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Web www.jtnews.jp

プロフィール
コメント数 2127
性別 男性
自己紹介 2022/3/26に以下のような自己紹介文をアップしました。
ロシアのウクライナ侵攻が始まってひと月経過。
映画は観ていますが、侵略戦争のせいでレビューする気になれません。
私の映画レビューと戦争は直接関係しませんが、
楽しく文章を考える気分じゃない、ってことですね。
ロシアが撤退するか、プーチンがいなくなったら再開します。


そして、
侵略戦争が膠着状態に入り、
いつ終わるか識者にも判断できない状況になりました。
まぁ正直、痺れを切らしたので、レビューを再開します。
ウクライナ、頑張れ!

2024年3月17日更新

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【製作年 : 2010年代 抽出】 >> 製作年レビュー統計
評価順12
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変更日付順12

1.  ジオストーム 《ネタバレ》 地球を網の目状のワイヤーで覆い、その交点に数千機の気象衛星を配置する。この衛星は観測が目的では無く、眼下の大気圏の気圧や気温を操ることが出来て、それで気象をコントロールする。この概念自体にすごく興味がありました。気象コントロールの具体的方法や実現に至るまでの過程や予算などです。でも、そんな描写はありません。たとえ「フィクション」でも、もう少し「サイエンス」して欲しかったなぁ。 そんなことに興味が行くのは、やはり昨今の「異常気象」が気に掛かっているからです。夏の「記録的な」高温と冬の「記録的な」寒波。降雨量や降雪量も然り。もう毎年のことなので記録的って言葉は違う単語に変えた方が良いでしょう。ガソリン車を全てプリウスに変えても、この状況が変わるとは思えない。人類に残された道は二酸化炭素の排出量を制限するような小手先では無く、本作のような根本的施策で異常を克服すること。つまり、そこまで科学(やそれを支える経済)が進むかどうかに掛かっていると思っています。科学力と異常の追いかけっこかな…。 前置きが長かったけど、そんな視点でこの映画を観ていたので思いっきり落胆しました。私が欲しかったサイエンスはありません。衛星を暴走させた輩の動機に興味が行きましたが、単なる権力欲に駆られた陰謀でした。もの凄くレベルが低い。主演が宇宙ステーションの自爆から生還し、関係者の笑顔で映画は終わりますけど、その前に世界各地でどれだけの人が死んだのでしょう。その原因を作った米国が、プロジェクトを再び主導するなんてありえないでしょう。その楽観姿勢が腹立たしい。エメリッヒ的なアホ映画でした。まぁ、こんな映画にエンタメ以外の要素を求める自分の方がアホなのかもしれませんけど。[CS・衛星(字幕)] 3点(2018-11-24 00:32:53)(良:1票) 《改行有》

2.  ジャスティス・リーグ(2017) 《ネタバレ》 ふむ。普通でした。 個性的なヒーローがたくさんいましたが、実はスーパーマンが一人いるだけで全てが片付くという能力格差をちゃんと見せたのは良かったと思います。その格差の中でみんなが活躍しているように見えると云うことは、脚本にかなり気を遣った証拠でしょう。 余談。私はマーベルやDCのことは良く知らないのですが、少年ジャンプやマガジンと同じようなものなのかな? だとすると、30年後くらいに孫悟空(カカロット)とルフィと黒崎一護とうずまきナルトと兜甲児(古う~w)と桜木花道が共演するようなアニメが作られるのかな? もし実現するなら私は絶対に劇場へ足を運びますよ(そのときにまだ生きていたら)。コチラも孫悟空一人で全てが片付くんだけど、桜木花道が上手く使われると面白そうですな。(笑) 【2022/1/29追記】 「ザック・スナイダーカット版」と云うのを見ました。元々が2時間の映画ですが、このザック版は4時間。どうやって2倍の尺にしたのだろうと云う興味からの鑑賞でしたが、登場人物それぞれの事情や内面を丁寧に掘り下げています。これがナカナカよく出来ており、長いけど飽きません。ヒーローも時間を掛けて描写すればバカっぽさが消えて、重みが感じられるキャラに変身しますね。元々は5点評価の映画でしたが、ザック版には7点を付けます。これから観る方は断然ザック版をオススメしておきます。[CS・衛星(字幕)] 5点(2018-11-23 15:19:52)(笑:1票) 《改行有》

