みんなのシネマレビュー |
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1. 情婦 《ネタバレ》 ラストのどんでん返しやディートリヒも良いんだけど、最も感嘆すべきはチャールズ・ロートンの桁外れの演技力、これに尽きる。精巧無比。[映画館(字幕)] 9点(2016-09-20 23:08:51) 2. 純愛譜 くだらぬ脚本、あざとい演出、ぶきみな主役の三拍子。何が純愛なのかすら不明なので、むしろ「妄想譜」の方が納得がいく。[CS・衛星(字幕)] 2点(2007-09-22 18:57:23)(良:1票) 3. 縛り首の木 《ネタバレ》 命の恩人の医師にやたら反抗的な青年とか、異様に程度の低い住民とか、腹立たしい奴ばかりなのでストレスが堪る。好きなマリア・シェルが目当てで観たが、他作品ほどシェルの美しさを引き出せていない。それぞれ名演だし見応えあるのだが、ストーリーが苦痛なのだった。[CS・衛星(字幕)] 5点(2007-09-22 17:12:09) 4. 女中ッ子 これほど慈悲に満ち、哀感極まる人間ドラマはない。初を慕う余りに無茶をする勝美、菩薩の如き心で勝美を守り育てる初。この愛情深さ、切なすぎるラストに胸が張り裂けそうになった。そして映画初主演を堂々こなした左幸子。不器用ながら誰よりも心優しい女中を体当たりで演じきった素晴らしさ。憎たらしくも愛くるしい子役の伊庭輝男も見事。一生忘れられない作品は数少ないだろうが、私はその中の一本であると100%確信する。 [ビデオ(邦画)] 8点(2007-08-01 00:08:48)(良:1票) 《改行有》 5. 尻啖え孫市 私が初めて読んだ司馬作品が原作の同名小説で、孫市に対してもかねてから関心を寄せていた。その映画化である本作は、錦之助が孫市、弟・賀津雄が秀吉、勝新が余り似つかわしくない信長を好演しているが、全体的に躍動感がイマイチ。奔放な孫市とは対照的なこぢんまり感がする。決してツマらなくはないが、惜しい出来の作品。[ビデオ(邦画)] 6点(2007-06-10 19:30:31) 6. シューティング・スター 気取りすぎで中身無し。短時間なのが救い。 [CS・衛星(字幕)] 2点(2007-05-20 19:56:11)《改行有》 7. 姉妹坂 ある意味凄い。ここまで失笑と痒みを提供してくれる映画は滅多にないから。それより女子学生たちの憧れの的が尾美としのりと宮川一朗太って一体どんな大学だよ。[CS・衛星(邦画)] 1点(2007-01-19 19:36:29) 8. 淑女は何を忘れたか とにかくセリフが楽しく、俳優陣も魅力的で、何とも言えぬ香気の漂うような心地さえします。特に奔放な大阪娘を見事に演じていた「桑野通子」の存在が大きい。あとマダムたちの会話が笑いを誘い、子供たちも良い味だしている。ラストも粋な喜劇の金字塔。[CS・衛星(邦画)] 9点(2007-01-03 18:44:50) 9. 新・男はつらいよ 森川おいちゃんも財津一郎も面白いけど、短い出番ながら佐山俊二の可笑しさが一番印象深い。[地上波(邦画)] 7点(2007-01-03 00:11:07) 10. シベリアの理髪師 「これぞ映画だ!」と言わんばかりのボリューム感に圧倒された。緻密で美しい映像、スケールの大きさ、筋の面白さ。とりわけ護送列車のシーンには胸が熱くなった。[CS・衛星(字幕)] 9点(2007-01-02 16:37:03) 11. ジャッカルの日 全編に敷き詰められた静寂が、極めて効果的に緊迫感をもたらし、終盤は瞬きさえ惜しむほど目が離せない。魅力溢れる俳優陣、小道具の芸の細かさ、美しき欧州の光景、いずれを取っても秀逸この上ない、至高のサスペンス映画。 [CS・衛星(字幕)] 10点(2007-01-02 00:20:30)(良:1票) 《改行有》 12. 終電車 感動しました。音楽も壮麗で、ラストの粋なカラクリにも脱帽。 [CS・衛星(字幕)] 8点(2007-01-01 22:48:03)《改行有》 13. ジャコ万と鉄(1949) 北海道のニシン漁場で織りなす愛憎劇。役者の気合いと荒波の迫力に圧倒されっぱなしの1時間半。久我美子の可憐さも眩しい。[CS・衛星(邦画)] 9点(2007-01-01 18:36:15)
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