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【製作年 : 1990年代 抽出】 >> 製作年レビュー統計
1. 処刑人 最近デスノートが流行ってただけに結構タイムリーな映画。実際にキラ的な者が出現した場合社会がこのような反応になることは決して否定できない。対立側も描いたデスノートと比べると描き方安易過ぎる上に勘違いアーチストしちゃってる点が鼻につくが。もうちょっと慎重に扱うべき題材だったのでは[DVD(字幕)] 5点(2006-10-17 01:06:04) 2. ジングル・オール・ザ・ウェイ 面白いがここまでバカバカしくする必要はあったのだろうか。飛びまくるシーンは何だろう。こち亀か?いろいろと幼稚な映画というのも見てきたがここまで幼稚さ(子供だまし感)を感じた映画はアニメ以外では初めてかもしれない。いや面白いけど。シュワはコメディやるならデニーロのように声質まで変えてやって欲しい。真面目にコメディ演じるいつも通りのシュワが売りなのかもしれんが。[CS・衛星(字幕)] 5点(2005-12-25 14:30:17) 3. 知らなすぎた男 本人はそのつもりは無くても、自然と問題をクリアして話がつながっていくという定番の喜劇を現代風にアレンジしたものですね。このテの話は大好きなので楽しめました。巻き添えを食った「被害者」が殺されてしまったりと笑い話じゃ済まないクロさはありますけど。『知らなすぎた男』というパロディな邦題もイイ!![DVD(字幕)] 9点(2005-11-26 00:27:12) 4. ジュラシック・パーク 恐竜をCGで動物園に再現し、主人公達が観客と共にそれを見て回る映画。皮肉SF的なストーリーも付いており入り方は良し。その後何か子供向けなアクション映画になっているが、恐竜の魅力の一つである「力」を描くためなら仕方が無い。少なくともストーリーの質もシリーズ3作の中で飛びぬけているし、恐竜をかつて無いクオリティで映像的に再現してくれたことにとりあえず満点。[地上波(吹替)] 10点(2005-11-17 15:56:24) 5. シンドラーのリスト 多くのユダヤ人を救ったという欧州版杉原千畝、オスカー・シンドラーの実話に基づく映画。「光の魔術師」スピルバーグがあえて全編モノクロに臨んでいるわけだが、単に技術の問題に過ぎなかったとしてもかつてのモノクロ映画には実際モノクロならでは、モノクロでこその味があるということは誰もがわかっているわけだが、それでもあえてモノクロに臨もうという監督はなかなか居ない。それをこれだけの大作で見事にやってのけてしまう。「光」を手の内に入れてしまっているスピルバーグだからこその芸当であろう。モノクロだからこそ伝わってくる時代感が浮き出ていた。自分は何の予備知識も無くこの話を見たが、シンドラーは単なる絶対主義者であって典型的な企業経営者にしか見えなかった。利己的に自分の理論で動いていたら結果的にユダヤ人を救ってしまったというような。そういう印象を与えたとすれば非常に中立な映画という事が出来るだけに「もっと救えた」という台詞だけが余分だった[ビデオ(字幕)] 8点(2005-08-27 17:24:31) 6. ショーシャンクの空に 《ネタバレ》 主人公を無実の罪に設定、「みんな無罪」というセリフで全員の罪をアヤフヤにし犯罪者達に対する反感を薄らげようというミエミエの演出。他にも製作者の意図が丸見えの下手な演出で法制度の矛盾を皮肉るだけに留まらずあわや犯罪者を正当化する所だったアブナイ映画なのだがそんなの無視して楽しめば良いのでは。美しいヒューマンドラマですから。この映画が単純に感動大作として評価されてるうちはこの国は安全だと思いますよ。ちなみに脱獄モノとしてかなりの傑作なんですが、これは大脱走やアルカトラズみたいに最初から脱走するというのがテーマな映画ではないので脱獄するということは知らずに見たほうがいいかもしれませんね。ネタばれマークつけときますが[DVD(字幕)] 9点(2005-08-27 17:16:47) 7. 12人の優しい日本人 名作『十二人の怒れる男』のパロディ。見事にジャパナイズされている。脚本は古畑の三谷だけありB級推理小説並だった本家よりも複雑。しかし様々な「思想」を書ききった本家のような本格社会派映画ではなくあくまでも個人の性格差レベルに留まっている所が本家より劣る。いや、確固たる思想を持たず他人に流されることが多い日本人を描いたのだろう。もともと本家は謎解きは二の次なだけに事件の謎解きを中心近くに置いて逆に深さは無くなった[DVD(邦画)] 8点(2005-08-27 17:05:03) 8. 12人の怒れる男/評決の行方(1997)<TVM> 往年の名作のリメイク。内容は基本的には変わらないがカラーになったことと、全員が白人だったオリジナルとは違い黒人などが含まれている。スラム出身を黒人にするのは良いとして、最大の悪役と言うべき犯人に偏見を向け問答無用で死刑にしようとする差別主義男に黒人をキャスティングしたのは意図的なものが見えて嫌悪感があったが、バラエティ豊かになったことでより見た目的にわかりやすいのは確かで、別にオリジナルとどっちを先に見ても構わないというレベルの良作である。[ビデオ(字幕)] 10点(2005-08-27 17:00:02) 9. ジム・キャリーはMr.ダマー いやこれは笑った。メリーに首ったけには及ばないがやっぱファレリー兄弟は面白い。ジム・キャリーの壊れ方は見事で江頭かよ!と。下ネタがいける人にはお勧め作品。ストーリーなんて見終わった頃には忘れてるほどの薄さだが単発で笑える作品[ビデオ(字幕)] 8点(2005-08-27 16:50:35) 10. 新・サラリーマン専科 面白いが前作よりは落ちるか。森繁の存在感がありすぎてラストのほうの単調な話に重点が行き過ぎてサラリーマン専科という主題から離れてしまったのがそう思う原因だろう。松下由樹が凄く色っぽかったが最近は…w[地上波(邦画)] 7点(2005-08-01 11:34:36)
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