みんなのシネマレビュー |
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1. 地獄への道 《ネタバレ》 リマスターされているのか、映像がとてもきれいなことにびっくりした。古い映画を観ているという雰囲気が薄まるからなのか、味がないとも思えた。 ストーリーは高倉健のヤクザ映画を連想してしまった。「腕っぷしに自信のある正義感ある青年が、ふとしたきっかけで転落していく」というような共通点を感じる。 この題材は 描き方によって、肩入れできるヒーローものにもなれば、ピカレスクものにも出来る。ジェシー・ジェイムズを描くなら、後者の方が正解じゃないかなあと思い、この点数。[CS・衛星(字幕)] 6点(2021-03-31 14:24:56)《改行有》 2. 女囚701号 さそり ポルノとしては見にくい作品だと思う。前衛的な表現もそこかしこに見られて、飽きずに鑑賞できる。 脚本はあまり洗練されていないようにも思うけど、パワーで押し切れている感じ。 それにしても梶芽衣子さんのメジカラは女優史の中でもトップクラスなのではないだろうか。[CS・衛星(邦画)] 7点(2020-12-07 10:42:18)《改行有》 3. シーズンズ 2万年の地球旅行 木村文乃はいいけど、鶴瓶は完全にミスキャスト。ナレーターが でしゃばって生きるジャンルじゃない。 内容も特別感は無く、BSのドキュメンタリーで普通に見るレベル。[CS・衛星(吹替)] 6点(2020-09-14 21:20:41)《改行有》 4. 深夜の告白(1944) 食料品店での会話や 犯行後すぐの密会など、今見ると おいおい脇甘すぎだろって感じの描写があるけど、当時の捜査状況なんかに照らすと それ程違和感ないのかあ などと時代の違いを感じた。 トリック自体も 少し杜撰に思えてしまって、そこまで楽しめなかった。まあ現代ミステリーの視聴歴によって、観る目が厳しくなっちゃってるんだろうとは思う。[CS・衛星(字幕)] 6点(2020-05-19 14:58:31)《改行有》 5. 七人の無頼漢 タイトルは「七人の侍」が1954年なので、関連性があるのか無いのかよく分からない。あまり「七人」は意識しないほうがいいかも。 西部劇にハードボイルド・テイストが混ざっているというと、ちょっとずれるのかなあ。男の不器用さが描かれている感じ。 まあ本作の見所は、なんといっても景色でしょう。美しい大自然の中を走るカーボーイが綺麗によく撮れている。[CS・衛星(字幕)] 7点(2020-03-23 21:25:18)《改行有》 6. シャイニング(1980) 《ネタバレ》 配役も演技もバッチリはまっている。ニコルソンの怪演は当たり前に評価されてるけど、奥さん役も子役も 本当に素晴らしい。 惜しむらくは、ニコルソンがホテルに来てそうそう おかしくなっちゃう所。段々精神が壊れていくほうが、面白いのではないかと思う。 有名な 戸を破って顔を覗かせるとか、血が流れるシーン含め 名場面が多い映画。[CS・衛星(字幕)] 8点(2019-11-26 15:15:36)《改行有》 7. 情婦 「辣腕弁護士が様々な策を講じて真相を突き詰めていく」っていうのを、ハンサムにキレッキレの演技でやられると 疲れちゃうっていうのを おそらく分かっていて、あの俳優/演技なんだろうなあと思う。 脚本・キャスティング・演技どれを取っても高水準、でも肩に力が入って疲れちゃう重厚な映画って訳ではなく、楽しんで見られる良質な映画。これが60年以上前の作というのだからスゴイの一言。[CS・衛星(吹替)] 8点(2019-10-04 17:51:02)《改行有》 8. 真実の行方 《ネタバレ》 二重人格モノって本当にたくさん作品があって、観客も多分慣れちゃってる。その中で、それでも観せるものにするためには、細部の詰めと役者の演技なのではないかと思う。本作はそれほど粗も目立たないし、犯人役がうまいので 最後まで観られるクオリティになっているのでは。[CS・衛星(字幕)] 8点(2019-06-16 22:55:26) 9. 人生劇場(1964) 尾崎士郎の自伝的小説の映画化。高橋英樹が20歳の頃の初々しい演技が見られます。松原智恵子は登場シーンが少ないので、目当てで見るとがっかりかも。 出身地での父とのエピソードなどは楽しめますが、早稲田大学での学生運動のあたりはちょっとダレる。 古い割に映像は綺麗に感じましたが、声が聞き取りにくい部分がありました。 高橋英樹のファン以外にはちょっと勧めにくい作品。