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1. ジュマンジ
スティーブン・スピルバーグ監督とCGスタジオのILMは『ジュラシック・パーク』でフルCGで本格的に動物を描くという離れ業をやってのけ、映画界を震撼させた。そしてジョー・ジョンストン監督と同じくILMは本作で、それまで不可能と言われていた「毛の生えた動物のフルCG化」をやってのけた。ジュマンジが誇れるのはその点(のみ)である。ロビン・ウィリアムズには悪いが。内容は普通。[映画館(字幕)] 6点(2019-04-25 23:30:07)
2. ショーシャンクの空に
リバイバル上映にて初見。不思議な魅力を持った映画でした。ストーリー自体はかなりドラマチックなのに、淡々と進む演出(カタルシスを感じるBGMがなかったり、モーガン・フリーマンのナレーションだったり)で、あえて見る側に感情の起伏を感じさせないようにしていた気がします。それにもかかわらず、鑑賞後に独特の面白さが残る作品でした。[映画館(字幕)] 9点(2015-09-22 19:35:18)
3. シザーハンズ
《ネタバレ》 今はなき11PMという番組(EXTVだったかも)の映画特集でおすぎが「大人のためのおとぎ話」と絶賛していた作品。おすぎのレビューにはなびかなかったが、映像が美しかったので見に行った思い出の作品。ホームアローンと同時上映だった。
物語後半で、キムがエドへの恋心に気付き"Hold me."とお願いするがエドは"I can't."と断ってしまう。もちろんエドもキムが好きなのだが自分の手が刃物のため手を回せないのだ。そのことに悩むエド。実に切ないいい場面だ。また、この映画を素晴らしいものにしているのがダニー・エルフマンの音楽だ。これ抜きに「シザーハンズ」はありえない。実写映画としてつっこむところは多々あるかもしれないが、そこは「おとぎ話」であるからあまり問題にはならない。
なお20世紀FOX社の映画では、最初にあの有名な「サーチライトに照らされた20世紀FOXロゴ」の映像が流れるが、そのロゴが通常のものではなく雪を降らせた白いロゴになっている。同社の映画でオープニングロゴが変更になったのは(おそらく)この映画が最初という記念すべき作品。
2011年、20年ぶりに映画館で見た。20年前に見たときにははっきりとは意識しなかったジョニー・デップの演技のうまさに今更ながら感心した。デップ演じるエドワードは自分から積極的にしゃべることはしない。なので、表情だけで何を考えているのかわからせないといけない。それを視線や口角の動きで見事に表現しているのはスゴイ。初っぱなの20世紀FOXのロゴにダニー・エルフマンの音楽が流れてきただけで涙が出た。
余談だが氷像がプラスチックとバレバレなのは何とかならなかったものか。[映画館(字幕)] 10点(2007-07-14 07:53:52)(良:1票) 《改行有》
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