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プロフィール |
コメント数 |
29 |
性別 |
男性 |
自己紹介 |
キュートなヒップにズキドキ! |
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1. 将軍の娘/エリザベス・キャンベル
この映画は罪深いです。原作はすごく面白いのに、
この映画はぶっちゃけたいして面白くないというのが
そもそも問題なんですが、でもそれ(映画版はイマイチ)自体は
よくある話です。じゃ何が罪深いかというと、
例えば、同じ「映画化したら面白くありませんでした映画」でも
クージョみたいな映画だと、
後で小説を読むことで「おぉ、小説は面白いんじゃん!」とか思うこと
が可能なんです。
ところがの「将軍の娘」は、原作は大変おもしろい娯楽ミステリー小説なんです。ミステリーなんですよ、一応。
「この娘を殺したのは誰か?」「この事件の動機は何か?」
といった謎解きが小説の主たる面白さなわけです。
ところがこの映画を見ちゃうことで小説を読む前にそこがネタ
われしちゃうわけですね。
つまり、映画が面白くないからと思って後で小説を読んでも、
もう小説を面白く読むことが不可能なんです。
つまりこの映画、映画自体がつまらないことはまぁいいとして
も、観た人間がその後で原作小説を面白く読む
楽しみも奪ってしまっていて、そういう面で点数以上にめっち
ゃ罪深い映画だといえます。
5点(2003-12-22 21:52:19)《改行有》
2. シャイニング(1980)
キング原作の映画化ではめずらしく成功してる作品では?
中途半端に原作通りに作ろうとして失敗してるものが多い中、この映画は割りと「原作と小説とは別」なものとして作られているため結構面白い映画になっているんだと思う。白と赤。怖い怖い。別のものになっているから原作の良さのいくつかを失ってるかわりに、原作にないよさが随所にあるという。たしかに役者陣、「お前らみんなそもそも怖いんじゃ!」というくらい怖いのはどうなのか?おっかけられる方がおっかけるほうより怖いような気がするのはどうなのか?
原作はキングの小説の中でも1,2を争うほとんどキングのマグナスオーパスな小説だけに映画が好きな方は原作もぜひどうそ。
残念ながらやはり小説の方が面白いんだけど...「そして忘れるな、パパがどれだけお前を愛しているかを」
8点(2003-12-20 08:53:42)(良:2票) 《改行有》
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