3.  ジャック・リーチャー NEVER GO BACK 《ネタバレ》 1作目がとても面白かったので期待したのですが、期待した分だけ「ハズレ」感が上回ってしまった。 1作目がなんで面白かったのかと云うと、全体的には地味だけどそれを払拭する凄みが主人公の言動に見られたから。この「地味だけど」って部分が大事で、最近のサスペンス系アクション作品とは明らかに一線を画した味わいがありました。 本作でも主人公はそれなりの凄みを見せますけど、同時に弱々しく感じられる描写も多々ありました。主人公の弱みは物語を面白くする要素のハズですが、本作に関してはそれが面白さに直結していない。スピード感を減衰する要素にしかなっていない印象です。上手く言えないけど、頑張ってる割にはグダグダしてる感じかな。 ラスト、娘(じゃなかった女の子)と主人公の顔面アップのカットバックは「しつこい」と思ってしまいました。 ちなみにサブタイトル「Never go back」の意味がよく分からなかった。軍隊には戻らない、ってことなら敢えてタイトルにするような内容でもなかったものね。[CS・衛星(字幕)] 4点(2017-12-20 00:10:34)《改行有》

4.  ジュピター 《ネタバレ》 つまんねぇ。 全宇宙規模のスケールのお話ですけど、敵役も含めた登場人物たちの個性が貧相です。コインロッカーに入るサイズです。で、地球と云う資産のやり取りも、結婚詐欺で名義を変えようとか、家族を人質にしてかすめ取るとか、まるでチンピラの手口。机の引き出しに入るくらいにチンケです。 絵はきれいだけどアクションは最近のCG作品の例に漏れず何が映っているのか半分くらいしか分かりませんでした。スピード感だけで持たせていて色気がありません。老眼の動体視力を考慮して作って欲しいですなぁ。このあたりはもう諦め気味なのですけど、今後はずーっとこういう状況なのかな…。[CS・衛星(字幕)] 2点(2016-09-25 14:50:28)《改行有》

5.  新宿スワン 《ネタバレ》 熱量を感じる作品ではありました。園監督だったのですね。新宿の風俗スカウトって仕事が本作通りなのかは知りません。原作も読んでいない。人と人を繋ぐことを大義としている主人公は街の風情に似合わないキレイな奴でした。でも、こんな奴が本当にいたとしても、自分とは接点の無い世界だからなのか、具体的な感想が浮かんできません。SFみたいなジャンルは接点が無くても感想が持てるので不可解ですけどねぇ。つまりその程度のシナリオだったのかなってことで。無駄に熱量だけはあるので、それだけで見られる作品でした。綾野クンは芸達者になったなぁと感心。それが一番の感想かな。[CS・衛星(邦画)] 5点(2016-09-04 17:32:40)

6.  進撃の巨人 ATTACK ON TITAN エンド オブ ザ ワールド 《ネタバレ》 たくさん喋るけど中身のあることは何も言ってない。謎は残ったままで気持ち悪い。それをわざわざ確認するようなエンドロール後にイラっと来る。シャンパンを使うセンスも謎である。海が見たかったら塀に登れ。立体機動を使えよ。[CS・衛星(邦画)] 2点(2016-08-19 21:53:15)(良:1票)

