした。 僕の感性はこーも世間一般から離れているのか…。 冒険あり、ロマンスありの超大作、とそつのない配給会社の広告のような感想なのだがダメかね。 理系の人間として科学的なとこもけっこうおもしろいアイディアがいっぱいで面白かった。 まぁ、どうフォローしてもこの低評価はくつがえせないだろうし、そんなもんだれも求めてないんだろうな。こんなの慣れてるからいいよ。マイノリティー万歳。ビバ、少数派! [DVD(字幕)] 9点(2013-06-02 21:32:57)(笑:1票) (良:3票) 《改行有》 4. 少年と自転車 《ネタバレ》 ちゃり好きな男の子の物語。 ちゃりってのは親父に裏切られた少年の拠り所。 盗られたら追っかけるし、取り戻したり、直してくれた人は信じる。 見終わったときの感想が「タフな子で。」と、ブレインデッドのワンシーンだった。という僕が観るべきでなかった、美しい話。 母性ですな。ワイルドな境遇で育った人や、母性ホルモンがんがん出ている女性が観ると良い映画。 僕はワイルドでもないけど、うちにファミコンなかったもんで、友達の家で遅くまでファミコンやったり、ちょっとはみだした兄ちゃんと遊んだ記憶なんかはフラッシュバック。 けっこーよくできたあるある映画だと思う。 [DVD(字幕)] 7点(2013-05-17 00:20:35)《改行有》 5. しあわせのパン そんな言うほどパンがまずそうでもない。けど、別に美味しそうでもない。 そんなにコケてるかというとそうでもない。だから、けして誰かに話すほどでもない。ただ、それだけに誰かと一緒に観たら、一緒に観た人との間でだけ「微妙だったよね。」という会話のなりたつ、ある意味最強のコミュニケーションツール、なのではないだろうか。一緒に恐怖体験、一緒に楽しい体験、いや、一緒に微妙な体験。これこそがこの停滞ジャパン、停滞ザワールドな現代の共有ではないか。 絵本を絵本のまま映画にして微妙に滑った映画だと思う。 このゆるい感じ、この微妙な感じ、この体験を僕らに与えたという意味では何事にも変えられない映画の評価に収まらない快作。僕は好きだ。[DVD(邦画)] 4点(2013-02-21 01:49:26)《改行有》 6. 食堂かたつむり ネットである人の批評を聞いて、この映画が世間一般には気色悪いってことがわかった。 なるほどそりゃそーだろう。 日本はベジタリアン少ないし、こーゆうのは受け付けないと思う。 みんな文明的だから。 マイノリティー好きってのもあってにわかベジタリアンやってるわけだけど、そういう生き方までマイノリティーに飛び込んでみた人にしか分からない映画だと思う。 案外、普段映画観ないような田舎のおばちゃんならひょっとしたらひょっとする。 正直こうも理解者が少ないのはあれだけど、どこか嬉しくもある。 食材への感謝、愛情を込めた料理。 食べたり作ったりして大きく感動したことがある人で、僕みたいに少しおかしな人にだけ受ける映画。こっち系の料理を表現するのは難しい。描きたいのはうまそうな料理じゃなくて、見た目以上にうまい料理だから。ミスター味っ子みたいな表現にしたらわかりやすくておもしろいんだろうけどね。 一般的には気色悪い映画だから、料理は愛情!と本気で思っていたり、マクロビだとかヴィーガンだとか食のバリエーションに理解ある変態に勧めたい映画。[DVD(邦画)] 8点(2011-10-15 16:14:31)《改行有》
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