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プロフィール |
コメント数 |
113 |
性別 |
男性 |
年齢 |
42歳 |
自己紹介 |
ラッセル・クロウのファンですが、ラッセル・クロウのファンというのは嘘です。 |
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1. シャッフル(2007)
タイムスリップ(正確にはタイムリープか?)を題材にしておきながら、ここまでシナリオが練れていないものも珍しい。あけすけな言い方になるけれど、正直、ここまで退屈させられるとは思わなかった。
それに主人公含め、登場人物がどうしようもない馬鹿ばかり。「いやいやいや、なんでだよ」と呆れ笑いさせられることもしばしばで、それに大仰な音の演出への失笑も加わるものだから、コメディでもないのに笑いっぱなしである。もちろん、それも眠くなってくるまでの間だが。
盛り上がりの配置も下手……というか、一度も盛り上がらないし、オチも弱い。あまり人に薦めたくはない一品。
敢えて褒める部分を探すとすれば、子役の無難な演技くらい。3点。[DVD(字幕)] 3点(2013-11-22 19:02:56)《改行有》
2. 死霊の盆踊り
この映画の見方を教えよう。まず、プレイヤーにこの映画のディスクをセットし、取りだし口をアロンアルファで接着する。これでそのプレイヤーは他の映画を見なくても良くなる。次にリモコンの「再生」以外のボタンをドライバーなどで壊す。「停止」と「早送り」は特に念入りに壊しておこう。あとは誰かに頼んで椅子に体を縛りつけてもらい(体の拘束方法は時計仕掛けのオレンジを参考にすると良いだろう)、ゆっくりと観賞するのだ。さあ、あなたも良き盆踊りライフを![DVD(字幕)] 0点(2012-12-09 15:36:51)(笑:2票)
3. 七人の侍
やたらに傑作扱いされているから、いっちょケチをつけてやろう・・・。そんな気持ちでレンタルしたのが中学二年生の時。そう、まさに「中二病」真っ盛りであった(笑)。だが結果は私の大敗。この映画はぞっとするほど緻密に完成されていた。緻密といっても、設定が作り込まれているとか、世界観の説明ができているとか、そういった退屈な類の緻密さではない。この映画の緻密だったのは、言わば映画の脈拍のコントロールだ。出来事やセリフが実に精密に、狙いすまして配置してある。これはもはや、努力で何とかなる分野ではない。天性の計算力と、ひょっとして(失礼な言い方になるが)少しの化学反応的偶然が絡み合って、やっと形になるものではないだろうか。この配置から生まれるリズムに、中学二年生の私は酔いしれた。べつに映画監督を目指しているわけでもないのに、まるで勉強でもするように繰り返し見て「なるほど、なるほど」と構成を頭に叩き込んだ。あの時間を学校の勉強にあてていれば、その学期のテストの点数も幾らか良くなっただろうに、アホなことをしていたものである。まあ、良い思い出だ。[DVD(邦画)] 10点(2012-12-09 15:04:29)
4. シェーン
ガンマンが出てくるからといって、興奮する作品とは限らない。この「シェーン」は前のめりにならず、ゆったりとした心持で楽しむタイプの映画である。
後ろめたさ、叶わぬ気持ち、友情、葛藤、自虐。それぞれのキャラクターたちの感情が、どれも淡く、さながら香りのように立ち上って混ざり合う。セリフや行動とキャラクターの本心が必ずしも一致しない、深みのある物語だ。
ただ、テンポはあまり良いとは言えない。景色も含めて楽しむのが正しい楽しみ方なのだろうが、自分はまだそういう映画の見方が未熟であるため、ところどころ退屈するところがあった。[DVD(字幕)] 7点(2012-12-09 13:35:36)《改行有》
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7 | 15 | 13.27% |
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8 | 19 | 16.81% |
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9 | 5 | 4.42% |
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10 | 2 | 1.77% |
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