7.  シン・ゴジラ 《ネタバレ》 鑑賞直後、これは危機管理をテーマとしたSF映画だと思いました。「怪獣映画」と言うより「SF映画」。そう言えば過去のゴジラ映画にSFを意識したことは無かった。劇場を出たら壁面ポスターがその意を「虚構」対「現実」と短く表現していて、すごく納得しました。SFってウソとホントのバランスですからねw 本作のゴジラは何を象徴しているのか? ゴジラが「動くメルトダウン」であることは従来通り。核兵器はもとより、原子力を使用するもの全てが孕む危険性がゴジラ。それは分かりやすい。 同時に地震や津波と云った自然災害も思い浮かぶ。ゴジラが這い進むだけで億単位の資産・資本が崩れ去る。復興の労苦が意識される。これは近年の災害被害を目の当たりにして来た経験がそう思わせるのだろう。 さらに、ゴジラ撃退に向け東京への核兵器使用が議論される。賛同する中国・ロシアはゴジラと同義の脅威に思えました。実際、その通りだと思うけどね。鑑賞意識は災害危機管理から国家の安全保障にまで拡がって行きました。 つまり、本作のゴジラは我々の安全を脅かすもの~天災・人災を含め~全てが詰め込まれた存在だったように思えます。 そして、ストーリーの中核は国家の対応描写です。実際の会議体があんな具合かどうかは別にして、諸々の対応に面倒な手続きを要するのは事実だと思います。グダグダでしたな。 戦後70年を超えて現行憲法の妥当性が議論される昨今。私が改憲賛成派だから思うことかもしれませんが、本作は核に対する脅威警鐘と云うより、特殊な安全保障体系を持つ日本を皮肉りながら、未来へ向けたアクションを期待している作品に思えました。かつて「ゴジラ/FINAL WARS」のレビューに「10年後くらいには復活して欲しい。その頃には新しいゴジラ映画のテーマが生まれている気がします」と書きました。本作はその意に応えて貰いました。 もうひとつ。ゴジラと伊福部音楽について。新しいゴジラ映画に敢えて昔からのゴジラ音楽を使用しました。これは賛否があるかも知れませんが私は嬉しかった。古いファンの自分にはゴジラと伊福部音楽は切り離せない関係で、監督をはじめとした同世代スタッフも同様に感じていることが想像できます。最近の映画BGMは主張が薄いと感じるのですが、ゴジラ音楽の存在感は別格です。伊福部昭氏の手腕に改めて敬意を表します。[映画館(邦画)] 8点(2016-08-19 18:31:25)(良:4票) 《改行有》

8.  進撃の巨人 ATTACK ON TITAN 《ネタバレ》 特異な設定だけを取り上げて映画にしたみたいです。でも、原作の面白さは巨人がヒトを食うだけじゃなくて、細かく作り込んだ訓練学校の同期生キャラの関係性や会話劇にもあると思っています。本作は後者を全く無視して作られています。なのでドラマが存在しない。原作を知る者にはどうしても辛い見え方になります。もっと悪いのは、原作設定を適当に残しながら、面白くないアレンジが為されてる部分。ミカサを巡る三角関係、いらんやろ。この作品にそんなものを持ち込むのは無粋な雑音です。リヴァイさんモドキを演じる長谷川博己のスカした人物像にもイライラしました。ミカサとリヴァイは主人公を凌駕する個性を持つキーパーソンなのに、それを改悪しています。あくまで原作を知る者の意見になりますけど、ストレスが溜まる作品でした。[CS・衛星(邦画)] 3点(2016-07-17 01:22:14)

9.  ジョーカー・ゲーム(2015) 《ネタバレ》 原作(「中野学校」ではなく柳広司氏の小説)にいなかったキャラが深田恭子さん。でも、この映画用キャラが主演みたいでした。なので原作はほとんど無視して作ったよう作品でした。 日本人スパイは主人公を含めて陰湿で暗い連中しかおらず、そんな陰気臭い奴らが典型的な帝国陸軍将官を凹ませても大してカタルシスがありません。峰不二子さんは付き合いが長すぎて飽きましたが、それを深田さんがやると新鮮でした。ダマされてもいいと思いました。(それじゃまるでルパンw)[CS・衛星(邦画)] 4点(2016-03-31 01:38:56)《改行有》

10.  死霊のはらわた(2013) 《ネタバレ》 オリジナルはオツムの軽い人たちが次々に死んでいく際の描写だけに執着していました。本作の脚本は物語の必然と蓋然の組み立てで進歩していると思いました。でも、そんなことで評価が上がるタイプの作品ではないので、バカバカしいパワーが減衰した感はあります。少なくとも、オリジナルのように大笑いできるシーンは無かったです。そのオリジナルはリアルタイムで観てこその作品だったと思うので、このリメイクは意義があるとは思います。 生き埋めにして死霊だけを殺して妹を蘇生させようとするアイデアは悪くなかったんだけど、シロートにあんなことが出来ると思えない辺りはご愛嬌。悪魔菌は体液による接触感染です。霊と云うより細菌やウイルスの類いですね。 面白かったですよ。[CS・衛星(字幕)] 5点(2016-03-28 03:36:19)(良:1票) 《改行有》

