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プロフィール |
コメント数 |
47 |
性別 |
男性 |
年齢 |
50歳 |
自己紹介 |
敬愛するマルクス兄弟の次男 (僕も次男です) にして、知る人ぞ知る屈指の男性ハープ奏者、ハーポ・マルクスよりハンドルネームを拝借。彼と同年代のチャップリンに始まり、同じく同年代のキートン、ロイド、そしてサイレント期を含めた「クラシック」映画を、喜劇を中心に邦画・洋画問わず、こよなく愛しています。 |
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1. Shall we Dance? シャル・ウィ・ダンス?(2004)
《ネタバレ》 複合映画館で、偶々間違って入ってしまったのが、実はこの映画 (苦笑) 。周防監督のオリジナル版も未見の状態でしたので、先入観なしに鑑賞したのですが、「汚い」「暗い」画が一つもなく翻案・演出されていたのが嬉しかったです。リチャード・ギアを見たのは、『愛という名の疑惑』 (1992) 以来だったのですが、彼が演じるジョン・クラークを初めとする登場人物たち(彼の家族、ダンス教室の面々、探偵とその助手など)がとにかく粒揃いで、無料レッスンの最後に、ミッツィー校長がジョンたちに見せたような、「ダンスの楽しさ」そして華やかさ・優雅さが、ほとんどどの画を見ても、よく伝わって来ました。個人的には、ラストのさよならパーティでのダンスの模様、ならびにエンドクレジット直前の、受講生のその後のシーンが愉しかったです。
ところで、ユル・ブリンナー/デボラ・カー主演の往年の名ミュージカル『王様と私』 (1956) の原題であり、主題歌名であった『Shall We Dance?』の台詞が、劇中のどこで登場するか…僕は特に、終盤かラストシーンで待ち伏せしていたのですが、地下鉄で帰宅するジョンのために、ダンス教室の窓に張られた横断幕でついに見つけた時は、何故かジーンと来ました。[映画館(字幕)] 10点(2005-05-13 19:32:41)《改行有》
2. G.I.ジェーン
《ネタバレ》 唯一今でも覚えているのが、デミ・ムーアに救命してもらった鬼上官が、いつも引用していた詩集を、彼女のロッカーに残して歩み去るラストシーン。そして、肩越しに振り返って初めて僅かに見せる微笑…これには、不覚にもグッと来てしまいました。[映画館(字幕)] 6点(2004-05-05 20:39:24)
3. 七人の侍
《ネタバレ》 英語字幕付きのアメリカ版ビデオを、Amazon.comから買って、何度も何度も観た映画。
2000年5月、地元の総合図書館が主催した黒澤明映画祭では、この『七人の侍』が抜群の集客力でした。僕が最も好きな「侍探し」の一連のシークエンスの中で、勘兵衛の武勇と優しさにしびれ、木刀代わりの薪を上段に構え、戸口で待ち伏せしている勝四郎を見破った五郎兵衛の「はっはっはっはっは…ご冗談を」には、勘兵衛と一緒になって膝を叩いて感嘆し、五郎兵衛が「ところでお主…野武士を、30人ほど斬ってみる気はないかな?」と持ちかけられた途端に、ガタッ!と薪割りを仕損じる平八に大爆笑…と、観客が素晴らしく一体となって食い入るように観入ったのを、昨日のことのように思い出します。
今や伝説となった、クライマックスの豪雨の中の死闘の末、久蔵と菊千代を失いながらも野武士を全滅させたシーン。勘兵衛に「野武士はもうおらん!」と宣言された瞬間、子供のように慟哭する勝四郎。その瞬間、安堵感と疲労でがっくりと膝を着く「連合軍」のロングショットの虚ろな美しさ。その時、会場から思わずすすり泣きの音がちらほら…。劇場で観られたことを誇りに思います。[映画館(邦画)] 10点(2004-02-03 15:24:27)(良:1票) 《改行有》
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