[CS・衛星(邦画)] 5点(2019-01-13 14:50:00)《改行有》 10. シュガー・ラッシュ 《ネタバレ》 ディズニーなのに単純な勧善懲悪じゃないところがポイント高い。サイバグは悪として描かれているけど、主人公も「バグ」ってるし。 ゲームというストーリーの中に、別のストーリーがあるっていう「メタ」展開を、子供にすんなり見せちゃえるっていうのは結構すごいと思う。[CS・衛星(字幕)] 8点(2018-12-23 18:14:17)《改行有》 11. ジョイ・ラック・クラブ 私はオムニバスっぽい形式が苦手です。大概が、映画の尺に足らないエピソードのごった煮に過ぎないから。 でもこの映画は「女性の苦しみ」を一貫した主題にして、糸が紡がれるように きちんと物語が絡まっていくので、ぶつ切りになっておらず 自然に見られました。最後のシーンはじわっときちゃったぐらいです。 ミン・ナのほぼ映画デビュー作なんですね。ER緊急救命室とかエージェント・オブ・シールドなんかで見ていて、好きな女優さんの一人です。[CS・衛星(字幕)] 8点(2018-10-12 00:05:14)《改行有》 12. シンデレラマン ストーリーはシンプルですが、演技も映像も味があったと思います。似た映画「チャンプ」にも8点付けちゃったんですが、ボクシング・モノに弱いかも...[地上波(字幕)] 8点(2008-06-09 23:34:43) 13. 12人の優しい日本人 こういう出演料以外の制作費を抑えて、かつ面白い作品って好みです。前に1度見て面白かったなあという印象があって、また衛星でやってたので再見してもう一度十分楽しめました。 裁判員制度がいよいよ始まるということもあり、点数は甘めで。(参考にはならないが、考えるきっかけにはなると思います。)[CS・衛星(邦画)] 8点(2008-06-05 23:59:08)《改行有》 14. 知りすぎていた男 他のヒッチコック作品は好きなのですが、これはつまらないと感じました。サスペンス要素が感じられない。子供をさらわれた親の切迫感が感じられない。犯人がこれでもかという位怪しすぎ。[地上波(吹替)] 5点(2008-06-03 17:00:30) 15. 新・座頭市物語 第一作を見てしまうと、後続作品を見たときの感慨が薄れてしまいますね。そこが「男はつらいよ」と違うところでしょうか。。。[CS・衛星(邦画)] 6点(2008-05-05 15:52:32) 16. 心中天網島 こういうのをシュールっていうんでしょうね。ストーリーはたいしたことはないですが、こういう作品が陥りがちな難解過ぎるという欠点につながっていないと思います。映像でここまで引き込むというのはすごいです。[CS・衛星(邦画)] 8点(2008-05-03 11:30:23)(良:1票) 17. 幸せのちから すごく低評価なのでびっくり。成り上がり者のサクセスストーリーとして見ると 嫌な奴に思えてしまいそうだけれど、本当に嫌な奴だったら ここまで赤裸々に自分の過去を吐露せず、美化するように思います。私には懺悔録のように見えました。 アメリカ弱肉強食社会の病巣描写と考えれば、なかなかいけているような気がします。貧すれば鈍する、弱り目に祟り目、などということわざも思い浮かびました。タイトルが誤解を招くのでしょうか?[CS・衛星(字幕)] 7点(2008-04-29 23:37:07)《改行有》 18. 上意討ち 拝領妻始末 うーん。ストーリーにいまいち乗れませんでした。「時代劇=先が読める」であっては...残念です。演技や、映像は良いんですけど。[CS・衛星(邦画)] 6点(2008-04-15 23:43:41) 19. 11:14 私も「運命じゃない人」にすごく似ているなあと思いましたが、こちらの方が公開年が古いです。まあ1年しか違わないので、パクったにしては早過ぎると思いますが... 因果応報、自業自得みたいな熟語が思い浮かぶ内容です。実際の事故・事件もこういう偶然の蓄積で起こることが多いでしょうから、映画的都合の良さとばかりは言えない気もします。謎解きものではないので、肩の力を抜いてボーっと見ていられます。[CS・衛星(字幕)] 7点(2008-04-07 15:32:53)《改行有》 20. 少林寺 少林寺ブームを起こした影響力は大きいと思います。この映画がなかったら、学校に少林寺拳法部なんかが出来ることもなかったでしょう。ストーリー5点、アクション10点。[CS・衛星(字幕)] 7点(2008-04-03 11:29:33)
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