11.  ジャンゴ 繋がれざる者 《ネタバレ》 奴隷制を設定したのは人道的なテーマを表現したかった訳では無く、憎ったらしい奴を好きなだけぶっ殺す為の環境づくりでした。次に何が起こるか分からない不安定さが、不快と云うより期待感を持続させ、それでいて破天荒に陥る寸前でゼーブするバランスが良い具合です。円熟を感じさせるエンタテインメント。タランティーノさんも大人になったなぁと思いました。[CS・衛星(字幕)] 7点(2014-04-02 01:08:54)

12.  ジャックと天空の巨人 《ネタバレ》 おとぎ話のセオリー通りに配置されたキャラが予定調和的に活躍して終わるストーリーですが、決して大味では無く、細部が拘りを持って作り込まれています。巨人たちの大きさや腕力の見せ方が上手で、「進撃の巨人」を実写で見せて貰ってる気分です。巨人や豆の木といったフィクション要素を除いた部分を出来る限り現実的に描くことが、この種のファンタジーが見応えを獲得する秘訣だと分からせてくれます。とても楽しめました。[CS・衛星(字幕)] 6点(2014-03-11 00:52:45)

13.  ジャッキー・コーガン 《ネタバレ》 チンピラが賭場を襲って金を強奪し、雇われた殺し屋(=ブラピ)が落とし前を付ける。クライムサスペンスの体裁だけど、特ににハラハラもドキドキもしない。どぎついバイオレンスシーンはあるけど、どちらかと云うと淡々と、こぢんまりとストーリーが進む。 通常、ビジネスの失敗は金で解決します。たくさん払わされたり、あるいは払ってもらえなかったり。でも、本作の業界では命で払わされたりする訳ですが、映画の世界では見慣れた光景なので何をメッセージしているのかが読みにくい。原題の「Killing them softly」は経済社会で人を葬るときに使われる言葉のような気がします。リストラとか左遷ってことです。本作の「落とし前」もそれと同じ感覚ってことなのかな。 「アメリカは国じゃない、ビジネスだ」という台詞は印象には残ります。「国」は国民を守るための仕組みだけど、仕組み自体に「弱肉強食」が組み込まれているという意味だと思います。だけど、それは別にアメリカだけの話じゃない。それなりに経済が発達している国なら、どこも同じですよね。よく分からん作品でした。[CS・衛星(字幕)] 4点(2014-01-28 00:41:36)《改行有》

14.  終戦のエンペラー 《ネタバレ》 とても良いものを見させて貰いました。昭和天皇の戦争責任を巡って、当時の日本の国民性・精神性が検証されます。信奉するもののために従順にも凶暴にもなれる国民という所見によって、占領政策の大綱が建設的な方向で進んだことが分かります。日本国民にとって、昭和天皇が好戦的な方で無かったことは周知の事実かも知れないけれど、法廷的な意味での証拠を挙げるとなると簡単では無い。フィクションも入っているはずなので正確なところは分かりませんが、開戦の責任では無く、終戦への寄与で立場が安置される決着は納得し易かったです。それらの方針決定に、GHQの親日家が尽力したことは初めて知りました。 本作のクライマックスは昭和天皇とマッカーサーの会談です。その内容に感動している自分に少し驚きました。「占領」の事実しか窺えない例の写真を見るたびに、やはりどこか悔しい想いがあったのだと思います。これからは、違った視線で見られる気がします。 細かいことだけど、教科書には載らないような描写で自分のなかの「戦後」が肉付けされました。A級戦犯を特定した過程、GHQの高官でも皇居には立ち入れなかったこと、昭和天皇・マッカーサー会談のために踏まれた手順、などです。近衛文麿の言葉で戦争責任の根底にある欺瞞にもチクリと棘を刺します。内容の濃い映画だと思います。[映画館(邦画)] 8点(2013-08-06 01:37:29)(良:1票) 《改行有》

15.  幸せの教室 《ネタバレ》 えーっ、そこでキスしちゃうの、トム・ハンクス。って云うのがいちばんの感想です。 アチラのコミュニティ・カレッジで得られる資格の実情が分からないのですが、本作を観る限りは就職に役立つとは思えない。交友関係が拡がったことは意義がありますが、学んだ内容を活かさないので作品の芯が見えて来ません。そもそも、昇進する資格(学歴)が無いから解雇って云うのも良く分からないんだけど…。 ラブストーリーとしては見られたものじゃないです。あんなギスギスした講師とデキちゃって、後で後悔しても知らないよ。 劇中、懐かしい人を見ました。経済を担当する日系の癖のある先生。USSエンタープライズ号の操舵手、ミスター・カトウさん。スピーチ授業でスター・トレックネタがあったのは、ちょっとした敬意でしょうか。[CS・衛星(字幕)] 3点(2013-08-05 03:23:24)(良:2票) 《改行有》

