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【製作年 : 1970年代 抽出】 >> 製作年レビュー統計
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1.  死刑台のメロディ 《ネタバレ》 TSUTAYA発掘良品のおかげで観ることができました。感謝。 L・ジャフェ、L・サン=マルク 作の絵本(みたいなの)に『暴力から身をまもる本』というのがあるのですが、その中に「見たところ、そんなに暴力的に見えないが、生きていくのをさまたげるものがある(貧困、事故、病気など)」と書いてある部分があります。これを初めて読んだ時、目からウロコでした。このあたりの部分のことが、この映画のラストに力強く語られます。しかも、政治が死刑というシステムを利用して殺人という暴力を行使。冒頭から警察は制服を着た暴力組織。 1920〜1927年の出来事のようですが、観ていると今の日本を思わせる部分がけっこうあって怖くなります。もし社会的な状況にピンと来なくても、日本の映画『それでも僕はやってない』を観た人がそれを思い出すくらいの恐ろしさは理解できると思います。『それでも…』は痴漢冤罪の話で、その暴力を受けたのは一般市民という物語でしたが、日本の政治の裏側についてちょっとネットで調べると、政治に影響ある人物が痴漢冤罪で引きずり降ろされるというような話も出てきます。こちらの映画は政治的圧力として「死刑にして殺す」というもの。本当かどうかは別として、日本でも「あの死刑囚は実は冤罪で、その政治的裏背景は…」なんて噂もあったりします。この映画でロックフェラーの名が出てきたのにも「うひゃー!」と思いました。 僕は「アナーキスト(無政府主義)」というものには興味ないし、それで本当に人間社会がもっと良くなるのか疑問なので、死刑になった二人の主義にはさほど感じるものはないのですが、暴力的政治に殺されるにあたって、それでも未来に夢を託し続ける強い意思を描いた点を評価したく思いました。 アメリカの人種問題って『黒人差別』だけじゃなく、イタリア人もこんな酷い思いをしていたんだなと思いました。で、そういう人種問題のことを思うと、現在の日本に暮らす⚪︎⚪︎人たちのことも考えてしまうわけですが、そこは『宇宙人ワンさんとの遭遇』(こちらも同じイタリア産ながら人種や国家の問題へのベクトルは別方向)に見るような問題も含めて考えなきゃならないので、ホントに面倒です。 今の日本が置かれている状況を考えると、この映画を今見直す価値は大きいかと思います。たとえば人間を商材として扱う派遣の問題、それによって生じるワーキングプアと言われる人々、その一方でネットを使って詐欺まがいのことをしながら大きな不労所得をもぎ取っていく人たちがいたり、そんなあんまりな差異のなか「格差はあって当然」という理屈だけを植え付けるテレビ番組(それも日本人じゃない人々の息がかかってる)が飄々と存在していたりする事実について、考えてみるきっかけにはできるんじゃないでしょうか。 最近観た『瞳の奥の秘密』も加えて僕が考えたこと。死刑は廃止。死刑に値する重罪犯は一生「生き地獄」(殺人を抑止できる怖いリスクになるようなものを法で定める)。「生き地獄」は被害者または被害者遺族が与えても良い(どんな相手を怒らせたか、それも犯罪者のとった行動の責任)。冤罪であった場合は、誤判決に導いた者たちが一生をかけて冤罪者の幸福な生活を補償する(冤罪者のその後の人生、天国に出来るくらい目一杯)。冤罪者に自らの手で生き地獄を与えた被害者又は被害者遺族も罪に問われ冤罪者の人生を補償すると共に等価の生き地獄を受けなければならない(恨みで殺されるかも。だから復讐するなら慎重に考えて)。誤判決を下した最高責任者は冤罪者が刑を受けた期間「生き地獄」の刑、あるいは職務を継続して、その収入全てを冤罪者に支払う(自殺されたら国が冤罪者を補償)。…こんなリスク背負って他人の揉め事を裁いてくれる人いないですよね。でも人の生死や人生の質を決める責任者って、それくらいのリスク意識は持って確信の根拠をシッカリさせて責任持ってもらいたなぁ。少なくとも自らその職業を選んだ以上は! しかしこの映画や『ニューオーリンズ・トライアル』で描かれるように、証言者や陪審員の言を様々な形の暴力で変えさせる問題もあれば、幼児虐待のように言葉や記憶に正確性が欠ける者が巻き込まれるケースもあるし、痴漢冤罪などでたまにある嘘つき女や勘違い女の歪んだ暴力もあるし、証拠捏造する人間(それも警察だったり)もいるし、言葉で人が死ぬことだってあるわけだし、そもそも戦争が地球から消えてないし、暴力という問題はまだまだ今もなお複雑に課題が山積みだと思います。それに気づかせてくれた映画でした。[DVD(字幕)] 9点(2016-02-18 22:20:17)《改行有》

