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Web www.jtnews.jp

プロフィール
コメント数 159
性別 女性
年齢 50歳
自己紹介 洋画も邦画も好きです。特に最近は邦画が気になってます。SF、カンフー物は避けがちなんですがそれ以外は気になったらとりあえず観ます。
ホラーも平気なほうなので今は色々漁っている段階です(笑)

私にとって良い映画とはいかに心の琴線に触れたか否か。涙の数によって点数を決めるといっても過言ではないでしょう。基本的に感動系が好きですね。感動したがりです、はい。
ちなみに好きな監督はジェームズキャメロンです(←わかりやすすぎ)

映像や音楽も含め率直に感じたままをレビューし、少しでもそれが誰かの参考になればいいなと思いながら書いていきたいと思ってマス。

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1.  少年メリケンサック 予告編にとても期待させられて見に行った。しかし見に行ってわかったのだがこの作品はクドカンワールドを理解していないと難しい。加えて、80年代パンクや当時の時代の空気を懐かしいと思える人種でないとあんまり楽しめない気がする。つまり、ものすごく見る人を選ぶ作品だということ。ぱっと見は一般大衆に迎合したポップでキャッチーな作品に見えるが、ふたをあけると違った。「パンクとはなんぞや?」というテーマなのかもしれないが、そもそもパンクになど興味のない人からすれば「で?」といいたくなる内容かもしれない。個人的には楽しめたのだが、たまたまピンポイントでハマっただけだと思う。客観的にみると好き嫌いのわかれそうな作品である。[映画館(邦画)] 5点(2009-04-06 06:21:55)(良:1票)

2.  新・仁義なき戦い/謀殺 主役からチョイ役まで、キャストがかなり豪華である。(坂口憲二はIWGPの山井を彷彿させるがほんの一瞬しか出てこない。)任侠映画に欠かせない俳優からトレンディ系の俳優までバランスよく配役している点が評価できる。現代版のヤクザを基本としたらしいが、いまいちリアルに欠けるのは主役たちのかっこよさと親分たちの間抜けっぷりがわざとらしい為であろう。それ以外にも突っ込みたいところは色々あるのだが、任侠映画は完全娯楽映画なのでリアルを求めること自体が間違っているのかもしれない。それでも渡辺謙の存在感はやはり抜群に光っていた。スカパラの音楽も良かったように思う。ただ次期組長の座を狙って兄弟分が裏切りあったり腹をさぐりあう話は任侠物として定番なだけに、今ひとつ物足りなさを感じる事は否めない。6点(2004-09-05 02:37:20)

3.  シザーハンズ 《ネタバレ》 観る前はホラーだと思っていた。他の方のコメントにもそう書いてあるあたり、これは本作の宣伝を失敗したと思ったほうが良いかもしれない。内容的には非常にファンタジックなラブストーリーである。手がハサミだという人物設定の発想も良かった。ヒロインのBFのせいで二人は引き裂かれてしまうのだが、彼女はエドワードの為に自ら別れを選択する。このあたりは賛美両論かもしれないが、複雑な女心をよく表していると私には思えた。ラブストーリー物としてはなかなか良作。9点(2004-06-13 20:50:41)

4.  シュリ 日本やハリウッドでは作れない映画という点をまず評価したい。アクションシーンはハリウッドには及ばないが、なかなか健闘しているほうだと思えた。女の正体は序盤で気付かされるし、オチは読めてしまうものの、最後まで惹き付けるパワーが確かに本作には存在している。魚をネタに使った点もよかったし、ラストも綺麗に締めていたので好印象。しかし俳優陣にどうも魅力が感じられない。女のほうは非常に人間臭さが出ているのだが、肝心の主人公の内面があまり見えてこないのである。主人公の友人も同様。そのあたりをもっと丁寧に描いていれば、さらに涙を誘う作品となっただろう。そう思うとやや惜しい感が残る。7点(2004-06-13 19:47:22)(良:1票)

5.  下妻物語 漫画が実写化された映画、そう考えたほうが良いだろう。テンポもよく笑いのツボも押さえている。個性的な役者たちをうまく使っており、適材適所といった印象。 深田恭子の棒読みな台詞がやや気になったが、ロリータ少女役は見事にハマっていたし、土屋アンナのヤンキー役もなかなか堂に入っていた。映像もなかなか綺麗に撮れていたように思う。ストーリー展開に捻りは無いが、設定や映像で魅せる作品となっている。 8点(2004-06-02 01:51:34)《改行有》

