みんなのシネマレビュー |
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1. シンデレラ(2015) 《ネタバレ》 ストーリーは誰もが知ってる「シンデレラ」。主人公の名前が絵本と違って「シンデレラ」ではなく本名の「エラ」なのも原作に沿っています。アニメや絵本で慣れ親しんだ人へのサービスなのか、「王子と父親である国王との親子愛」「大公の野望」「継母の不遇な人生」などの追加要素も織り込まれているのでそれなりに楽しめます。美術や衣装がとにかく美しく、カボチャの馬車のビジュアルは想像を超えてました。そして王子(国王)様、超有能。安心してみることができる映画です。[インターネット(吹替)] 7点(2018-04-27 02:43:01) 2. 真救世主伝説 北斗の拳 ラオウ伝 殉愛の章 《ネタバレ》 パチスロのブームにあやかってリメイクしたのはいいものの、何故こんなに出来が中途半端なのか。まだ同人作品のほうが原作に愛がある分遥かにマシと言えるほどの酷い脚本と無意味なオリジナルキャラ追加。(特にレイナは蛇足中の蛇足。これほどまで存在の意味と魅力がない女性キャラを作るほうが難しいと思う)声優陣に至っては、鳴り物入りでキャスティングされた俳優がプロの声優の演技に完璧負けている始末。パチスロのボーナスステージにある小ネタを入れていたのもちょっと不愉快だった。何故「北斗の拳」が根強い人気を保ち続けているのか、製作側に今一度考えていただきたい。作画に関してだけ、以前のアニメ作品より良いと思うので2点を。[DVD(邦画)] 2点(2007-04-28 02:55:34) 3. 忍 SHINOBI 《ネタバレ》 個人的に「日本の時代劇ファンタジー」が里見八犬伝以来殆ど無いのはなんだろう、と思っていたので、この映画は「ニンジャとファンタジーの組み合わせ!ベストかも!」とちょっと期待していたのですが…映像と脇役キャラクターは文句なしにいい。問題は主役二人のエピソードを中心としたキャラクター作りの浅さ。仲間由紀恵は美人なんだけど、どの映画の何を役をやっても同じ演技にしか見えない。オダギリジョーは頭領というより通りすがりの浪人にしか見えない。ラストの二人の対決は本来なら一番の見せ場だろうに、全く迫力も説得力もなし(相手は刀すら抜いてないのに、小刀握って一直線に走るなんて刺す気満々だしそもそも百戦錬磨の忍集団・トップである頭領の行動じゃないでしょう)。悪いのは脚本なんだろうか?なんかこう、もうちょっとやりようがあっただろうと思った映画でした。[地上波(邦画)] 5点(2007-01-23 23:43:21) 4. ZIPANG 《ネタバレ》 個人的にこのブッ飛んだマンガ的で且つ斬新なB級時代劇っぷりは大好き。映像も原色をうまく使っているし、衣装センスもいいし、どのキャラクターも立っている。ですが…ピアノ線が丸見え(鉄砲お百合の弾がスポッと銃口に入るところやラスト辺りで地獄極楽丸が浮かびそうになるシーンとか…)で処理すらしていない所など、なんだか粗の見える部分がマイナス。でも全体的に新しい時代劇をやろう、という意気込みだけは伝わってきます。[映画館(邦画)] 6点(2007-01-03 00:03:27) 5. 少林サッカー 《ネタバレ》 おバカ映画好きにはたまらない作品。どこをとってもマジメな部分がなく、すみからすみまでバカに徹し、またCGのムダな使いっぷりも最高。1つ不満があるとすれば、スリラー風のダンスシーンは蛇足だったかな。ラスト30分は腹を抱えて笑いました。但し、散りばめられたパロディやジャンプ系マンガにありがちな過剰表現がわからないと全く笑えないんじゃないかと思います。[映画館(字幕)] 9点(2007-01-02 20:10:42) 6. 七人の侍 《ネタバレ》 10数年位前、名画座のような映画館で上映されていたので見に行った作品。ストーリーは現在にしてみればありきたりだし、映像も音声も経年劣化してしまっているけれど、それでも半世紀前の作品であるにもかかわらず非常にパワーがあり、全く時代を感じさせない。気がつけばいつのまにか3時間経っているほど世界にのめりこむことが出来ました。[映画館(邦画)] 10点(2006-12-22 23:51:56)
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