2.  10番街の殺人 《ネタバレ》 突然に思いもよらない悲劇が訪れた時、普通の人でも冷静でしっかりした判断をテキパキ行うのは難しいのではないかと思ったりします。きっと「自分がもっとしっかりしてれば妻は死ななかった」と思うところもあったかもしれないところに、さらにいいように騙されて、子供まで殺されたことがわかった時の、衝撃や悲しみや自分のひどい扱われ方に気付いた怒りなどがグルグルと頭の中で渦巻いて、きっと彼は自分の不甲斐なさを自分で責めたのかなぁ…。その死に「責任がある」と答えてしまう。 頭は良くないかもしれないけど、自分に厳しく他人に優しいと言えなくもない(妻やその友人への当たり方とかヒドイのですが…協力者であったはずの隣人に迷惑をかけたくないという感情はあった)。彼が嘘をつく理由は様々にあるけれども、少なくとも誰かをかばうための嘘であっても、それが自分を殺すことになるのかと思うと、よほど大事な人(それこそ自分の命と引き換えても構わないくらいの人)のためじゃなきゃ、人をかばう嘘もつきたくないなぁと思う映画でした。 4件の犯罪歴が明らかになっている殺人者と、虚言癖があるちょっと頭の弱い男の、命の価値の対比が恐ろしく感じました。 たった一度(一度じゃないかもしれないけど)の快楽のために簡単に人の命を奪ってしまうことを繰り返す真犯人をさておいて、被害者家族の生き残りが法の現場で「死んで当然」みたいに命を軽く扱われるという異常さ。一つの家族が快楽殺人者と法の人によって全滅。法の人「人殺し」と変わらない。あんな簡単に無実の人殺しても、法の人は法で殺されないんですよね。全然正義じゃないなぁ。 真犯人がちゃんと分かって処罰されるけど、それで全てOKとはとても思えない。[DVD(字幕)] 6点(2016-02-06 19:11:02)《改行有》

3.  事件 《ネタバレ》 女の方から刺されにいったのは最初から種明かしされていて、それを勿体つけたように引っぱる馬鹿馬鹿しさに唖然。長島演じる男のハッキリしないフラフラした感じもサッパリわけワカメ。引っ張って引っ張って何のオチもねぇじゃねぇかと怒り心頭。「佐分さんの声って伊東四朗にそっくり」ということしか印象に残りませんでした。音楽は未来少年コナンをみているような錯覚に陥りましたが、作曲は違う人でした。時間の無駄映画でした。[DVD(邦画)] 2点(2014-08-16 20:38:32)

4.  ジョニーは戦場へ行った 《ネタバレ》 2度観ていますが、正直あまり「いい映画」とは思えていません。実話が元になっているとのことですが、ざっと調べてみようとしても詳細がなく、一次大戦で四肢と耳目口を失い15年生きたイギリス将校がいたということしか分かりませんでした。もしかすると「そこまで負傷して生き続けた将校が実在した」ということ以外は全て作り話なのかもしれないという気もします。「ジョニーよ、銃を取れ」と志願兵を募った国と、それに乗せられた若者に対し「最悪こんな被害だってあるよ」と訴える意味では価値があると思いますが、この映画をして『反戦』というにはケースが希少すぎる気がします。「戦争がなぜいけないか」をとくと諭す内容ではなく、1つの個人的ケースでしかないと思います。例えば、交通事故で同じ状態の人という設定でも、ほとんど同じ話が作れますし、戦争云々より、医療上の人道問題が大きいと思います。で、その医療現場での話が実話に基づいているのかどうか分からないところが、どうも自分としては釈然としません。「こんな悲惨な人も生み出すから戦争は良くない」みたいな単純な切り方で力んでるのが好きになれません。むしろこういう映画を見て、非常に気分が冷めてしまうのは「こんなふうに視覚的にハッキリしてないと、たいていの人が無関心でしょ」と・・・つまり片腕や片足失ったぐらいじゃ・・・五体満足で戻ったけど後遺症で毎日ひどく痛むとか、心的に重く病んだとかぐらいじゃ・・・何の苦しみもなく瞬殺されたぐらいじゃ・・・・・・ま、そんなふうに思う僕がひねくれ者なんでしょうが。だいたい、主人公本人が銃を持って、知りもしない人を殺したり重傷を負わせるために出かけて行ったわけですから・・・彼がああなる前、どこの誰をどんだけ酷い目に遭わせてるか分かったもんではありません。治療手段や原因究明すらできない重症患者や、寝たきり老人などが、周囲に苦しみを訴えても「あ、また言ってるわ」くらいでスルーされてしまう非戦争地の日常だってかなり重くて苦しいのではないでしょうか??? そんな苦しみから自殺する人がいたって、死にたくても安楽死が認められない中で無理矢理生かされてる人がいたって、ほとんど世間に知れないし、誰もさほどのことは思わないくせに・・・って思ってしまうんです。ヒネクレもんですみません。[ビデオ(字幕)] 5点(2011-08-30 19:23:40)

