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プロフィール |
コメント数 |
36 |
性別 |
男性 |
年齢 |
66歳 |
自己紹介 |
中学時代、往復200円で新宿に行き、700円で映画観て、100円でパンフ買ってました。今、千円であんな満足は買えない‥。 でもここで映画鑑賞を追体験してEnjoyする五十路手前→五十代半ば→五十代後半、そして還暦のおっさんです。 |
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1. ジャイアンツ
《ネタバレ》 半世紀前に、即ち中学生時代に、観た作品。 これを還暦過ぎて改めて観た。記憶を辿りつつ。
改めて米国の人種差別の根深さを実感させられる。ラスト近く、長男からなじられるビック(ロックハドソン)、僕はジェットじゃなく、父さんに抗議したいんだ! この科白が自分には作品のテーマを集約している様に思えた。
初見のときは吹き替え、特にジェットの野沢那智の印象が強い。字幕だと、やはりジェームズディーンのボソボソ感が前面に出てくる。ここはちょっと違和感抱いてしまった。
ちっとも思った様にいかない、とラスト愚痴るビックが何か良い。孫ふたりを眺めつつ。
評点は辛い感じだが、私は名作と思う。三度目は無いと思うが。[ビデオ(字幕)] 7点(2023-02-20 13:59:33)《改行有》
2. 七人の侍
《ネタバレ》 その長さから正直、敬遠していたが、今回観て、先ず、志村喬がいい。
一人一人のキャラクターが丁寧に描かれている中、とりわけ志村喬演じる島田勘兵衛は、武士たることの誇り、立身出世を果たせなかった悔い、若者に安易に迎合せずとも突き放すこともしない大人の姿勢、百姓の窮状を救おうと決意した後の潔い戦う姿勢、そして戦にあっては沈着冷静、一貫して破綻皆無の魅力的な主人公として描かれている。
それに並ぶ菊千代の三船敏郎、片山五郎兵衛の稲葉義男、久蔵の宮口精二、千秋実も加藤大介も木村功も、若い頃は、こんな格好良い役柄で邦画界で活躍していたのだ。知らなかったなぁ。
ラスト、菊千代が本当に侍になる。自らを犠牲にして、盗賊の大将を討ち取る。撮影当時、黒澤監督は演出手法として、ドヴォルザークの新世界を鳴らして役者を奮起させたそうだが、個々の殺陣は実はそんなに派手ではない。それが観る者を、次は?次は?と引っ張ってくれる。
どうしても自分の世代、ユル・プリンナーの「荒野の七人」と比較しがちだが、それはそれで面白いが、ラストの言葉、「勝ったのは俺達じゃない、農民達だ」の米国版より、「また負け戦であった、勝ったのは百姓達であった」のオリジナル日本版の方が、何度も云うけど、個々の七人のキャラクターの総意だったし、締め括りの台詞として、最高だった。[DVD(邦画)] 9点(2010-10-13 00:47:09)《改行有》
3. ジェネラル・ルージュの凱旋
《ネタバレ》 先の展開が読めてしまうが、良かった。堺雅人がカッコイイ。が、一人浮いた感じなく、全体調和で秀でている。こいつは絶対、殺人犯じゃない、容疑者たりえないとわかっているが、真犯人のキャラだけ、ちょっと無理あったか?
凸凹コンビは健在。あまりくどくなくてほどほどなのかが、この映画を前作より前進させている。
医療問題等もあろうが、娯楽作として、力抜いて観て、満足出来る邦画と思います。
[映画館(邦画)] 7点(2009-04-25 15:57:05)《改行有》
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