16.  人狼村 史上最悪の田舎 《ネタバレ》 劇場未公開作品はCMもやらないので、レンタル店に並んだ時の邦題がほとんど唯一の勝負ポイントなのでしょう。なので、配給会社の思惑が勇み足になることは多々あります。でも、本作はこの魅力的な邦題に恥じないご立派なB級映画でした。 故郷を訪ねた主人公が、祖先に掛けられた呪いのために災難に遭うストーリー。随所に予想を裏切る展開があり、イタイ笑いがありと、一筋縄では行かない捻りが効かせあります。 生贄として狼男に食われれば村に掛けられた呪いが解けるのですが、食われるのは嫌なのでアタマを使います。その解決策が爆笑でした。スペインのコミカルホラーはなかなかイケてます。テイストとしては、ちょっと「狼男アメリカン」を思い出しました。 呪いの波状攻撃に、それなりに理屈を付けて対応しようと奮闘する工夫がB級の醍醐味です。[CS・衛星(字幕)] 6点(2013-07-12 23:01:41)《改行有》

17.  ジョン・カーター 《ネタバレ》 加速装置付きのブサイク犬は良かったです。ディズニーが製作すると噂される「スター・ウォーズ」の新作が心配になりました。[CS・衛星(字幕)] 4点(2013-05-05 23:54:25)

18.  ジョニー・イングリッシュ 気休めの報酬 ロンドン五輪の開会式でも思ったことですが、彼にしか出せない味ってありますね。たとえワンパターンだとしても、とても貴重です。もう「ビーン」の方はやりたくないらしいですケド。「007」をパロりながら、すべてがショボイことが可笑しいです。ゆる~い時間を愉しみました。 ↓録画を観直しました。ホントだ、スカリーだ。全く気付かなかった。「X-ファイル」には随分と時間を費やしたのに。たぶん髪の色だけじゃなく、顔立ちも関係してるんじゃないかと思いました。可哀相だけど華がない。映画で主役を張れるタイプでは無いのでしょう。[CS・衛星(字幕)] 5点(2013-01-07 00:22:16)《改行有》

19.  新少林寺 《ネタバレ》 30年前の「少林寺」に比べると、あの国の経済成長が一目で解かる。ロケセットやエキストラの量の話です。でも、それ以外は特に見るものがなかったという感想です。30年前の「少林寺」は、出演者の身体能力だけを見せどころにして、くだらない内容を変な方向へ盛り上げてくれましたが、こちらはストーリーが真っ当過ぎて嫌気が差しました。アクションにも新しいものはなく退屈でした。少林寺への砲撃シーンは、飛び散る瓦礫のすぐ近くに人がいるのでヒヤヒヤしました。無理して際どいことをやっている。あの国らしい。ご時世柄か、そんな感想しか浮かんで来ませんでした。しばらくあの国の映画は控えよう。本来、政治と文化は別次元の話のはずなんですけどね。[CS・衛星(字幕)] 4点(2012-10-19 01:16:40)

20.  白雪姫と鏡の女王 《ネタバレ》 「白雪姫」をモチーフにした、ブラックとまでは行かないグレーユーモア、って感じの作品でした。コメディ基調なので緊迫感などは無いのですが、登場人物たちがほぼ全員、どこかのネジが一本緩んでいて可笑しさを誘います。エンディングのインドミュージカル演出が作品を能天気にまとめていて効果的。本編中でも歌えば良かったのに、なんてことも思いました。ただ、過去のターセム・シンの映像に強い感銘を受けた者としては少し不満が残りました。過去作に見られた絵作りの凄み、みたいなものが感じられなかったです。いや、もちろん平均点以上に美しいのですが、この監督が「映像」よりストーリーのテンポや笑いに比重を置いた初めての作品かもしれません。本作が遺作となった石岡瑛子さんへの追悼が、エンドロール前に短く挿入されていました。[映画館(字幕)] 5点(2012-09-24 20:21:49)(良:1票)

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