みんなのシネマレビュー |
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1. 新・ガンヒルの決斗 《ネタバレ》 まず一言申し上げるとタイトルが悪い。邦題ワースト1位と言ってもいいですな。もっと別のタイトルならもっとヒットもしただろうし、知名度が上がったと言える作品でした。 見終わっての印象はデッキーという女の子が非常に可愛かった。しかし主人公のグレゴリーペックは少し歳をとったのかな。全体としては中途半端な出来栄えに終わってしまって少し残念。ただこの映画、決闘物としてではなくペックと女の子のロードムービーとしてみるとまた違った印象になる。 二人の掛け合いが微笑ましく、本当の親子なのかどうかわからないけど段々それらしくお互いを認め合って行く過程が楽しい。多分親子なんだろう。デッキーが現れた時点で血生臭い復讐や三人の悪党とのやり取りはこの程度で押さえておいて良かったと思う。しかし、そこが中途半端になった原因とも言えるけど。出来れば二人の道中でもう一つエピソードを加えてロードムービーを強調してほしかった。 期待してなかっただけに結構楽しめました。[CS・衛星(字幕)] 6点(2018-01-21 01:13:34)《改行有》 2. シンプル・プラン 《ネタバレ》 この手の映画を観るといつも自分に置き換えて観てしまう。正直その場になって観ないとわからないけどやはりネコババするかもしれない。 この映画ではそれを三人で見つけ、さらにハンクの嫁までが仲間に加わってシンプルな計画がより複雑になっていく。四者四様の思惑や欲が絡み合ってどんどん悪い方向へと転がっていく。その中でそれぞれの揺り動く心理状態がドラマをより一層盛り上げており、また、見所になっている。 ラストで刑事が紙幣の番号をメモしてあるとのことから暖炉に札束をなげていくが「これだけの犠牲を出しておいてそれかよ」と驚くと共にしばらく立ち直れない後味の悪いサスペンスでした。[CS・衛星(字幕)] 7点(2017-10-19 00:42:42)《改行有》 3. シベリア超特急3 《ネタバレ》 ここまで「シベ超」シリーズ3作品を拝見させていただきました。 これはあくまで私個人の感想ですが、シリーズ最高傑作ではないでしょうか。 「シベ超4」はまだ観ていませんが。 始まりの登場人物を紹介する長回しのシーンは結構良かったと思います。 あのドクター中松も何故か出ていました。 水野先生の迷演技は今まで以上にパワーアップしており、共演者も先生の台詞に敬意を表したのか皆棒読み状態でで素晴らしかった。 そして相変わらず映画への愛情を画面いっぱいに感じることが出来、改めて水野晴郎先生のファンだということを実感させていただきました。 この評価は監督、制作がMike Miznoだということが前提であり、他の方の作品がこれでは・・・。いや、これ以上は言いません。 水野先生の「シベリア超特急3」、大変満足させていただきました。 Jin[CS・衛星(邦画)] 6点(2016-04-23 00:09:51)《改行有》 4. シベリア超特急 《ネタバレ》 とうとう拝見させていただきました、伝説の迷画「シベリア超特急」。 評価は他の方々が評している通りで、正直、この作品がよく世に出たなという思いです。 しかし、これはただの駄作C級映画ではありません。少なくとも水野先生の映画に対する熱い思いはしっかりと受け止めさせて頂きました。 私が映画を好きになった中学生の頃、水野晴郎先生のロードショー番組を毎週楽しみにしていたものです。 本当に楽しそうに映画の解説をされていました。 この作品にはその水野先生の映画への思いがいっぱい詰まった作品だと思います。 プロの映画監督ではないので予算も当然少なかった事でしょう。しかしその中でヒッチコック作品やシドニールメット作品などへのオマージュを散りばめたり、其れなりの工夫も見られました。 そこで本来なら映画としての評価は残念な点数になりますが、先生の映画への思いがひしひしと伝わったという事で4点を献上させていただきます。 追記として、女優陣、特にかたせ梨乃の色っぽさにもアッパレと言わせて頂きます。 Jin[CS・衛星(邦画)] 4点(2016-03-16 23:56:07)《改行有》 5. シシリアン(1969) 《ネタバレ》 アランドロンと言えば陰のある男と言うイメージで、実際そう云う役が多いと思います。 しかし今回は警官を二人も射殺している極悪非道の犯罪者の役でした。はっきり言って格好良すぎでそのようには見えないところが残念かな。 釣ったウツボを岩に叩きつけるシーンがあっても似合わない。 この役にはジャンマリアヴォロンテがピッタリだと思いながら鑑賞した次第です。 ところでストーリーは中々でした。作戦決行までの間が若干長い気もしましたが、アランドロンとリノバンチュラとの追いかけっこや、ジャンギャバンファミリーとの確執や関係も上手くまとめてあり良かったです。 皆様の言われる様にここぞというシーンでビョヨヨヨヨ〜ンという音は何かの意味があるのでしょうか。あれはきっと深い意味があるのでしょう。我々凡人にはわからない何かが。そう思いたいです。 Jin[CS・衛星(字幕)] 6点(2016-02-04 09:36:22)《改行有》 6. 終身犯 《ネタバレ》 予備知識なく始めての鑑賞でした。 先ず、バートランカスターとカールマルデンの演技に脱帽ですな。 全編、その殆どが刑務所内のシーンでしたが全く飽きることなく見られました。 理由はあるにしても2人を殺害した罪はゆるされませんが、その後の鳥への愛情を注ぐ主人公に罪の償いを感じることができ後味の良い作品でした。 しかし半世紀に渡る獄中生活を描くので仕方が無いかもそれませんが、時間の経過が解りづらい所が減点でした。ラストでアルカトラズから移送される時、内地に上陸しますが、その広々とした港のシーンは印象的ですな。 実話をテーマにした作品は私の好きなジャンルですが、この作品は私の中で上位に位置するものでした。[地上波(字幕)] 7点(2014-10-06 09:20:26)《改行有》 7. 自転車泥棒 《ネタバレ》 重たい映画でした。たんたんとただ事実のみを見つめるカメラがこの親子を捉えます。その中で主人公の父親は執念の自転車捜索をしますが普通なら子供は連れて歩かなくてもいいように思います。しかしこの映画にはこの親子がまたいいのも事実。ところでこの親子を演じた二人は素人だとのことですが、素晴らしい演技でしたよ。[CS・衛星(吹替)] 8点(2013-02-17 00:13:06) 8. 七人の侍 《ネタバレ》 今になってふと思いついての投稿ですが実はすでに十回ほど見てます。私のベスト1の映画です。リメイク版の「荒野の七人」も大好きですが本家のこちらは文句なし。楽しめる映画のすべての要素を盛り込んだ傑作だと思います。個々のキャラもまた魅力的です。[ビデオ(字幕)] 10点(2012-02-12 11:40:03) 9. しんぼる これって映画と言えるのでしょうか。あまりにお粗末なので怒りさえ感じたほどです。最低でした。[地上波(邦画)] 0点(2012-02-01 23:14:13)(良:1票)
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