5.  新幹線大爆破(1975) 《ネタバレ》 先にここのレービューをざっと読んでいたので、爆弾解除の方法が記された書類が喫茶店の火事で紛失とか、爆破シーンの模型撮影がチープなこととか、そういうことは許せてしまいました。それより脱力してしまったのは、超特急の歌を唄いながらキレる乗客と、太鼓を鳴らし続ける宗教団体御一行様。もう勘弁してー。けれど、新幹線が停止してすぐに短いエピローグに入って終わりかと思いきや、結構そこからの展開が「お、見れるじゃん!」と思いました。ただし、TV報道でことの事態を知りながら悠長に金の仕分け作業を続ける高倉健が、空港に来てなぜ突然電話する気になったのか分かりませんでした。全体的な作りのことでいうと、人物のバックグラウンドの描き方が、必要になったその時点で「説明しよう」的に急に挟み込まれるのがなんだか安っぽく思いました。高倉健の奥さんとか唐突に登場するし。もっと全体に細かくちりばめて欲しかったです。で、ラストでとうとう申し訳ないけど笑ってしまいました。撃たれたのがおかしかったんじゃなく、あの角度で画面静止するそのセンスが僕的には笑えてしまったんです。最後の最後で笑ってしまって、もうメチャクチャ![DVD(邦画)] 4点(2011-02-06 00:10:55)

6.  新・猿の惑星 《ネタバレ》 第一作の映画化に尽力したチャールトン・ヘストンが、ヒット便乗の安易な続編連打を阻止すべく地球をぶっ飛ばしたにもかかわらず、映画会社は儲けのネタを手放さない。2作まで引っ張り回したヘストンを手放しても、猿には働いてもらわねばと、破壊されていない現代地球へ、ターイムショック!! しかし、そんな苦しまぎれの状況下で、よくぞここまで見れるものにしましたねと評価したいです。まずなによりも、この作品の冒頭シーンは僕にとってベスト1です! 音楽も1作目でアカデミー賞ノミネートされたジェリー・ゴールドスミスに戻ったものの、曲調は大きく変わりサスペンス・アクション風。ヘルメットをはずし、驚く軍人たちの前でおどおどするジーラとコーネリアス(+もう1匹 = 猿 峯夫じゃないサル・ミネオは猿メイクが嫌で嫌ですぐ死んで降板)のアップ。インパクト抜群なこの始まり方にワクワクしちゃうんです。テイラーが味わった不安を、今度はお猿さんが味わう番ですよーってのが、すごく分かりやすく提示されます。立場逆転、因果応報(ジーラとコーネリアスは悪い猿じゃないけど)。しかも夫婦猿の間にはどうやら赤ちゃんが・・・。小学生ではじめて見たとき、ラストはかなりショックでした。「続」と、4作以降の作品はつまらないですが、この「新」は良作です。そして、エンドレス・ループなシリーズ形態を生んだきっかけの部分のエピソードでもあると思います。駄作の「続」を挟んでいることが非常に惜しいです。[DVD(字幕)] 7点(2011-01-20 16:16:11)(良:2票)

7.  ジャガーノート 《ネタバレ》 あくせく解除作業したのはダミーで、その奥に本物があるというくだりだけ面白かったです。ジャガーノートが言う答えが嘘だと確信持てちゃう理由が不明なので、ラストは「は???」という感じでした。駄作で有名な邦画『模倣犯』ですら、プライド高い犯人に白状させる引っかけくらいは見れるところがあったのに。TSUTAYAで、面白くなかったら返金しますとあったのでレンタルしたけど、「面白くなかったので返金してください」とも言いづらかったので返金してもらってません。たった100円だから、いいやって感じだけど、100円返してもらったとしても、観るのに使った時間は返ってこない。初代ダンブルドア校長の若かりし姿を見られたので良しとしましょう。この人、こんなに長続きする人だとは公開当時思ってもいませんでした。『エイリアン』のアンドロイドとか『ロード・オブ・ザ・リング』のビルボとかやることになる人も出てたんですね。[DVD(字幕)] 4点(2010-12-07 06:52:36)

8.  JAWS/ジョーズ 公開当時小学生だった僕はとても観たかったんですが、怖い映画を嫌がる家族の圧倒的票差で「メリー・ポピンズ」を・・・ああ、悲しい思い出。その後何故かテレビでもお目にかかれぬまま三十数年経て、やっと初見です。正直な感想を言うと、とてもガッカリでした。サメが作り物っぽいのは覚悟の上で観たけれど、つまらなかったのはそれだけではない気がします。なんなんでしょう、いまいちスリルや緊迫感がなく、それほど演出がうまいとも感じないんですよね。同監督の「激突」は我が子も「ひどい!」と大声出してまで引き込まれていましたが、「ジョーズ」は関心を持続できずに漫画を読み始め、最後まで観たのは僕一人。全く違う映画ですが、白黒映画の「恐怖の報酬」は字幕にも関わらず小学生の息子が引き込まれていました。この差はどこから来るのか??? 思うに「ダメダメ、それはマズいよ!」と登場人物に声かけたくなるようなシチュエーションがなかったような・・・。登場人物は気づいてなくて危険に近づき、映画を観ている者は待ち受ける危険を知っている、そういうハラハラがなくて、突然ことが起こるような趣の方が多かった気がします。[DVD(字幕)] 2点(2009-11-10 19:03:00)

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