6.  Jam Films それぞれの監督が自分の持ち味を各自で自覚しながら個性を発揮している作品集。期待しすぎてはいけないが、期待しなければそこそこ楽しめる。観る人によっては作品ごとに好き嫌いがはっきり分かれるであろう。ということで各作品ごとに評価するのがこのフィルムの正当な評価方法であるように思う。以下、個人的な評価。◆北村氏「the messenger」・・・黒いノリのファンタジー。嫌いではないがいまひとつオチが消化不良気味。妖艶さもエグさも中途半端。5点。◆篠原氏「けん玉」・・・起承転結のはっきりした短編。キャラがそれぞれ際立っており、展開の運び方やまとめ方も他作品より群を抜いている。8点。◆飯田氏「コールドスリープ」・・・大沢たかおのコミカルな演技が笑いを誘う。終始ギャグマンガのノリに徹したことが良かった。6点。◆望月氏「Pandora 」・・・エロティシズムとフェティシズムの融合を目指したかったのだろうか?しかし何を伝えたかったのかは不明。吉本多香美の艶めかしい演技は良いのだがそれだけである。2点。◆堤氏「HIJIKI」・・・個人的にはこれが一番面白かった。女三人、特に場末のママみたいな女の存在感が抜群に良い味を出している。シリアスやバッドエンドという暗い題材をシニカルな笑いにもっていける堤氏の手腕が発揮されているように思う。8点。◆行定氏「JUSTICE」・・・なんとなく『GO』を思い起こさせる設定と雰囲気。しかし今作はひたすら明るく突き抜けている。着眼点がすばらしい。7点。◆岩井氏「ARITA」・・・ピアノのBGM、ノスタルジー漂う小学校の教室等、岩井氏っぽい演出を見て彼の作品を多く観ている人なら一発で岩井監督作品だとわかる仕上がり。個人的に岩井氏作品は好きなのだが、これはどうも受け付けなかった。広末の一人芝居であるせいか、締まりのない印象を抱いてしまう。3点。◆総合評価・・・平均点として5~6点。こういった企画物として斬新だったので甘めに6点献上。6点(2004-03-04 18:04:22)

7.  シックス・センス 一度目はオチに気付かず「そうきたか」という驚きがあり、二度目はオチを知っているから数々の計算された伏線に頷きながら楽しめる。謎が気になってひきつけられることは間違いないし、サイコホラー的なゾクゾク感もある。そういったミステリーホラーでありながら感動の要素も忘れておらず、様々な層に受け入れられる作品である。8点(2004-02-24 23:16:05)

8.  13階段 サスペンスものとして気楽に観ようと思ったのだが、余りにもシリアスな題材、人間ドラマの深さに思わず引き込まれてしまった。確かにサスペンスだけを捉えるのなら腑に落ちない点はあるし、ラストも都合が良すぎるように思える。だがしかし今作は痛切に人間の生き方を訴えてくる。泣かせる演出もいつもなら興ざめしてしまうのだが、テーマがテーマなだけに今回ばかりはすんなり入り込むことができた。単なる死刑廃止論を唱えているように見えるその裏側に、人の生き様を問う熱い何かがある。恨みは輪廻するものであり、犯人が死んでも消えるものではないのだろう。苦しみや悔いを抱えながら生きていく事こそが、本当の報いと償いなのではないだろうか?久々に原作を読んでみたくなった映画である。別の角度からみると大御所役者陣の安定した演技に加え、反町の新たな演技の開拓、宮迫の意外な演技力、脚本家・宮藤官九郎の役者としての一面が見られる点が興味深い。9点(2004-02-05 02:32:55)

9.  呪怨<OV>(2000) 怖いというよりグロい。チープな作りがまた怖い。実際こんな変人家族がいたら色々な意味で怖い。私は劇場版よりビデオ版が良いとは思わないし面白いとも思わない。別に劇場版が凄く面白いというわけでもないが。しかしこれは確かに原点である。劇場版1は本作の続編のようなものなのだろう。4点(2004-01-27 18:53:10)

10.  Shall we ダンス?(1995) シュールな笑いを提供してくれ、なおかつじんわりとした感動も与えてくれる。邦画の良さがうまく表れている作品。何度みても落ち着いて観ていられる。役所を始めとする個性的な俳優陣も見所である。8点(2004-01-27 17:25:17)

