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1. 小便小僧の恋物語
えっ、小便小僧??って思うでしょう?でも、い~んだわコレ。本当に小便小僧(立っション)だった異相青年。繊細に開閉するその心の扉はそこから。。「愛してる」を言えなくなった彼の不器用な恋は、ラストの宙に吊られた孤独感で終わる。。登場する人ちょいちょい変わってるし、妙な笑いあり、ディティールにまで拘りを見せる空間。。なんとも不思議なラブストーリーに仕上がってるので、恋愛物嫌いな人でも平気で観れると思う。ぼくがそうだったし・・。青な世界に見事なまでに映える一足の金のハイヒールが、二人の姿と重なる。あの笑顔をもっと早くに見せてくれてれば。。9点(2004-06-27 21:26:02)
2. 白い風船
あ~、イライラする~!・・・そう思ってしまうのは、この映画の大人たちと同じなのかな??・・ぼくもお使いに渡された千円を、家を出てものの5分で落としたことがある。なんたって中学生だったぼくは自力で独力で見つけ出したさ。イヤ、丁度兄キの友達に会いワナワナとすがり付きました(泣)なんか、思い出しちゃったわいな。それも7歳の少女。苛付いて見えてしまったぼくは薄汚れてしまったのでしょうか??でも、我関せずに見える大人たちも、実は親身になってくれてたりする。でもでも、最後まで見届けない(笑)そこがねぇ、やっぱし大人たる所以でしょうか?なんか悲しい。親切おばさん、最後まで見取ってくれよぉ。頑固じいさんも、暇つぶしの兵隊さんも・・。大人は足早に去っていく中、風船少年は、口風船片手に駆け寄ってくる♪そこがいいやね。大人になんか頼らず、自分らだけで解決。すんばらしいじゃ、ありませんかぁ!あの店のオヤジも何やら嬉しそうだったし。。あの3人の笑顔の、笑い声の、それを見たいが為に・・って感じでした。そして、礼も言わずに一目散!!このラストもプチ勢ぞろいで素敵♪8点(2004-09-11 19:27:43)
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