|
プロフィール |
コメント数 |
24 |
性別 |
男性 |
自己紹介 |
評価を気にしてレビューしている訳ではありませんが、《良》や《笑》に一票入ると、小躍りしたくなるほど嬉しくなってしまいます。あぁ、なんて小市民・・・。
元々人の映画評を見る(聞く)のが好きだったので、ココは本当に楽しく見させて貰ってます。 |
|
1. 10億分の1の男
《ネタバレ》 パッケ裏で興味を惹かれ衝動借りしてみましたが、う~ん、微妙。
ネタは良いと思うんですよ。ただ、演出が散漫というか、狙いがまとまっていないというか・・・。
女刑事の執念、組織を追い出された男の復讐劇、運を見出された男の純愛、この3者のドラマをほぼ同列に置いて物語を進行してしまった為、結局見てる側からすればどこに感情移入していいのか最後まで戸惑ってしまいました。
必要以上に語らない演出(の様に見える)も戸惑いに拍車を掛けてしまった様に思えます。
「惜しい」映画だった、と言える程細部に光るものがあった訳でないし、「設定がちょっと面白そうだった凡作」というのが見終わって抱いた感想。
でもコレ、あちらの国では結構評価された映画なんですね・・・。
僕にセンスがないのか、国民性の違いなのか・・・。[DVD(字幕)] 4点(2008-07-20 18:25:08)《改行有》
2. ジュラシック・パーク
《ネタバレ》 子供の頃、とりとめもない夢が2つあった。
一つは木星に行く事で、もう一つは本物の恐竜を見てみたいというもの。当然そんなものは叶えられるはずも無く、後者の方の夢はそれらしい特撮を見て気を紛らわしていた公開当時の僕、20代前半。
“凄い恐竜映画がやって来た”とは聞いてはいたけども、良く出来た特撮映画を楽しむ気分で映画館に足を運んだ。その結果、腰を抜かした(という表現でしかあの時の僕は表せない)。
ブロント(ブラキオ?)ザウルスが初めて画面一杯に現れた時、“初めて本物の恐竜を見た”感動で思わず涙ぐんでしまった。(この時の博士の視線を追って画面を切り替える演出は秀逸)
その後は・・・。「さすがにこれ位までだろう」という予想をことごとく上回り続け、本物の恐竜が暴れまくる画面に文字通り釘付けになった。本当、失神しそうだった。
映像が良かったのは勿論の事だが、この映画が素晴らしかったのは、思うに“観客と主人公である博士の目線が一緒になれた”ことだと思う。
恐竜に憧れをもつ博士(観客)が初めて本物を見た時の感動。「ティラノ!?・・・あれ、いない・・・。」のちょっとガックリ感。恐竜が野に放たれた時、人間の無力感や絶望感。さっきまでのはしゃいだ自分が甘かったという、ちょっと後ろめたさを感じる所まで劇中の人物と観客が一体になれた。これはパニック映画としてもっとも重要なことであり、この映画がただの“恐竜映画”にならなかった最大の要因だと思う。
最後にパークのシンボルであるティラノが文字通り幕を引いたラストまで、まったく緊張感が途切れず、観客の口をあんぐりさせ続けたこの映画、未だにこれを越える特撮映画は見当たりません。[映画館(字幕)] 9点(2006-07-30 12:33:25)(良:4票) 《改行有》
0 | 0 | 0.00% |
|
1 | 0 | 0.00% |
|
2 | 1 | 4.17% |
|
3 | 1 | 4.17% |
|
4 | 5 | 20.83% |
|
5 | 4 | 16.67% |
|
6 | 3 | 12.50% |
|
7 | 7 | 29.17% |
|
8 | 1 | 4.17% |
|
9 | 1 | 4.17% |
|
10 | 1 | 4.17% |
|
|
|