11.  女優霊(1996) 不気味なおどろおどろしさの見せ方が和製ホラーの王道をいっている。怖いと感じるかどうかは個人差があるとは思うが、チープさが逆に恐怖心をあおるような効果を生み出している。しかし幽霊の姿は最後まで出さないほうが良かっただろう。和製ホラーに目覚めた人が一度は通過する作品である。6点(2004-01-27 16:21:28)

12.  シド・アンド・ナンシー 《ネタバレ》 ストーリーはパンク版のロミオ&ジュリエットという印象なのだが、特筆すべきは随所に盛り込まれたパンク魂である。ロールスロイスのエンブレムを蹴飛ばすシーン等々。十年以上前に初めて観た当時、ピストルズファンだった私は大変興味深く観賞した。それから何年か周期的に観たくなる映画。カリスマ化されたシドヴィシャスの弱くて脆い普通の男としての一面を殺伐とした空気間の中でゲイリーが好演している。近年少女漫画の影響で再び脚光を浴びているようだが、表面的な部分だけでなく是非ともシドの生きた短い一生について何かを感じとってほしいと願わずにはいられない。8点(2004-01-27 12:47:39)

13.  白い犬とワルツを(2002) 死んだ妻が犬になって現れるというありがちな設定だが、在日問題や田舎の情景が日本独特の感性で描かれているように思う。しみじみと心温まる良い話なのだが、全体的に盛り上がりに欠けるのが惜しい。5点(2004-01-27 11:53:15)

14.  ショーシャンクの空に 《ネタバレ》 これぞまさに理想の映画である。観る者に希望や爽快感を与え、じんわりと何年たっても感動を思い起こすことができる。地道に壁の穴を掘り続け、ついに脱出したティムが嵐の空を仰ぐシーンが忘れられない。最後まで希望を捨てず決してあきらめない彼の姿は、我々に多くの勇気を与えてくれる。10点(2004-01-27 03:39:28)(良:3票)

15.  呪怨2 (2003) 《ネタバレ》 劇場晩1やビデオ版を観てしまうとさすがに慣れてきて、トシオとカヤコのインパクトも薄れてしまった。よって彼らの登場だけでは怖くなくなってしまったので、凝ったシナリオが必要となる。しかし今回凝りすぎたせいか時間の前後がわかりづらい。オムニバス形式で面白いのとそうでないものが同時に存在するため1よりも更に評価しにくい。壁の音の謎と、床の染みに引きずり込まれるヘアメイクアーティストの話は単発でも面白いかもしれない。しかしカヤコが蘇ってしまうというオチは微妙なところ。ホラーというよりSFになってしまう。呪怨はB級っぽさが良かったわけであって、あまりスケールを大きくしないほうがいいと思うのだが。5点(2004-01-27 03:25:14)

16.  呪怨 (2003) ようするに日本中にあふれている怪談のダイジェスト。しかし娯楽としてそれなりに楽しめた。怖いと思う尺度は人それぞれだが、後に引かないすっきりした怖さの部類であると思う。監督は「見せる幽霊」をコンセプトにしていたらしいが、登場しすぎな感はある。ビデオ版を見ていないと理解できない場面も多々ある。しかしここまでB級に徹しているとその潔さが逆に心地よかったりもする。6点(2004-01-27 02:00:26)

17.  死国 物悲しい雰囲気は充分出ているのだが、ストーリーが地味すぎたのか、ホラーだと思って観た私が悪いのか、印象に残る場面も台詞もない。地元に帰って死んだ友人に会ってしまうというせっかくきちんとした構成があるのだから、映画らしくもっと見せ場を作るべきだったのでは。四国の風景や古びた屋敷など舞台設定は映像的に良かった。2点(2004-01-27 01:21:57)

18.  少林サッカー 前半の重苦しい雰囲気が少々つらい。後半のようにテンポの良いギャグで終始突き進んで欲しかった。不衛生な描写も受け入れがたい。サッカーの取り入れ方も中途半端なので、逆にもう少し本格的な試合にしていれば一層面白かったかもしれない。しかし軸となるストーリーは非常にシンプルで、不可能を可能にするという予定調和的な運びは私たちが長年見慣れてきたアニメや漫画の価値観そのものである為、そういう映画が好きな方にはウケるのだろう。終わり方はとても綺麗にまとまっていて好感が持てる。 4点(2004-01-26 23:22:40)《改行有》

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